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イグニッションスイッチとは?不良や故障時の交換についても
目次
原因を特定する確認方法
イグニッションスイッチは、比較的容易に交換することができますが、それはあくまで作業難易度のお話です。
まず、イグニッションスイッチの故障であろうと、セルモーター・バッテリーのいずれかの不良であろうと、エンジンがかからない症状が問題であることには変わりませんよね。
エンジンが始動しない原因が、セルモーターとバッテリーの異常であるかどうかを確認しなければ、スイッチの故障で済ませておくわけにはいかなくなります。
以下、各電気系統のチェック方法について記載しますが、なるべく整備工場で原因の特定を確実に行ってもらうことをおすすめします。
初心者が下手に電装部品をいじると、最悪電装全てが故障してしまうリスクもあることを覚えておいてください。
バッテリー異常の確認方法
バッテリーの+端子と-端子にテスターを付け、イグニッションスイッチをSTARTに入れ、10V以上の電圧が読み取れた場合は、バッテリーは正常に電気を供給しています。
ここで、セルモーターか、スイッチに問題があるということになります。
セルモーター異常の確認方法
バッテリーの+端子から直接セルモーターに接続し、セルモーターが回れば、セルモーター自体の異常ではありません。
ここで、ようやくスイッチに問題があると判明します。
イグニッションスイッチ故障時の交換方法
スイッチの故障でエンジンが動かないことがわかったところで、車種に合った新しいスイッチをディーラーや整備工場から取り寄せるか、通販で購入します。
スイッチは、車種によって上下しますが、2,000~6,000円程度で購入が可能です。
以下に、イグニッションスイッチの交換方法を解説した動画を掲載します。
イグニッションスイッチの交換方法
イグニッションスイッチは電装の窓口!
イグニッションスイッチがエンジンの始動にとって重要な部品で、スイッチの故障が混乱を招くことがお分かり頂けたでしょうか?
カーナビやエアコンなどの車内電装品や、エンジン系統の電装品に電流を通す窓口のような役割を持つのが、イグニッションスイッチです。
このスイッチに始まり、エンジンをかける仕組みについて理解し、万が一の事態にも冷静に対応できるようになることが理想ですね。
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...