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車のエンジンがかからない?マニュアル(MT)車のエンストの原因と対処法
目次
マニュアル(MT)車│エンジンがかからない原因・理由ベスト3
【第3位】バッテリーが死んでいる!
最近のバッテリーは性能が高く、メンテナンスフリーのものばかりとなりましたので、「バッテリーあがり」という言葉を知らない方も多いかと思います。40代より上の世代の方では、「バッテリーあがり」という言葉が懐かしく感じられるかもしれません。
キーを回してエンジンがうんともすんとも言わないとき。これは、まずバッテリーを疑ってください。
バッテリーそのもの故障というより、何らかの自然現象で、バッテリーに蓄電されていた電気が放電しきってしまった可能性が一番高いといえます。
そのほかの理由として、故障率は非常に低いのですが、セルモーター(エンジンをかけるときに回すモーター)そのものの故障、電気系統(特に、電子制御系)の故障の可能性があります。
【第2位】ハンドルロックが掛かっている!
車を停め、キーを抜いてからハンドルを一定の方向に回すと、防犯のため機械的にハンドルがロックされる機能がほとんどの車についています。
ハンドルロックが掛かってしまうと、キーそのものが回らなくなりますので、当然エンジンがかかりません。
【第1位】クラッチペダルを踏んでいない!
最近のマニュアル車(MT車)は、クラッチペダルを踏んでいないとエンジンがかからない仕組みになっています。
ギアが入っている状態でクラッチペダルを踏まずにエンジンを掛けると、エンジンをスタートさせるセルモーターの回転力がそのままタイヤまで伝わり、急発進してしまいます。
ひと昔前までのマニュアル車(MT車)では、この特性を逆手に使って、踏切などで車が止まってしまったときスターターを回して脱出する、という方法がありました。
しかし現在では、車の故障率が大幅に下がったことからその必要性はほとんどなくなってしまいました。
【番外編】 スマートキーの故障かバッテリーが切れた!
スマートキーを装備した車の場合、スマートキーが正常に動かないとエンジンのスタートボタンを押しても何も反応がなく、エンジンをかけることができません。
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...