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タイヤチェーンの購入時の注意点|タイヤサイズの確認を
タイヤチェーン購入時はサイズに注意

車のタイヤサイズに合っていないタイヤチェーンを選んでしまうと、雪道で性能を最大限に発揮しないばかりか、破損による事故の原因にもなります。 小さすぎればそもそも取り付けることができないため、購入したタイヤチェーンが無駄になってしまいます。反対に大きすぎると、車のボディに干渉して傷をつけたり、走行中に外れてしまったりする危険があります。 タイヤチェーンを購入する際は、自分の車のタイヤサイズにぴったりと合うものを選ぶことが大切です。
タイヤサイズは、タイヤの側面に書かれているので、簡単に確認することができます。 左からタイヤの幅(太さ)、偏平率、ラジアル構造、ホイール径を表しています。事前にタイヤサイズを確認しておけば、その情報をもとにぴったり合うタイヤチェーンをすぐに選ぶことができます。
サイズが適切か確認するポイント

タイヤチェーンのサイズが適切かどうか判断する際は、いくつかチェックすべきポイントがあります。タイヤチェーンには素材だけでも金属製、非金属性、布製があり、それぞれ利用すべき場面が異なります。 どのタイプのタイヤチェーンを選んだとしてもスムーズに装着できるように、サイズが適切かどうかを判断できるようになることは大切です。
タイヤハウスを確認する

タイヤチェーンを購入する際は、必ずタイヤハウスも確認する必要があります。 タイヤハウスとは、タイヤが取り付けられているスペースのことです。タイヤチェーンを購入する際は、タイヤと車体の隙間を確認しなければなりません。 この隙間は「クリアランス」と呼ばれ、適切なタイヤチェーンを選択する際の重要なポイントになります。 タイヤチェーンを取り付けても「十分なクリアランスが確保できるかどうか」ということが、タイヤチェーン選びでは非常に重要です。
クリアランスは、以下のポイントの重点的なチェックが必要です。
- ストラットとタイヤの内側肩部(ショルダー)の隙間
- タイヤトレッド部の頂点とフェンダーの隙間
- タイヤ外側肩部(ショルダー)とフェンダーエッジの隙間
- タイヤの外側肩部(ショルダー)とフェンダーの隙間
タイヤと車体の隙間を全体的に確認して、タイヤチェーンが問題なくクリアランスに入るものを選ぶことが大切です。クリアランスを確認しないままタイヤチェーンを装着すると、タイヤチェーンが車体に干渉する可能性が高くなります。 最悪の場合、タイヤハウスに入らず装着できないこともあるので、タイヤサイズだけでなくタイヤハウスも必ず併せて確認してください。
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- この記事の執筆者
- MOBY編集部 第2グループ