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ナンバープレートの取得&登録方法|変更や再発行はできる?ご当地図柄入りナンバープレート最新情報も

地名や分類番号など、ナンバープレートにまつわる豆知識や、ご当地ナンバー&地方図柄入りナンバープレートについて解説します。希望ナンバーはどうやって取るの?新車じゃないけど図柄入りナンバープレートに交換できる?といった疑問にもお答え。ナンバープレートに関するハウツーをまとめています。

ナンバープレートの文字や色の意味は?

ナンバープレートとは個別の自動車を識別するために取り付けられた標識板の事で、「自動車登録番号票」というのが正しい名前です。自動車の登録場所、サイズ、使用用途などによって、文字や数字、色の割り振りルールが決まっています。同じナンバープレートをつけている車はありません。

地名

ナンバープレートの地名は管轄運輸支局・自動車検査場を表します。

多くは都道府県名が採用されますが、都道府県内に複数の運輸支局・自動車検査場がある場合は、管轄区域ごとの名前「品川」「練馬」などが採用されます。したがって、東京都には「東京」ナンバーはありません。

また、新たな管轄運輸支局・自動車検査場を設置しない場合でも、地域振興や観光振興等の観点から新たな地域名表示が認められています。

いわゆる「ご当地ナンバー」として、地域特性や経済圏などで一定のまとまりがあり、一般に広く認知された地域名「富士山」「世田谷」「越谷」などが採用されています。

また、「ご当地ナンバー(新たな地域名表示)」と「地方図柄入りナンバープレート」は混同されがちですが違うものです。地方図柄入りナンバープレートについてはこちらにまとめています。

分類番号

3ケタの番号は車両を分類するもので、サイズや用途によって以下の番号がランダムに割り振りされます。自分の希望する番号は選べません。

普通100番台普通貨物
普通200番台普通乗合
普通300番台普通乗用
小型400番台
600番台
小型貨物
小型500番台
700番台
小型乗用
特殊800番台特殊用途
特殊900番台大型特殊
特殊000番台大型特殊自動車で建設機械

ひらがな

ひらがなも車両を分類するもので、用途によって以下のひらがながランダムで割り振りされます。自分の希望するひらがなは選べません。

また、駐留軍人用車両はひらがなのほか、アルファベットも用いられています。

事業用あいうえお かきくけこ
自家用さしすせそ たちつてと
なにぬねの はひふへほ
まみむめも やゆ らりる
貸し渡用(レンタカー)わ れ
駐留軍人用車両よ(またはEHKMTY)

なお、ひらがなは全てが使用されているわけではなく、「お・し・へ・ん」の4文字は除外されます。 ちなみに、使用除外のひらがなは「推し変」と覚えておくことができます。

使えない文字・その1「お」

「お」はすでに使われている「あ」にフォルムが似ていて見間違える可能性があるということで、代用として「を」が使われています。

ちなみに「あ」と「お」に関しては見間違えやすいとされるのに、同じく似ている「ぬ」と「め」はなぜ両方使用されているのか、という声もあります。

使えない文字・その2「し」

「し」は死を連想させるので、縁起が悪いということだそうです。

使えない文字・その3「ん」

「ん」は縁起も悪くなければ、他に見た目の似ている文字もないのですが、声に出して読みにくいということだそうです。例えば、「お車の移動をお願いします。ナンバーは“ん”」といったときに、読みにくい・聞き取りにくい、とのこと。

使えない文字・その4「へ」

「へ」は縁起も悪くないし、他に似ている文字もありません。理由は諸説あり、「屁」を連想させて不潔である、「屁」は「排気ガス」をイメージさせるというものです。

数字

4つの数字は登録時に割り振りされます。必ずしも4ケタであるわけではなく、「・111」「・・11」「・・・1」のように、先頭に「・(ゼロの代わり)」が3つまでつくことがあります。

好きな番号を指定できる「希望ナンバー」

通常の登録方法に従うと指定番号となり番号がランダムで割り振りされますが、自分の希望する番号を申請することができます。

たとえば、聖書で聖なる数字とされている「358」や、語呂合わせの「1122(いい夫婦)」など、番号にメッセージ性をもたせることもできます。

しかし希望番号には、「・777」や「8888」などの人気番号が存在し、分類番号やひらがなとの組み合わせたとしても、希望者全てに同じ番号を与えると全く同じ表記のナンバープレートになってしまうおそれがあります。

これを防ぐため、人気の希望ナンバーは抽選制となっています。登録車の台数が多い地方名でゾロ目のナンバーをつけている車などは、高倍率を勝ち抜いた運のよい人といえます。

ナンバープレートは、主に「自家用車」か「営業用車」かの違いで、 白、黄、緑、黒、青に色分けされています。

白ナンバー(白地に緑文字)

自家用自動車用のナンバープレート(白ナンバー)

白ナンバーは自家用自動車、商用車用で、街中でもよく目にする色のナンバープレートです。

黄色ナンバー(黄色地に黒文字)

軽自動車ナンバープレート(黄色ナンバー)

黄色ナンバーは自家用軽自動車、軽商用車(いずれも排気量が600cc以下)用です。普通自動車より少し小さめのサイズで、封印(ナンバープレートを止めるボルトの上にするアルミ製の蓋)はありません。

緑ナンバー(緑地に白文字)

事業用ナンバープレート(緑ナンバー)

緑ナンバーは営業用車用です。主にタクシーやバス、トラックに取り付けられています。普通自動二輪車と大型自動二輪車(250cc以上)は白枠がつきます。

黒ナンバー(黒地に黄色文字)

営業用軽自動車ナンバープレート(黒ナンバー)

黒ナンバーは営業用軽自動車用です。軽トラック、ワゴン車など(宅配便車など)に取り付けられていて、緑ナンバーより小さめのサイズで封印はありません。

青ナンバー(青地に白文字)

青ナンバーは外務省用車(外交団用、外交団大公使館、代表部用)で、青地に白文字です。逆の白地に青文字は領事だん用です。日本の道交法上の交通違反は適用外、自動車税免除となります。

【豆知識】「営業車」と「商用車」の違いとは?

運送業や運搬業など、“運ぶことを業務”としている自動車は「営業車」に該当します。一般的に“緑ナンバー“と呼ばれる車です。運送用のトラックや路線バス、観光バス、タクシーや霊柩車などが該当します。

一方、“自らが働く車“の場合は「商用車」となり、“白ナンバー”扱いです。社名のついた営業用の車も、運搬することで商売が成り立つのでなく、単なる自社の製品を運ぶ場合には「自家用車」の扱いなのでこちらも白ナンバーです。

消防車や救急車、コンクリートミキサー車、キッチンカーなどが該当します。

工事現場のトラックや配送用トラックはどっち?

工事現場でよく見かけるトラックやダンプカーには、白ナンバーと緑ナンバーの両方を見かけることがあります。この場合は「工事会社が自社で使っている車か下請けに運搬を依頼している車か」で判断できます。

工事会社より廃材や資材の運搬を依頼されている下請け業者は、「責任を持って廃材や資材を確実に届ける」という運送業での商売が成り立つため、緑ナンバーでの営業をしなければなりません。

工事会社が自社のトラックを使う場合、その商売は発生しないので白ナンバーです。

自動車のナンバープレートは変更できる?

今のナンバーを変更したい、別のデザインのナンバープレートに変更したい場合は、運輸支局や軽自動車検査協会でナンバープレートを変更することができます。

注意したいのが、ナンバープレートの変更とはつまり車検証も変更することになること、古いナンバープレートは返却する必要があることです。

ナンバープレートを変更したら任意保険なども登録変更を

ナンバープレートを変更すると、4ケタの番号以外の情報(分類番号やひらがななど)も変更されます。つまり車検証自体が新しくなるので、ナンバープレート変更後は、古い車検証情報が登録されているものを全て更新する必要があります。

特に、任意保険は車検証情報を必ず変更しておきましょう。

車で手続きしに行こう。古いナンバープレートはその場で返却

運輸支局や軽自動車検査協会などで手続きが完了すると新しいナンバープレートをもらえます。古いナンバープレートは返却する必要があるため、運輸支局や軽自動車検査協会にはナンバープレート変更を行う車で向かうのがセオリーです。

古いナンバープレートを外し、その場で返却。新しいナンバープレートを取り付けて帰るのが最もスムーズです。

ナンバープレート変更に必要な書類

現在の車検証とナンバープレート

ナンバープレートを変更する車の車検証とナンバープレートが必要です。前述の通り、運輸支局や軽自動車検査協会にはナンバープレート変更を行う車で向かいましょう。

使用者の印鑑

個人の場合は認印あるいは署名、法人の場合は代表者印または署名が必要です。運輸局内で記載する書類で書き間違いがあった場合、訂正印が必要ですので印鑑はあると便利でしょう。

自動車検査証記入申請書、 自動車税申告書、 手数料納付書

自動車検査協会の事務所で入手、記載します。

【希望ナンバーに変更するとき】希望番号の予約済証

希望ナンバーに変更したい場合は、希望番号予約センターより発行された予約済証が必要です。人気のナンバーに変更となると抽選となります。抽選は毎週月曜日に行われ、ネットで照会もできます。希望ナンバーの申請についてはこちらをご覧ください。

【車検証の住所を変更するとき】住民票、車庫証明書

引っ越しなどで管轄する運輸支局が変わる場合は、車検証の住所変更手続きが必要です。引っ越し時の車庫証明の再取得についてはこちらをご覧ください。

オリンピックナンバーや地方図柄入りプレートに変更する場合は注意!

オリンピックナンバーや地方図柄入りナンバープレートといった、「図柄ナンバー」は、運輸支局や自動車検査協会窓口での申し込みや申請ができません。図柄ナンバー申込サービスから申し込みおよび支払いが必要となりますので、上の手続きとは異なります。

地方図柄入りプレートへの変更方法についてはこちらをご覧ください。

希望ナンバープレートとは?

希望ナンバープレートとは、自動車のナンバープレートにユーザーが希望する番号を付けることが出来る制度のことです。正式には「希望番号制度」と呼びます。

ユーザーが選べる番号は、ナンバープレートに一番大きく記されている4桁の数字になります。

希望ナンバープレートの特徴

希望ナンバープレートは、分類番号(地名の横の数字)の下2ケタが30~99(4・5・8ナンバーは30~79)になっています。

また、ナンバーについても陸運局でランダムで割り振る際には「49」「42」などの縁起が悪いものは省くのですが、希望ナンバーでは自由に選択が可能です。

人気な番号は抽選になることも

希望ナンバープレートでは「7」や「1122」などの数字は人気ナンバーとされ、抽選となる場合があります。抽選は1週間に1回行われ、抽選に漏れた場合はそのナンバーでの登録はできません。番号を変えるか、再度抽選に申し込んで当選するまで粘るといった選択肢があります。

希望ナンバーの取得方法や人気の希望ナンバーについては以下をご覧ください。

ナンバプレート変更は代行に任せてもいい?

ナンバープレート変更は代行センターに手続きを代行してもらうことができます。運輸支局や軽自動車検査協会は平日しか対応してくれないため、平日に時間が取れない方は代行センターの利用がおすすめです。また、書類の用意に不安がある方も、代行センターを利用すれば安心です。

ナンバープレートの変更のみ、住所変更+ナンバープレート変更、図柄入りプレートへの変更など、コースによりますが料金は20,000円~30,000円ほど。自分の住んでいる地域や管轄する陸運支局の近くの代行センターを検索してみましょう。

ナンバープレートを盗まれたらどうすればいい?

ナンバープレートは、全ての文字・数字が読み取りできる状態であれば、同じものを再発行してもらえます。ナンバープレートが前後2枚とも盗まれた場合、同一番号での再発行はできません。番号変更の手続きが必要です。

ナンバープレートを盗まれた場合は、以下の手順で手続きを行います。

1.盗難届を提出

ナンバープレートの盗難にあったら、すみやかに警察署へ盗難届を提出しましょう。また、ナンバープレートが盗まれた(=付いていない)車では公道を走ることはできませんので、レッカー車を呼んで移動してください。

盗難届を申請すると受理番号が発行されます。受理番号はナンバープレート再発行時に必要となりますので、メモをとったりスマートフォンで撮影したりして保存してください。

2.ナンバープレートの再発行申請

ナンバープレートの再発行申請は、各管轄区域の運輸支局または陸運局にて、車両の所有者または使用者が行います。

再発行には元のナンバープレートの返納が必須です。盗難の場合は返納ができませんので、番号変更手続き後、新たな番号で再発行されます。

ナンバープレートの種類によりますが、通常、再交付の費用は前後合わせて約2,000円です。そのほか、100円程度の申請料(もしくは手数料)が発生します。

ナンバープレート代は都道府県によって若干の価格差がありますので、詳しくは管轄の運輸支局・軽自動車検査協会などに問い合わせて確認してください。

3.【後日】ナンバープレートの受け取り、返却

新しいナンバープレートは申請したその日には発行されません。4~5平日後に再度 運輸支局または陸運局、軽自動車検査協会へ受け取りに行きましょう。

なお、車両を持ち込む場合は運搬車両を手配するか、仮ナンバーを手配して持ち込みます。ただし軽自動車・バイクの場合は車両の持ち込みは不要です。

ナンバープレートの盗難にも自動車保険は適用されるが…

ナンバープレート盗難には車両保険が使えますが、保険を使うことで翌年の保険等級が下がり、保険料が上がるので、おすすめしません。

ナンバープレート再交付の費用は約2,000円。 車両保険の免責を設定している方はそもそも保険がつかえない金額です。

なお、ナンバープレートの再交付によって登録番号が変わった場合は、保険会社に連絡して変更手続きが必要です。

ナンバープレートを再発行するには?

同一ナンバーで再発行する場合

ナンバープレートの文字・数字が認識しづらい状態(ハゲ・折れ曲がり・破損・汚損など)でも、すべての文字・数字が読み取ることが可能で、前後2枚のナンバープレートが返納できる場合は「同じナンバー」でナンバープレート1枚もしくは2枚の再発行が可能です。

必要書類

書類入手先軽自動車普通自動車
1)車検証写し
2)番号標再交付申請書軽自動車検査協会
2)自動車登録番号標再交付申込書陸運局
3)ナンバープレート古いナンバープレート(2枚)

手続きの流れ

  1. 上記表の書類 2)を記載し、1)と一緒に窓口に提出する
  2. 承認を受けた1)、2)を交付代行者窓口へ提出し「交付手数料」を支払う(交付代行者窓口は支局・登録事務所に隣接しています)
  3. 交付代行者より「自動車登録番号標再交付引換証」を受け取る
  4. 後日、交付可能期間中に交付代行者へ「自動車登録番号標再交付引換証」と3)返納するナンバープレートを持参し、新しいナンバープレートを受け取る

普通自動車にはリアのナンバープレートに封印が必要なので、新しいナンバープレートを取り付けた後に陸運局で封印作業をする必要があります。

軽自動車は封印がありませんのでナンバープレートを取り付けて完了です。

新しいナンバーでの再発行

ナンバープレートを紛失・盗難、毀損(きそん)し、2枚のナンバープレートが返納できない場合は、番号を変更して新しいナンバーで再発行します。

新しいナンバーの再発行では4ケタの数字を希望ナンバー制を利用してナンバーを選ぶことが可能です。

必要書類

書類入手先軽自動車普通自動車
1)車検証写し
2)番号標再交付申請書軽自動車検査協会
2)自動車登録番号標再交付申込書陸運局
3)ナンバープレート古いナンバープレート(2枚)
書類入手先軽自動車普通自動車
4)車検証
5)理由書(車輛番号標等未処分理由書)ダウンロード可
6)軽自動車税申告書軽自動車検査協会
6)自動車税申告書陸運局
7)自動車検査証記入申請書軽自動車検査協会
7)手数料納付書陸運局

理由書とは、返納できない旨および警察署名・届出日・受理番号の記載、所有者または使用者の記名および押印もしくは署名がされているもの。

盗難の場合は、事前に警察署に届けて証明書を発行してもらい、「届出警察署」「届出年月日」「受理番号」を理由書に記載します。

手続きの流れ

  1. 上記表の書類 2)を記載し、1~7)と一緒に窓口に提出する
  2. 承認を受けた1)、2~7)を交付代行者窓口へ提出し「交付手数料」を支払う(交付代行者窓口は支局・登録事務所に隣接しています)
  3. 交付代行者より「自動車登録番号標再交付引換証」を受け取る
  4. 普通自動車の場合リアのナンバープレートを封印するために対象車を持ち込む際は、仮ナンバーか運搬車を手配しておく
  5. 後日、交付可能期間中に交付代行者へ「自動車登録番号標再交付引換証」と新しいナンバープレートを受け取る

ナンバープレートの再発行にはどれくらいの期間が必要?

ナンバープレートは、再発行申請が受理された後に1枚ずつ注文製作しますので、製作には「ペイント」で4〜5営業日(土日・祝日は除く)、「字光式」で7営業日程かかります。余裕をもって申請しましょう。

また、ナンバープレート再発行の際も代行サービスが利用できます。細についてはインターネットで検索すれば、すぐに見つけることができますので、近くで利用できる代行サービスを探しましょう。

盗難防止用グッズでナンバープレートを守ろう

ナンバープレートの盗難対策として、専用の盗難防止グッズが販売されています。その代表が「盗難防止ボルト」と呼ばれるもの。ナンバープレートを止める専用の防犯ボルトです。

セキュリティボルトは頭部が独自の形状になっているため、専用の工具でないと外すことが難しく、ボルトヘッドが薄型のものもありペンチでも緩め難いのが特徴です。

通常のボルトだと、駐車場に少しの間車を停めていたらあっという間に…ということもありますので、ボルトを防犯専用のものに変えるだけでも効果は期待できます。

ナンバープレートが盗難される理由とは?

盗難されたナンバープレートは、盗難車に付けられることが多いと言われています。盗んだ車を売る場合、国内で売ってもすぐに足がついてしまう、海外では日本車が高値で取引されているなどの理由から、国外へ輸出することがあります。その際に、盗難車を輸出するため車を港まで運ばなければいけません。

盗難車の輸送時、そのままのナンバーでは足が付きやすいため、ナンバープレートを盗み、それを使って新しいナンバープレートを作るそうです。また、盗んだナンバープレートを盗難車に付けて犯罪に利用することで、警察の捜査を遅らせるために使われているとも言われています。

地方図柄入りナンバープレートとは?

地方図柄入りナンバープレート

地方図柄入りナンバープレートとは、ナンバープレートの「地域名」が、その車が登録・使用されるエリアであることにちなんで、名産品や景勝地のイラストをデザインした特別なナンバープレートです。地域名が「ご当地名」ではない場合も地方図柄入りナンバープレートを選べる場合があるため、いわゆる「ご当地ナンバー」と「地方図柄入りナンバー」は区別されます。

しかし、地方図柄入りナンバープレートが導入された背景は、ご当地ナンバーの普及も一役買っています。陸運支局のあるエリア名以外の地域特性を表したご当地名が採用されるようになったことで、ナンバープレートに図柄を入れることで、さらに自治体をアピールできないかという願いがあったためです。

地方図柄入りナンバープレートは2018年10月1日から交付されています。

ご当地ナンバーとの違い

地方図柄入りナンバープレートは、ご当地ナンバーを採用していない自治体でも導入しているケースがあります。そういった意味で「ご当地ナンバー」と「地方図柄入りナンバー」は区別されています。

例えば、奈良県には「奈良ナンバー」と「飛鳥ナンバー」があり、どちらも地方図柄入りナンバープレートを選択することができます。しかし、ご当地ナンバー(地域特性や経済圏などで一定のまとまりがあり、一般に広く認知された地域名)は「飛鳥」となります。

地方図柄入りナンバープレート一覧

北海道エリアの地方図柄入りナンバープレート

北海道
「知床」
知床の雄大な自然北海道別海町など
北海道
「苫小牧」
ウトナイ湖とアイスホッケーの街北海道苫小牧市

東北エリアの地方図柄入りナンバープレート

青森県
「弘前」
弘前城・桜色のお堀と岩木山 青森県弘前市・西目屋村
岩手県
「盛岡」
不来方の風岩手県盛岡市など
岩手県
「岩手」
銀河鉄道の夜岩手県宮古市など
岩手県
「平泉」
世界文化遺産「平泉」岩手県一関市など
宮城県
「仙台」
伊達政宗公と仙台七夕まつり 宮城県仙台市
福島県
「白河」
春の小峰城 福島県白河市など
山形県
「山形」
さくらんぼの里山形県山形市など
山形県
「庄内」
稲穂の波と鳥海山山形県鶴岡市など

関東エリアの地方図柄入りナンバープレート

茨城県
「土浦」
帆引き船、花火茨城県土浦市など
茨城県
「つくば」
筑波山茨城県つくば市など
群馬県
「前橋」
赤城山群馬県前橋市など
埼玉県
「越谷」
ガーヤちゃん、南越谷阿波踊り埼玉県越谷市
千葉県
「成田」
飛行機が飛ぶ街千葉県成田市など
千葉県
「柏」
手賀沼千葉県柏市など
千葉県
「船橋」
梨とアンデルセン公園千葉県船橋市
千葉県
「市原」
菜の花と桜と里山トロッコ千葉県市原市
千葉県
「松戸」
松戸の風景千葉県松戸市区域内
千葉県
「市川」
市川の梨と街と江戸川千葉県市川市
東京都
「世田谷」
多摩川とサギソウ東京都世田谷区
東京都
「江東」
東京ゲートブリッジ 東京都江東区
東京都
「葛飾」
菖蒲・川・カワセミ東京都葛飾区
東京都
「板橋」
躍動感溢れるカラフルな木・花・鳥東京都板橋区

中部エリアの地方図柄入りナンバープレート

山梨県
「富士山」
富士山山梨県富士吉田市など
新潟県
「新潟」
萬代橋、トキ新潟県新潟市など
新潟県
「長岡」
長岡花火新潟県長岡市など
新潟県
「上越」
上杉謙信と桜新潟県上越市など
富山県
「富山」
立山連峰富山県全域
石川県
「金沢」
雪つり梅鉢紋石川県金沢市など
石川県
「石川」
白山能登の里海の波石川県加賀市など
福井県
「福井」
恐竜福井県全域
静岡県
「富士山」
雄大な富士と豊かな田園静岡県富士宮市など
愛知県
「豊田」
豊田スタジアムとグランパスくんファミリー愛知県豊田市
愛知県
「春日井」
道風くんとサボテンキャラクター愛知県春日井市

近畿エリアの地方図柄入りナンバープレート

三重県
「伊勢志摩」
吹き行く魅力三重県伊勢市など
三重県
「四日市」
輝く四日市三重県四日市
滋賀県
「滋賀」
琵琶湖滋賀県全域
京都市
「京都」
花紋様天橋立・五重塔京都府全域
奈良県
「奈良」
桜、紅葉奈良県奈良市など
奈良県
「飛鳥」
朱雀奈良県田原本町など

中国エリアの地方図柄入りナンバープレート

鳥取県
「鳥取」
砂丘、大山、梨鳥取県全域
島根県
「出雲」
八岐大蛇島根県出雲市など
広島県
「福山」
広島東洋カープ広島県福山市など
山口県
「下関」
下関のランドマーク山口県下関市
山口県
「山口」
秋吉台、錦帯橋山口県山口市など

四国エリアの地方図柄入りナンバープレート

徳島県
「徳島」
阿波おどり徳島県全域
香川県
「香川」
瀬戸内海、オリーブ香川県全域
愛媛県
「愛媛」
みきゃん愛媛県全域
高知県
「高知」
はりまやばし、カツオ高知県高知市など
高知県
「高松」
高松港から屋島を望む高知県高松市

九州エリアの地方図柄入りナンバープレート

長崎県
「長崎」
ステンドグラス長崎県長崎市など
長崎県
「佐世保」
ステンドグラス長崎県佐世保市など
熊本県
「熊本」
くまモン熊本県全域
大分県
「大分」
温泉大分県全域
宮崎県
「宮崎」
ひなたと海宮崎県全域
鹿児島県
「鹿児島」
桜島鹿児島県鹿児島市など

地方図柄入りナンバープレートの取得方法・料金

取得申込はwebから!取得条件はなく誰でも申請可能

取得申込はwebから行うことができます。「自動車(自家用・事業用)」と「軽自動車(自家用)」を持っている方なら誰でも取得可能です。「軽自動車(事業用)」および「バイク(二輪車)」は対象外となります。

今までのナンバーを継続して使いたい場合は、番号やひらがなはそのままにプレートだけを交換する「交換申込」を行います。今のナンバープレートに汚れや破損がなくても交換してもらえます。

対して、ナンバーを変更したい場合や、新車購入時に地方図柄入りナンバープレートを付けたい場合は「希望番号申込」を行います。

いずれも、webから申込み後、交付手数料や寄付金の支払いを行ってからナンバープレートが交付されるかたちになります。おおまかな流れは以下のとおりです。

  1. 「図柄ナンバー申込サービス」のwebサイトから申し込む
  2. 交付手数料や寄付金を支払う
  3. 入金確認メール受信後、1ヶ月以内に運輸支局などでナンバーを届け出る
  4. 予約センターにてナンバープレートを受け取る

申し込みwebサイト内に「交換申込」および「希望番号申込」の詳しい流れが掲載されていますので、あわせてご確認ください。

図柄ナンバー申込サービス【社団法人 全国自動車標板協議会HP】

申し込みに必要な費用はおよそ1万円

中型(小型・普通自動車)大型(主に大型自動車)
寄付金なし7,000円~9,200円程度10,400円~15,500円程度
寄付金あり上記金額に+1,000円~(上限なし)上記金額に+1,000円~(上限なし)

上表のように、地方図柄入りナンバープレートの申し込みに必要な費用(交付手数料)は、「中型(小型・普通自動車)」と「大型(主に大型自動車)」によって異なります。また、地域によっても交付手数料は異なります。

一般的家庭の自家用車(軽自動車および普通車)であれば1万円程度。寄付金を支払う場合はフルカラー、支払わない場合はモノクロのプレートとなります。寄付金は1,000円から支払うことができ、上限はありません。

例えば、普通自動車で東京都世田谷区の「世田谷ナンバー(フルカラー)」を取得する場合は、中型 交付手数料 7,300円+寄付金 1,000円=8,300円が必要となります。

申し込みに必要な書類

  1. 車検証 ★
  2. 自動車登録番号標交換申請書(webサイトからダウンロード) ★
  3. 所有者の委任状 ※所有者の認印の押印があるもの
  4. 希望番号予約済証(希望番号予約センターにて受取)
  5. 手数料納付書(運輸支局窓口で配布)
  6. 自動車税申告書(運輸支局に隣接する税事務所で配布)
  7. 申請書[第3号様式](運輸支局窓口で配布)

※「変更申込」の場合は★のみでOK

※3の委任状は、所有者本人が申請を行う場合は不要

なお、ナンバープレートを紛失・盗難などで返納できない場合など、別途書類が必要なケースもありますので、自身で必ず確認をお願いします。

【まとめ】ご当地ナンバー・地方図柄入りナンバープレートには問題点も

ご当地ナンバーは、特定の地域の登録台数が一定数担保できる見通しがたった場合、申請が承認されて誕生します。よって、そのエリアへのご当地ナンバー導入が決定すると、エリア内の新規登録車はすべてそのご当地ナンバーが強制的に採用されることになります。

このことが、望まないかたちでドライバーの個人情報を晒す結果になっているのではということで、昨今問題視されています。

ご当地ナンバーを付けている車は、都道府県名ナンバーに比べてドライバーの居住エリアがより明確に分かってしまいます。地域のブランド性アピールが裏目に出たことで、ネット上では「世田谷ナンバーは車上荒らしに遭いやすい」といった噂まで流れたこともあります。真偽のほどは定かではありませんが、悪意を持った人間にも所有者・使用者像を特定する手がかりを与えてしまっていることは否めないでしょう。

さらに、昨今ではコロナ禍により、他県ナンバーの車への嫌がらせ、いわれのない通報、あおり運転などが相次いでいることが問題にもなっています。いわゆる自粛警察が他県ナンバー排斥に乗り出すのも「自分の地域とは異なる地域名の車」という、わかりやすい攻撃指標ができてしまっているためともいえます。

地域の活性化をはかるためのご当地ナンバーや地方図柄入りナンバープレートが、車の所有者・使用者に不利益を被るかたちになっていないか再度検討が必要との声もあり、今後の展開がどうなるか気になるところです。

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この記事の執筆者
MOBY編集部

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