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キャンプやスキー場に行く方は注意!楽しいドライブもロードキルで一気に恐怖へ

ロードキルとは?

©ジュンイチ ササキ/stock.adobe.com

皆さんは「ロードキル」という言葉を聞いたことがありますか?ロードキルとは野生動物と車の接触事故を意味します。実はこのロードキル、年間で50,000件前後発生しているデータからも車を運転する方にとっては他人事ではありません。

仮に年間50,000件の野生動物との接触事故が発生したと仮定した場合、1時間あたり約6件ほどのロードキルが発生する事になります(1日あたり約137件)。

今回はこの「ロードキル」の発生する要因や回避方法、万が一発生させてしまった場合の対応方法などをお伝えします。

動物の種類にもよるが秋から冬にかけて増加する

©Biewer_Jürgen/stock.adobe.com

ではなぜロードキルが発生してしまうのでしょうか。対象となる動物によっては必ずしも当てはまるわけではありませんが、いくつかの要因をお伝えします。

動物の習性によるもの

動物の習性がロードキル発生の要因となってしまうようなケースも。例えば、鹿や猫といった夜目に強い動物は、夜の暗闇の中で物を見分けることができる半面(桿状体と呼ばれる視細胞が備わっているため)、強い光に照らされるとすぐには対応しきれず目がくらみ、その場に立ちすくむ事も多いそうです。

もし、鹿や猫などの夜目に強い動物と夜に遭遇した場合はヘッドライトなどを一度スモールランプなどに切り替える(後続車にはハザードランプで共有)といい、と山間部出身の方に聞いたことがあります。

時期によるもの

これから迎える冬にかけて、動物によっては親元から離れて独り立ちする時期に重なります。今までは知識と経験がある親と一緒に行動していたものの、新しい生活を求めて移動する子供がロードキルの被害に遭う事も。

また、餌が少なくなる冬に備えて活発に活動する時期でもあるこの季節は、特にロードキルの発生が増えると言えるでしょう。

ロードキルを避けるためには

©Wordley Calvo Stock/stock.adobe.com

では、どのようにすればロードキルを事前に回避する事が出来るのでしょうか。いくつかの対策方法をお伝えします。

  • 時間に余裕をもって出発・帰宅する
  • 動物注意の標識を意識して運転する
  • 状況に応じてハイビーム(走行用前照灯) を利用する
  • 夜から朝の時間帯は特に注意して走行する

時間に余裕を持つことが出来れば、急いで運転するような事がなくなり結果としてスピードの出し過ぎをする事がなくなります。また、標識は意識しつつハイビームなどを利用して自身の車を認識させるとともに、野生動物をいち早く発見できるようにしてください。

また、日の出まで採餌活動を行うタヌキなどは夜行性ですので、運転時には注意が必要です。

https://car-moby.jp/article/car-life/road-traffic-law-accident/dealing-with-road-kills/

ロードキルはどちらかというと、山間部など野生動物が多く生息しているエリアで発生する事が多く見られます。スキーやスノーボード、キャンプといったアウトドアの楽しい思い出が、ロードキルによって一気に塗り替えられる事がないよう、注意して運転してくださいね。

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新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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