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ご当地図柄入りナンバープレートとは?各都道府県のデザインと取得方法

ご当地ナンバー&地方図柄入りナンバープレートについて解説します。

地方図柄入りナンバープレートとは?

地方図柄入りナンバープレート

地方図柄入りナンバープレートとは、ナンバープレートの「地域名」が、その車が登録・使用されるエリアであることにちなんで、名産品や景勝地のイラストをデザインした特別なナンバープレートです。地域名が「ご当地名」ではない場合も地方図柄入りナンバープレートを選べる場合があるため、いわゆる「ご当地ナンバー」と「地方図柄入りナンバー」は区別されます。

しかし、地方図柄入りナンバープレートが導入された背景は、ご当地ナンバーの普及も一役買っています。陸運支局のあるエリア名以外の地域特性を表したご当地名が採用されるようになったことで、ナンバープレートに図柄を入れることで、さらに自治体をアピールできないかという願いがあったためです。

地方図柄入りナンバープレートは2018年10月1日から交付されています。

ご当地ナンバーとの違い

地方図柄入りナンバープレートは、ご当地ナンバーを採用していない自治体でも導入しているケースがあります。そういった意味で「ご当地ナンバー」と「地方図柄入りナンバー」は区別されています。

例えば、奈良県には「奈良ナンバー」と「飛鳥ナンバー」があり、どちらも地方図柄入りナンバープレートを選択することができます。しかし、ご当地ナンバー(地域特性や経済圏などで一定のまとまりがあり、一般に広く認知された地域名)は「飛鳥」となります。

地方図柄入りナンバープレート一覧

北海道エリアの地方図柄入りナンバープレート

北海道
「知床」
知床の雄大な自然北海道別海町など
北海道
「苫小牧」
ウトナイ湖とアイスホッケーの街北海道苫小牧市

東北エリアの地方図柄入りナンバープレート

青森県
「弘前」
弘前城・桜色のお堀と岩木山 青森県弘前市・西目屋村
岩手県
「盛岡」
不来方の風岩手県盛岡市など
岩手県
「岩手」
銀河鉄道の夜岩手県宮古市など
岩手県
「平泉」
世界文化遺産「平泉」岩手県一関市など
宮城県
「仙台」
伊達政宗公と仙台七夕まつり 宮城県仙台市
福島県
「白河」
春の小峰城 福島県白河市など
山形県
「山形」
さくらんぼの里山形県山形市など
山形県
「庄内」
稲穂の波と鳥海山山形県鶴岡市など

関東エリアの地方図柄入りナンバープレート

茨城県
「土浦」
帆引き船、花火茨城県土浦市など
茨城県
「つくば」
筑波山茨城県つくば市など
群馬県
「前橋」
赤城山群馬県前橋市など
埼玉県
「越谷」
ガーヤちゃん、南越谷阿波踊り埼玉県越谷市
千葉県
「成田」
飛行機が飛ぶ街千葉県成田市など
千葉県
「柏」
手賀沼千葉県柏市など
千葉県
「船橋」
梨とアンデルセン公園千葉県船橋市
千葉県
「市原」
菜の花と桜と里山トロッコ千葉県市原市
千葉県
「松戸」
松戸の風景千葉県松戸市区域内
千葉県
「市川」
市川の梨と街と江戸川千葉県市川市
東京都
「世田谷」
多摩川とサギソウ東京都世田谷区
東京都
「江東」
東京ゲートブリッジ 東京都江東区
東京都
「葛飾」
菖蒲・川・カワセミ東京都葛飾区
東京都
「板橋」
躍動感溢れるカラフルな木・花・鳥東京都板橋区

中部エリアの地方図柄入りナンバープレート

山梨県
「富士山」
富士山山梨県富士吉田市など
新潟県
「新潟」
萬代橋、トキ新潟県新潟市など
新潟県
「長岡」
長岡花火新潟県長岡市など
新潟県
「上越」
上杉謙信と桜新潟県上越市など
富山県
「富山」
立山連峰富山県全域
石川県
「金沢」
雪つり梅鉢紋石川県金沢市など
石川県
「石川」
白山能登の里海の波石川県加賀市など
福井県
「福井」
恐竜福井県全域
静岡県
「富士山」
雄大な富士と豊かな田園静岡県富士宮市など
愛知県
「豊田」
豊田スタジアムとグランパスくんファミリー愛知県豊田市
愛知県
「春日井」
道風くんとサボテンキャラクター愛知県春日井市

近畿エリアの地方図柄入りナンバープレート

三重県
「伊勢志摩」
吹き行く魅力三重県伊勢市など
三重県
「四日市」
輝く四日市三重県四日市
滋賀県
「滋賀」
琵琶湖滋賀県全域
京都市
「京都」
花紋様天橋立・五重塔京都府全域
奈良県
「奈良」
桜、紅葉奈良県奈良市など
奈良県
「飛鳥」
朱雀奈良県田原本町など

中国エリアの地方図柄入りナンバープレート

鳥取県
「鳥取」
砂丘、大山、梨鳥取県全域
島根県
「出雲」
八岐大蛇島根県出雲市など
広島県
「福山」
広島東洋カープ広島県福山市など
山口県
「下関」
下関のランドマーク山口県下関市
山口県
「山口」
秋吉台、錦帯橋山口県山口市など

四国エリアの地方図柄入りナンバープレート

徳島県
「徳島」
阿波おどり徳島県全域
香川県
「香川」
瀬戸内海、オリーブ香川県全域
愛媛県
「愛媛」
みきゃん愛媛県全域
高知県
「高知」
はりまやばし、カツオ高知県高知市など
高知県
「高松」
高松港から屋島を望む高知県高松市

九州エリアの地方図柄入りナンバープレート

長崎県
「長崎」
ステンドグラス長崎県長崎市など
長崎県
「佐世保」
ステンドグラス長崎県佐世保市など
熊本県
「熊本」
くまモン熊本県全域
大分県
「大分」
温泉大分県全域
宮崎県
「宮崎」
ひなたと海宮崎県全域
鹿児島県
「鹿児島」
桜島鹿児島県鹿児島市など

地方図柄入りプレートやオリンピックナンバーに変更する際に注意すること

地方図柄入りプレートやオリンピックナンバーといった、「図柄ナンバー」は、運輸支局や自動車検査協会窓口での申し込みや申請ができません。図柄ナンバー申込サービスから申し込みおよび支払いが必要となります。

通常のナンバープレート変更の流れに関してはこちらの記事で詳しく解説しています。

希望ナンバーにしたい場合

自分の好きなナンバーを取得できる希望ナンバーを申請したい場合は、こちらの記事で詳しく説明しています。

地方図柄入りナンバープレートの取得方法・料金

取得申込はwebから!取得条件はなく誰でも申請可能

取得申込はwebから行うことができます。「自動車(自家用・事業用)」と「軽自動車(自家用)」を持っている方なら誰でも取得可能です。「軽自動車(事業用)」および「バイク(二輪車)」は対象外となります。

今までのナンバーを継続して使いたい場合は、番号やひらがなはそのままにプレートだけを交換する「交換申込」を行います。今のナンバープレートに汚れや破損がなくても交換してもらえます。

対して、ナンバーを変更したい場合や、新車購入時に地方図柄入りナンバープレートを付けたい場合は「希望番号申込」を行います。

いずれも、webから申込み後、交付手数料や寄付金の支払いを行ってからナンバープレートが交付されるかたちになります。おおまかな流れは以下のとおりです。

  1. 「図柄ナンバー申込サービス」のwebサイトから申し込む
  2. 交付手数料や寄付金を支払う
  3. 入金確認メール受信後、1ヶ月以内に運輸支局などでナンバーを届け出る
  4. 予約センターにてナンバープレートを受け取る

申し込みwebサイト内に「交換申込」および「希望番号申込」の詳しい流れが掲載されていますので、あわせてご確認ください。

図柄ナンバー申込サービス【社団法人 全国自動車標板協議会HP】

申し込みに必要な費用はおよそ1万円

中型(小型・普通自動車)大型(主に大型自動車)
寄付金なし7,000円~9,200円程度10,400円~15,500円程度
寄付金あり上記金額に+1,000円~(上限なし)上記金額に+1,000円~(上限なし)

上表のように、地方図柄入りナンバープレートの申し込みに必要な費用(交付手数料)は、「中型(小型・普通自動車)」と「大型(主に大型自動車)」によって異なります。また、地域によっても交付手数料は異なります。

一般的家庭の自家用車(軽自動車および普通車)であれば1万円程度。寄付金を支払う場合はフルカラー、支払わない場合はモノクロのプレートとなります。寄付金は1,000円から支払うことができ、上限はありません。

例えば、普通自動車で東京都世田谷区の「世田谷ナンバー(フルカラー)」を取得する場合は、中型 交付手数料 7,300円+寄付金 1,000円=8,300円が必要となります。

申し込みに必要な書類

  1. 車検証 ★
  2. 自動車登録番号標交換申請書(webサイトからダウンロード) ★
  3. 所有者の委任状 ※所有者の認印の押印があるもの
  4. 希望番号予約済証(希望番号予約センターにて受取)
  5. 手数料納付書(運輸支局窓口で配布)
  6. 自動車税申告書(運輸支局に隣接する税事務所で配布)
  7. 申請書[第3号様式](運輸支局窓口で配布)

※「変更申込」の場合は★のみでOK
※3の委任状は、所有者本人が申請を行う場合は不要

なお、ナンバープレートを紛失・盗難などで返納できない場合など、別途書類が必要なケースもありますので、自身で必ず確認をお願いします。

【まとめ】ご当地ナンバー・地方図柄入りナンバープレートには問題点も

ご当地ナンバーは、特定の地域の登録台数が一定数担保できる見通しがたった場合、申請が承認されて誕生します。よって、そのエリアへのご当地ナンバー導入が決定すると、エリア内の新規登録車はすべてそのご当地ナンバーが強制的に採用されることになります。

このことが、望まないかたちでドライバーの個人情報を晒す結果になっているのではということで、昨今問題視されています。

ご当地ナンバーを付けている車は、都道府県名ナンバーに比べてドライバーの居住エリアがより明確に分かってしまいます。地域のブランド性アピールが裏目に出たことで、ネット上では「世田谷ナンバーは車上荒らしに遭いやすい」といった噂まで流れたこともあります。真偽のほどは定かではありませんが、悪意を持った人間にも所有者・使用者像を特定する手がかりを与えてしまっていることは否めないでしょう。

さらに、昨今ではコロナ禍により、他県ナンバーの車への嫌がらせ、いわれのない通報、あおり運転などが相次いでいることが問題にもなっています。いわゆる自粛警察が他県ナンバー排斥に乗り出すのも「自分の地域とは異なる地域名の車」という、わかりやすい攻撃指標ができてしまっているためともいえます。

地域の活性化をはかるためのご当地ナンバーや地方図柄入りナンバープレートが、車の所有者・使用者に不利益を被るかたちになっていないか再度検討が必要との声もあり、今後の展開がどうなるか気になるところです。

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この記事の執筆者
MOBY編集部