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ハブリングとホイールスペーサーとは?ツライチと車検に通るカスタム方法

ハブリングとホイールスペーサーは、社外ホイールツライチセッティングにする際の必須アイテムです。ハブリングとホイールスペーサーそれぞれの役割と注意点を解説するとともに、ワイドトレッドスペーサーを含むおすすめ商品9個をピックアップ。ハブリングとホイールスペーサーを駆使して安全なホイール装着を目指しましょう。

ハブリングとホイールスペーサーはホイール&タイヤのカスタムに使うもの

ワイドトレッドスペーサー
©Владимир Разгуляев/stock.adobe.com

ハブリングとホイールスペーサーは、ともにホイールの固定に関わる部品であり、ホイールをカッコよく安全に取付けるためのカスタムパーツです。しかし、ホイールハブは走行時に大きな力が加わる部位であるため、取付け方を誤るとハブボルトの破損やタイヤ脱落事故を引き起こす恐れがあります。ハブリングやホイールスペーサーを使う際は、それぞれの役割や種類、選び方や車検の合否などについて正しく理解し、安全に扱うことが大切です。

ハブリング|社外ホイールに交換する際には必要不可欠

ハブリングとは、社外ホイール装着時にセンターハブとホイールの間にできる隙間を埋めるために必要なリングです。センターハブ径は自動車メーカーごとに異なる径に設定されており、純正ホイールはハブ径にピッタリと合致するように設計することで走行時のブレを抑え、ハブボルトへの負担を軽減しています。

一方、さまざまなメーカーの車へ装着することを前提としている社外ホイールは、センターハブ穴が大きめに空けられており、ホイールの中心がわずかにズレることで走行時にブレが発生しがちです。ハブリングは、センターハブと社外ホールの隙間を埋めることで社外ホイールの取付け位置を回転中心に補正するとともに、社外ホイール装着時でも純正同様のホイール取付け強度を確保するためのパーツです。

ホイールスペーサー|タイヤをツライチにできるアイテム

ホイールスペーサーとは、ハブ面とホイールの取付面との間に挟み込むことで、ホイールの取付け面を外側にズラすことができるパーツです。左右のタイヤ間の距離であるトレッド幅を変更できることで、運転特性を変化させたり、タイヤ面とフェンダー面をそろえたツライチセッティングにする際の微調整に役立ちます。

ホイールスペーサーの厚さは数mm単位で販売されており、挟み込んだスペーサーの厚さのぶんだけホイールの取付け位置は外側に移動します。しかし、スペーサーを挟み込んだぶんだけハブボルトへのホイールロックナットのかかり代が短くなり、ハブボルトの破損やホイール脱落などの危険性が増します。おおよそ8mm以上のスペーサーを挟み込む場合は、長いハブボルトへ交換するか、ワイドトレッドスペーサーへの交換が必要になります。

ワイドトレッドスペーサーとは?

ワイドトレッドスペーサーとは、10mm以上トレッドを拡大する場合に用いるハブボルト付きのホイールスペーサーです。車両側のハブボルトにワイドトレッドスペーサーを固定し、スペーサーに埋め込まれたハブボルトでホイールを固定することで、より大きくホイール取付け位置を変更できます。その際、ワイドトレッドスペーサーからノーマルハブボルトがはみ出る場合は、ハブボルトの逃げ加工がされたホイールを装着する必要があります。

ホイールスペーサーは走行や安全性にどんな影響がある?

ハンドリングやトラクションにまで影響する

ホイールスペーサーによる走行性能の変化は、トレッドの拡大量に応じて効果が大きくなります。トレッドを拡大するほどサスペンションは柔らかく感じるようになり、ロール量は減少するため、前後のトレッドに差を設けて運転特性やタイヤの接地性の微調節をすることができます。

また、駆動輪のトレッド拡大すると内外輪の回転差が大きくなり、LSD装着車はより強く差動機構が働くようになるのもメリットです。ただし、操舵輪を拡大した場合は、段差やわだちなどの外乱によってハンドルがとられやすくなるデメリットも生じます。

過度なトレッド拡大はタイヤ脱落事故の可能性も

スペーサーを使ってトレッドを広げるほど、スペーサーやハブボルトへの負担が増すため、スペーサーの破損によるタイヤ脱落事故の危険性が高まります。ホイールに大きな衝撃を受けた場合は、スペーサーの再利用はできないものと考えたほうがよいでしょう。また、車重や速度など、車の状態や運転環境によってもスペーサーへの負担は増大します。

それにともない、安全な状態を維持するために、割れ・歪み・サビ・腐食などのチェックや、ボルトの締付けトルク管理などの定期的なメンテナンスが欠かせなくなってしまいます。

ホイールスペーサーをかませるとハブリングを付けられない?

一部のホイールスペーサーを除き、スペーサーとハブリングを同時に装着することはできません。ホイールスペーサーを取付けると、スペーサーの厚さぶんだけハブの突出量が減るため、充分な噛み合い量を確保できずハブリングの性能が発揮できない場合があります。スペーサーとハブリングを同時に装着したい場合は、ハブリング付きホイールスペーサーを使うのが正しい選択です。

ハブリング付きホイールスペーサー|ホイールをピッタリ装着しつつツライチに

センターハブとホイールをしっかりと噛み合わせながらトレッド量を調整したい場合は、ハブリング付ホイールスペーサーを使います。ハブリング付きスペーサーには、社外ホイールの装着を前提にしたハブ径でつくられた製品と、各メーカーの純正ホイールの装着を前提にした製品が混在するため、購入時は製品寸法に注意しましょう。純正ホイール用の製品にはハブリングを装着すれば社外ホイールもしっかりと固定できます。

メリット

ハブリング付きホイールスペーサーを使うメリットは、より確実にホイールが装着できることによる安全性の高さです。センターハブとホイールをしっかり噛み合わせてトレッド量を調整できるため、ハブボルトへの負担を軽減しつつツライチ状態にすることができます。

デメリット

ハブリング付きホイールスペーサーを使う際のデメリットは、価格の高さと商品選択に手間がかかる点です。装着する車のハブ径・ハブボルト数・ボルト間隔寸法に適合した製品を選択する必要があり、どれかひとつの寸法が違うだけで取付けることができません。加工にも手間がかかるためハブリングが付いていないスペーサーよりも高価です。

ハブリングやホイールスペーサーを取付けたら車検は通る?

ハブリングの有無に関係なく、ホイールが安全に取付けられていればOK

ハブリングやホイールスペーサーに関する明確な保安基準はないため、ホイールが安全に取付けられていれば、ハブリングやスペーサーの有無にかかわらず車検には通ります。ただし、あまりに極端なワイドトレッド化は構造上危険とみなされ、車検を受ける場所や検査官によっては不適合と判断される場合があります。

ホイールスペーサーにより「はみ出しタイヤ」になっているとNG

ホイールスペーサーを装着したことで、タイヤおよびホイールがフェンダーからはみ出している場合には保安基準適合外となるため車検には通りません。2017年6月22日の保安基準改正により、10mmまでのタイヤの突出は認められるものの、ホイールに関してはそれまで通りの基準です。車検を通すには、ホイールの頂点から前方30°後方50°の範囲がフェンダー内に収まっている必要があります。

ホイールスペーサー人気おすすめ3選

KYO-EI「ホイールスペーサー」

ほとんどの国産車に適合するよう設計された協永産業のアルミ製ホイールスペーサーです。各2枚入りで、3〜10mmをラインナップ。3mmと5mmには社外ホイールに対応する同社の73Φ別売りハブリングが取付可能です。

HKB SPORTS「ホイールスペーサー」

自動車用金属部品を製造するHKBのアルミ製ホイールスペーサーです。安価ながら4枚入りのお買い得品。複数の穴を空けることでP.C.D.(ハブボルト間寸法)100〜114.3mm、4〜5穴に該当するほとんどの車に装着可能です。

powerworks「ホイールスペーサー」

一枚に複数の穴を空けて、P.C.D.100〜114.3mm、4〜5穴のハブに対応するシンプルなアルミ製ホイールスペーサー。ラインナップは5mm厚のみとすることで、4枚入りながら価格を抑えているのが特徴です。

ワイドトレッドスペーサー人気おすすめ3選

KYO-EI「Kics ワイドトレッドスペーサー」

協栄産業が製造する高精度なワイドトレッドスペーサーです。厚さは11・15・20・25・30mmの5サイズ。幅広い取付け寸法をラインナップし、ほとんどの国産車に対応します。別売りの専用ハブリングを追加することもできます。

ウェイモール「ワイドトレッドスペーサー」

ワイドトレッドスペーサー 2枚入 100 / 4穴 / P1.5 / 20mm

ワイドトレッドスペーサー 2枚入 100 / 4穴 / P1.5 / 20mm

3,560円(08/08 08:47時点)
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高強度のアルミ材を使用しながら価格を抑えたワイドトレッドスペーサーです。15〜40mmまで5mm刻みで5サイズをラインナップ。豊富なカラーリングも特徴であり、赤・青・黒・金・銀のなかから選択できます。

デジキャン「ワイドトレッドスペーサー」

10〜60mmまでの豊富なサイズが特徴です。サイズラインナップは5mm単位で全11サイズ。別売りの専用ハブリングも販売されているため、トレッドを大きく拡大してもホイールの取付け強度を保つことができます。

ハブリング付きホイールスペーサー人気おすすめ3選

シルクブレイズ「車種別専用設計ワイドトレッドスペーサー」

エクステリアパーツで有名なシルクブレイズ・ブランドから販売されるワイドトレッドスペーサーです。トヨタの人気車種の純正ホイール用に設計されているため、ハブの各寸法を気にすることなく装着できます。

KSP「REALワイドトレッドスペーサー」

純正同等の高い強度を確保したワイドトレッドスペーサーです。高強度のアルミ素材表面にはアルマイト加工を施し耐腐食性向上。国産・輸入車のほか、特殊な寸法を採用するレクサス専用品もラインナップします。

HELIX「ハブ付ワイドトレッドスペーサー」

シボ加工された外周部が特徴のワイドトレッドスペーサーです。本体はシルバーおよびマットブラックの耐腐食加工が施された高強度アルミ製。サイズは15・20・25・30mmをラインナップします。

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この記事の執筆者
MOBY編集部カー用品チーム

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