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経験5年で分かった!犬連れの車中泊におすすめのキャンピングカー装備6選
キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です
目次
犬も飼い主も快適なキャンピングカーの装備とは
愛犬2匹とバンコンタイプのキャンピングカー「GT NV350 CARAVAN(以下GT)」で車中泊をはじめて5年。
今もまだ車中泊先で愛犬に振り回されることが少しはありますが、おおむね問題なく犬を連れてキャンピングカーで過ごせるようになりました。
経験を積んだことで、装備の活用方法などが分かったことが大きいと思っています。
今回は、私の経験からこれがあれば安心して快適に愛犬と車中泊ができると思うおすすめの装備を紹介します。
これから愛犬との車旅を考えている方や犬向けキャンピングカーの購入を検討されている方の参考になればと思います。
犬連れの車中泊旅を経験することで、必要な装備がはっきり分かった
5年間、愛犬とともに車中泊旅をするうちに、これは必要だと思う装備がはっきりしてきました。
私が愛犬をキャンピングカーに乗せてみて、あってよかった、これは必要と思ったものは以下の6つ。
●リードフック
●車載冷蔵庫
●換気扇(天井ベンチレーション)
●サイドオーニング
●防水シート
●自動サイドステップ
それぞれ、なぜ、何のために必要か解説していきましょう。
【犬連れの車中泊におすすめの装備】脱走されてリードフックの必要性を痛感
以前、ある地方都市で車中泊をしたときのことです。
広い無料の駐車場にキャンピングカーを止めて、散歩をして戻ってきたときに愛犬に脱走されたことがありました。
どこかにリードを引っ掛けられるフックを付けなければと思ってはいたのですが、まあ大丈夫だろうと油断していました。
やっぱりリードフックは必要だと思い知った出来事です。
私のバンコンGTのリードフックはリアキャリアに自作(DIY)で取付けたものです。
この場所に付けたのはDIYしやすかったから。
ですが、もしできるなら出入口付近にリードフックを取付けるのがいいと思います。
散歩から戻ったときに、おやつやフードの準備、排泄物の処理などを出入口付近でするので、愛犬に目が行き届きやすくて安心です。
【犬連れ車中泊におすすめの装備】熱中症対策グッズとペットフードの保冷には冷蔵庫
私のバンコンGTにはエンジン停止時に居室で使えるエアコンがありません。
夏の車中泊では人間もワンちゃんも熱中症に要注意。
そこで活躍するのが車載用冷蔵庫。
ペットフードの保管にも便利です。
ただ、夏場に冷蔵庫で冷やしてある水を飲んだり熱中症対策の保冷剤を使ったりすることが多くなると、私のバンコンGTに付いている50Lの車載冷蔵庫では容量不足を感じます。
容量が小さいと直ぐに満載状態になるので、冷蔵庫内の温度調節には気を付けています。
冷気が行き届くように飲食料の場所をこまめに変えて、設定温度も調節して効率よく庫内全体が冷えるようにします。
【犬連れ車中泊におすすめの装備】ペットの臭いを車外に出す換気扇
犬も車に酔います。特に幼犬のころは内臓が未発達なので、車酔いして嘔吐することも。
暑い時期に蒸せる車内で嘔吐されるとたまりません。
走って風を入れて換気するのが手っ取り早いのですが、犬が車酔いしているとそれは無理。
停車時に強制的に換気するには換気扇(ベンチレーター)は必需品です。
換気扇は、できれば吸排気の切り替えができるタイプがおすすめ。
臭いの発生源に近い窓やドアを開けて、外の空気を換気扇で取り入れると、早く外に臭いを出せます。
私のバンコンGTの換気扇は屋根に付いていて外側にフード(カバー)のあるタイプ。
たまに、雨の日に外のフードを閉め忘れて雨水を浸入させてしまうことがあります。
もし同タイプの換気扇を使う場合は気を付けましょう。特に風の強いときは要注意です。
【犬連れの車中泊におすすめの装備】雨の日のストレス解消にサイドオーニング
雨の日は車内でリラックスするのもいいのですが、多くの犬は運動好き。
サイドオーニングは少々の雨なら平気なので、愛犬に軽く運動をさせてストレス解消させられます。
ただし、サイドオーニングは設営場所を選びます。
キャンプ場なら地面にペグ打ちができるのでオーニングを出して、支柱を垂直に立てられますが、地面が砂利やアスファルトだと支柱を固定できません。
支柱の足を掛けるフッキングレグを車体に設置していれば、どこでもオーニングを設営できます。
【犬連れの車中泊におすすめの装備】車内の汚れを減らす防水シート
車内と車外を土足で行き来する愛犬。その都度足を洗って拭くのはとても面倒なことですね。
毎日何回も行き来すれば足拭きだけでも相当な手間になります。
そんなとき防水シートや防水の座席カバーがあれば、愛犬が土足で車内に上がっても汚れが気になりません。
さらに防水シートも防水の座席カバーもシート地に毛が入り込まないと言うメリットがあります。
ただし、少し不満もあります。
防水シートがあれば愛犬の毛はシートに付きませんが床には落ちます。シート周りの車体とのすき間には大量に毛が積もります。
こまめに掃除していますが、換毛期の抜けた毛の量はかなり多いので何か掃除をしやすくする工夫はないか、今考えているところです。
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【犬連れの車中泊におすすめの装備】犬も飼い主も乗り降りしやすい電動サイドステップ
私のバンコンGTの装備でとても気に入っているのが電動サイドステップ。
人間がキャンピングカーに乗り降りするときにはもちろん便利。
そして、小型犬を乗せるにも付いていてほしい装備です。
幼犬のころは抱っこして車に出入りしていました。
1歳になったころから電動サイドステップで乗り降りできるようになって、とても助かっています。
柴犬2匹、体重12kgと体重8kgをいちいち抱っこするのは大変ですからね。
試しに電動サイドステップを引っ込めた状態でも乗れるのか試してみましたが、どうも簡単には車内に上がれません。
高さがあるのでちょっと助走が必要のようです。
ただし電動サイドステップを使うときは、注意も必要になります。
●縁石と車体の間に最低ステップの幅だけ距離が必要。
●収納時の巻き込み。たとえ草木でも挟まれば故障の原因。
●収納せずに走行すれば事故につながる。
少し気を付ければ防げることばかりですが、いつも電動サイドステップを出した状態にしていると慣れが出て、注意が疎かになりがちです。
【犬連れの車中泊におすすめの装備】まとめ
最近は、あらかじめビルダーが犬向けに特化した装備を付けているキャンピングカーも見かけます。
さすがに工夫されていてワンちゃんも飼い主も満足しそうですね。
ですが本記事で紹介したように、一般的なキャンピングカーの装備の中にも犬連れの車中泊に役立つものはあると思います。
「これは犬連れの車中泊に役立つ装備かな」と考えながら、キャンピングカー選びをすると新たな発見があるかもしれません。
ライター:kenjii
キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信!
- 執筆者プロフィール
- 車旅情報Webマガジン「DRIMO」
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