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練習したい!けど「仮免許練習中」を付けずに運転すると想像以上にヤバい理由
「仮免許練習中」を付けずに運転すると想像以上にヤバいことに……

自動車教習所で、第一段階と呼ばれる敷地内の教習を終え、修了検定に合格すると取得できるのが仮免許です。仮免許を取得すれば、路上での教習が行えるため、自動車運転免許取得の第一関門とも言われるポイントになります。
仮免許を取得した状態で、路上で運転をするためには、2つの条件をクリアしなければなりません。
- 運転免許を取得して3年以上経過した人、もしくは当該車両の第二種免許を受けている者が同乗すること
- 仮免許運転中のプレートを車両の外側に掲示していること
資格をもった同乗者無しで運転すると、6か月以下の懲役又は10万円以下の罰金に処され、プレートを掲示し忘れると5万円以下の罰金に処されます。
ここで注意したいのが、自動車運転免許を持つ人の違反では反則金というものが適用されますが、仮免許の場合は罰金となってしまうこと。
つまり、刑事罰が科される(略式裁判が多い)ということになるので、仮免許での運転時には条件違反を起こさないように細心の注意が必要となります。
仮免許練習中プレートは絶対自作するな!

「仮免許練習中」のプレートを掲示し、同乗者がいれば個人の車で路上練習が可能かといえば、そうではありません。実は、練習中プレートの様式は、法令で細かく定められています。
寸法は縦17cm×横30cm、色は白地に黒文字です。文字の大きさにも規定があり、1行目は縦横4cmで線の太さが0.5cm、2行目は縦8cm×横7cmの文字で線の太さは0.8cmとなります。装着場所は、練習車両の前後見やすい位置に取り付け、耐久性のある素材で製作する必要があるのです。
この規定通りに個人で練習中プレートを作るのは、非常に難しいでしょう。特に文字の大きさと太さの規定をクリアできる気がしません。
どうしても個人で練習したい場合は、免許センターや試験場で販売が行われている仮免許練習中のプレートを購入するのがおすすめです。値段も500円~1,000円程度と、高くはありません。在庫切れの場合もあるので、事前に問い合わせをしておきましょう。
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- 執筆者プロフィール
- Red29
- 1980年代生まれ。国産ディーラーでの営業職として働き、自動車関連の執筆者として独立。ユーザー目線に立った執筆を心掛けています。愛車はトヨタプリウス。ホットハッチに代表される、小規模小パワーのクルマが...