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河村友歌(ゆかちぃ)の自動車教習所日記♯10|ついに路上教習スタート![第二段階教習①]
ついに第二段階教習がスタート!
河村友歌の教習所日記って?
こんにちは!フリーモデルの河村友歌です。
この記事では教習所に通いながら、免許取得までのプロセスをありのままに伝えていきます。
そして、実際に学んだこと、感じたこと、出会ったことをMOBYで連載してます!
前回のあらすじ
前回の教習所日記では、修了検定と仮免学科試験に挑み無事合格!
第一段階の教習は全て終了し、今回からいよいよ第二段階教習がスタートします。
教習所日記第10回目の連載となる今回の記事では、第二段階学科教習14〜17と、初めての路上教習の様子についてお伝えしていきます!
ちなみに、今回の教習の前日まで家族旅行に行っていたので、前回の運転から5日間も空いてしまいました…。
マニュアル車の感覚を忘れていないか、不安たっぷり…。
さらにこの日は学科を2コマ→技能を2コマ→学科を2コマ→技能を1コマ。という教習スケジュール。
こんな感じでスケジュールによってはみっちり学科&技能の教習が入ることもあるんです
これを乗り越えたら、また明日も朝から……いや、明日のことはひとまず考えるのやめよう(・・;)
みっちりお勉強したいと思います!!!
それではまずは学科教習で学んだことをレポートしていきます。
第二段階学科教習14〜17で学んだことまとめ!
学科14「車に働く自然の力と運転」
学科14「車に働く自然の力と運転」は、慣性力や摩擦力といった物理的な内容でした。
文系女子大生の私は、久しぶりの理系にワクワク(°▽°)!!!
カーブの半径が小さいほど遠心力を大きく感じるらしい。
きっとジェットコースターが速く感じるのは、急カーブが多いからなんだ!
と、勝手に感心しました( ´ ▽ ` )
学科15「悪条件下での運転など」
学科15「悪条件下での運転など」では、夜間のライトや雨の日の注意点について学びました。
ちょうどこの教習を受けていた時期は台風真っ只中。ジャストなタイミングでこの授業を受けることができました!!!
ハイドロプレーニング現象(水膜現象)に気をつけなきゃ(^○^)
ハイドロプレーニング減少については以下のリンクを参考にしてください!
学科16「特徴的な事故と事故の悲惨さ」
一時間のお昼休みを挟み、学科16「特徴的な事故と事故の悲惨さ」について学びました。
これが、いつもと違う雰囲気の学科授業でした。
この回で担当だったインストラクターの原さんは、友人が交通事故に遭ってしまった経験を何度もしていて、その時の悲惨な実話を感情込めて話してくれました。
涙が出そうになりました…。
他の教習生の様子を見てみると、涙している人もチラホラ…。
今までは、事故にならないためのルールやマナーを教わってきましたが、もしそれを守らなかった時にどうなるのかを具体的に知ることができて、頭ではなく心に残る授業でした。
第二段階に入り、運転に慣れてきても、初心を忘れずに丁寧に運転しようと改めて思いました。
学科17「自動車の保守管理」
次に、学科17「自動車の保守管理」でした。
技能教習で行う、エンジンルームの点検を思い出しながら受けました。(エンジンルームの点検については後ほど述べます!)
車を揺らして確認をした、バッテリー液の正体がこれまた不思議。
中に入っているのは「希硫酸」ですが、足りない時に追加するのは「蒸留水」だそうです。
「希硫酸」は危険なので、身体に触れないよう要注意!
化学的な話は専門分野外の文系女子河村ですので、少々難しさを感じました…。
初めての路上教習……の前に教習車の点検!
そしてきました。
初めての路上教習!!!!!!!
2コマ連続で入っている路上教習は、休憩無しの100分授業になります。
路上に出る際は、必ず「仮免許練習中」プレートが付いていることと、ブレーキランプやウインカーの灯火類が点くことなどを確認しなければいけません。
まだまだ見習いの身分ですからね!!!
第1回目は、「路上運転にあたっての注意と路上運転前の準備」「交通の流れに合わせた走行」「適切な通行位置」です。
担当インストラクターは、山崎聖子さん!
先述した通り、路上教習の前にはプレートとブレーキランプやウインカーなどの灯火類を確認するのですが、今回は隅々までチェックするバージョンを学ぶ為、エンジンルームを覗いちゃいます!!!
エンジンルームを点検
エンジンルームの開き方を説明します。
まず運転席付近にある指定のレバーを押すなり引くなりして、エンジンルームのカバー(ボンネット)を開けられる状態にします。
次にカバーが少し上がったら、隙間から手で突っかかる部分を探すのですが…。
私は全力でここを持ち上げていました。
上がるわけない…。上がったらスーパーマッチョマン…。
気を取り直して、その1つ上の隙間に手を突っ込みます。
先生、痛いです。
指が挟まって痛そうにしている私を見かねて、インストラクターさんにボンネットの開け方を教わりました。
サッッッ
おお!さっきに比べるとかなり楽!
よし!この勢いでロックを解除して、オープン!!!!
ようやく開きました。
エンジンルームの中は、まるで複雑な人間関係のように難しい構造になっていましたΣ(・ω・ノ)ノ!
エンジンルームのなかはエンジンオイル、ブレーキ液、冷却水、ウィンド・ウォッシャー液、バッテリーなどなど、なんだか色々な液体が備えられています。
エンジンオイルの点検の仕方が難しかったので、私の未熟な語彙力で恐縮ですが、書き記したいと思います。
エンジンオイルを点検!
まず黄色い丸いリングを引っ張ります。意外と長いので気を付けます。
タオルを添えて、ちょんっと持ってきます。
先端部分にある小さな穴が綺麗になることを確かめながら、タオルで拭き取ります。
拭き取ったら、管の中に戻します。せっかく取り出したのに、戻しちゃうんです。それで合ってます。
再度、同様にして取り出し、今度は拭き取りません!
先ほど見た、先端の小さな穴を見ます。
写真だと見づらいんですが、一つ目の小さな穴と二つ目の小さい穴の間まで茶色いオイルが付いていることがわかります!
ということで、エンジンオイルは充分!大丈夫!
次に、バッテリー液の確認。
こちらはなんと、車体を揺らして、水面のゆらゆらを見て量を確認します( *´艸`)
バッテリー液の確認も!
原始的な方法の登場ですが、車体がとてつもなく重いので、簡単に揺らすことができず苦戦しました。
万が一、オーバーヒートしてしまった場合は、エンジンルームを開けて風通しを良くして冷めるのを待つしかないそうです…。
などなど、一通りのエンジンルームの点検方法を学んだら、ついに路上へ出発します!!!
さよなら所内〜!!
いよいよ路上に出発!
目標は「標識をしっかり確認して運転すること」
初めての路上教習ということで、「速度や止まれ等の標識を見て運転できるようになりましょう」という目標をいただいて、実践しました。
安全第一、とにかく「安全確認」をしまくる私ですから、標識と速度メーターの数字の確認は大得意。
ただ、標識がないところ(例えば歩行者が近くにいるなどの臨機応変な)速度調節の感覚がまだまだ未熟だなと感じました。
そして、学科教習を1時間受けたあと(先述した第二段階学科教習17を受けました)、ついに本日最後の路上教習が始まりました。
担当インストラクターは、長谷川悠さん。
第二段階に入ると、1日の教習のなかで3時間の技能教習が受けられるようになります。(3時間連続はNG)
今回のテーマは、「進路変更」です。
第一段階で学んだことの実践になるのですが、なぜか所内の運転よりも簡単に感じました。
それにはちゃんと理由がございまして、路上では進路変更時に「縁石」がないからです。
仮免の検定時に乗っかってしまった左折での縁石は、なんと路上ではありません!!!
しかしながら、縁石がある所内で育ったからこそ、上手く進路変更ができる技術が身についたのだと、むしろ所内の縁石に感謝の気持ちを抱きました。
そのおかげで、この項目も無事にクリアし、本日の教習終了。
うぅぅぅぅぅぅ。
つーーーかーーーーれーーーたーーーーーーーーー!!!!
達成感がものすごいです。
次回も引き続き、頑張ります!!!
※この記事に掲載されている教習・検定などの写真は全てイメージとして撮影しました。実際の教習検定などを撮影したものではありません。
撮影協力
コヤマドライビングスクール
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...