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旅をしながら仕事しよう!車中泊しながら仕事をするときに必要なアイテムとは?
キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です
「バンライフ(車中泊旅)」をしている人を見て、いつか自分も旅をしながら仕事してみたいと思っている方もいるでしょう。
とはいえ、実際に行動に移すにはなかなか勇気が出ないものです。
しかし、私は未経験からWebライターになり、バンライフで日本一周の旅を実現しました。
そこで今回は、車中泊旅をしている人の仕事内容や車中泊で仕事をする際に必要なアイテムを紹介します。
勇気を出して一歩踏み出したい方の参考になれば嬉しいです。
車中泊旅をしている人はどんな仕事をしている?
私は未経験からWebライターになりました。
理由はPCとネット環境があればどこでも仕事ができるからです。
私の場合、高校は理系、専門は音楽系と「文章を書く」機会は授業程度でした。
しかし、クラウドソーシングサイト(Web上で仕事をもらえるサービス)を利用し、コツコツと実績を積み上げるうちにお仕事をいただけるようになったのです。
月に10万円以上稼げるようになったのは約半年後。
バンライフでは8~10万円ほど月にかかると言われているので、10万円以上稼げればまずまずでしょう。
他の車中泊旅をしている方は、「YouTuber」「インフルエンサー」「農業などの単発または長期バイト」「エンジニア」などが多いです。
何をすればよいかわからない方は、まずはクラウドソーシングサイトに登録してみることをおすすめします。
車中泊で仕事をするのに必要な4アイテム
ポータブル電源+ソーラーパネル
車内で仕事する場合、まずは電源の確保が必要です。
私が使っているのはEcoFlow(エコフロー)の「RIVER Pro(リバープロ)」というポータブル電源。
容量は720Whで、私のPCだと4回ほど充電できます。
1.6時間でポータブル電源本体をフル充電できる点や、720Whの容量ではめずらしく1200Wまでの電子機器を利用できる点が購入を決めたポイントです。
基本は600Wまでなのですが、電子機器の電圧を下げることでドライヤーなども使える仕様になっています。
もちろん、電圧が下がるので、風の強さは弱くなってしまいますが、使えないよりは便利です。
本体自体の充電方法は、コンセント・シガーソケット・ソーラーの3つで、基本はキャンプ場やホテル、友達の家などでのコンセント充電、晴れた日はソーラー、移動が長いときにシガーソケット(現在はケーブル破損中)で行っています。
ポータブル電源を選ぶ時のポイントは、「本体デザイン」「容量」「出力端子の種類&数」の3つ。
私が使用しているRIVER Proは、持ち手の部分が動かないので箱などに入れる場合は高さを余分に必要とします。
しかし、例としてJackery(ジャクリ)というメーカーのポータブル電源の場合、持ち手を畳むことができるため、背の低い場所にも収納が可能です。
収納場所も事前に考えたうえで、購入するポータブル電源を決めましょう。
また、容量は車中泊の期間にあわせて選ぶのがおすすめ。
容量が大きいものは10万円を超えてくるので、予算とあわせて考えてみましょう。
最後に出力端子の種類と数ですが、一度に充電したいものの充電方法にもよります。
スマホ、ポケットWi-Fi、ワイヤレスイヤホン、Bluetoothスピーカーを一度に充電するのならUSB系の出力端子が多めに必要ですし、PCのほかにもコンセント系の電子機器を使用したいのであれば、コンセントの出力(AC)がいくつか必要です。
ポータブル電源は安い買い物ではないので、セールなどのタイミングを狙いつつ、じっくり使いやすい商品を選びましょう。
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ポケットWi-Fi or テザリングできるスマホ
PC系の仕事をするのであれば、ポケットWi-Fiかテザリング(スマホの電波をPCでも使う機能)できるスマホは必須。
私の場合は、楽天モバイル(容量無制限)を使用しているため、テザリングを利用して仕事をしています。
スマホ本体代は一括で払っているので月々にかかるのは3,278円。
車中泊旅では音楽を聴いたり、動画を見たりもするため、月100G以上使用しています。
これをポケットWi-Fiで行うとなると、ポケットWi-Fiだけで3,000~4,000円ほどかかるのでだいぶ割安です。
また、ポケットWi-Fiは充電が必要ですが、テザリングを利用する場合はスマホの充電だけで利用できるのも嬉しいポイント。
しかし、私が利用している楽天モバイルは使えるエリアがまだ限られており(旅を始めた頃よりは使える範囲が広がっています)、仕事をしたい場所では圏外であったり、電波が弱かったりする場合もあります。
車中泊する場所が電波の入るエリアなのか、調べる作業が必要なのはデメリットです。
場所を選ばずに快適にネット回線を利用したい場合は、docomoやauなどの大手回線を使ったポケットWi-Fi・スマホを利用しましょう。
長時間座っていられるイス
私は車中泊旅の最初の1年をIKEAで購入した木製のイスで過ごしていました。
庭で使うようなイスなので座り心地が悪く、姿勢も悪くなる一方でした。
その後、購入したのがドウシシャの「スリムフィットチェア」。
背もたれはありませんが、姿勢が良くなるように作られており、高さも自在に調節できます。
写真映えするかと言われればしませんが、一度旅に出たらしばらく座るイスなので、座り心地は写真映えよりも重要です。
おかげで、仕事の効率も大幅にアップし、腰や肩が痛くなることもなくなりました。
車中泊旅を行っている方の中にはベッドとソファ仕様の方もいますし、地べたに座るタイプの方もいます。
が、仕事をする時間が長い方はイスにこだわることも検討してみてください。
ちなみにスリムフィットチェアはキャスターが付いているため、走行中は写真のようにゴムで固定しています。
PC周辺機器
仕事の種類にもよるかもしれませんが、Webライターにとってマウスやキーボードは重要なアイテム。
あるかないかで、手の疲労が大きく違うからです。
私はLogicool(ロジクール)のキーボードとマウスのセット(MK240/MK245)を使用しています。
また、PC画面の高さを上げるスタンドの購入もおすすめ。
高さを上げることで姿勢が安定しますよ。
ちなみに、車中泊では電源が貴重なので、周辺機器は充電タイプよりも電池タイプを選ぶのがポイント。
機器の種類にもよりますが、1年以上電池が持つものもあります。
ロジクール マウス キーボード セット MK245nBK 無線 ワイヤレス コンボ ソリッドブラック MK245 国内正規品
車中泊で仕事をするのに気を付けたいポイント
車中泊で仕事をする際、気を付けたいのは電源と電波です。
そもそも、PCの電池がなくなると仕事ができなくなるので、ポータブル電源の残り容量にも十分注意して旅をしましょう。
あわせて、電波もかなり重要。
オフラインでもできる作業はありますが、調べものには電波が欠かせません。
楽天モバイルを利用している私は、駐車場やキャンプ場についてから電波がなくて作業できなかったことが何度もあります。
急ぎの仕事は確実に電波がはいる場所、カフェなどで終わらせておくようにしましょう。
車中泊でも仕事はできる!
今回は、私が車中泊で仕事をする際に必要としている4アイテムを紹介しました。
車中泊旅を行っている方の中には、ポータブル電源やポケットWi-Fiは利用せず、毎回カフェやネットカフェなどを利用する方もいます。
ポータブル電源は高価なので、一度旅に出てみてから購入を検討しても良いでしょう。
また、イスや周辺機器は優先度が下がるものの、あればかなり仕事を快適に行えるようになります。
私がすべてを揃えるのにかかった金額は、ネット回線が楽天モバイルの3,278円、ポータブル電源がソーラーパネルとあわせて約10万円、イスが約7,000円、PC周辺機器が約5,000円で、あわせて約12万円です。
ポータブル電源はどうしても高くなってしまいますが、購入する価値はあります。
容量が小さいと価格も安くなるので、予算にあわせて選んでみてくださいね。
ライター:きなこ
キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信!
- 執筆者プロフィール
- 車旅情報Webマガジン「DRIMO」
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