MOBY(モビー)自動車はおもしろい!

MOBY[モビー] > 車を楽しむ > アウトドア > 車中泊 > 車中泊用のクルマを選ぶ際に押さえたいポイントと、おすすめ車種とは?!
車中泊

更新

車中泊用のクルマを選ぶ際に押さえたいポイントと、おすすめ車種とは?!

キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です


コロナ禍以降、車中泊旅の人気が爆発的に高まっています。

筆者の周囲でも日常的に車中泊を楽しんだり、バンライフをスタートする人がかなり増えてきている印象です。

「車中泊」とひと言でいっても、車中泊を行う頻度や車内をどの程度カスタマイズするか等によって、最適な車種は異なります。

では車中泊を快適に楽しむには、いったいどんな車種が適しているのでしょうか。

今回の記事では、車中泊用のクルマを選ぶ際に押さえたいポイントや、筆者が車中泊におすすめする車種をご紹介していきたいと思います。

これから車中泊を始める予定の方や、車中泊用のクルマを乗り換える予定がある方は、ぜひ記事をチェックしてみてください。

車中泊用のクルマを選ぶ際に押さえたいポイント

「車中泊旅」や「バンライフ」用のクルマを選ぶとき、どのような点に注目したらよいのでしょうか。

筆者の考える「押さえておきたいポイント」は、以下の3つです。

「荷室」が広い

荷室部分(車内の運転席より後ろのスペース)が広ければ、車中泊時に広い車内で快適に過ごすことができます。

車中泊の際には車内で飲食をしたり眠ったりと、長時間過ごすことになるため、荷室の広さはかなり重要なポイントとなります。

自身の身長よりも荷室の長さが短ければ、足を伸ばして眠ることができません。

自身の身長プラス10〜15cm程度の長さがあれば横になることができますが、理想は一般的な布団を敷くだけのスペース(210cm)が確保できること。

布団を敷くのが難しい場合は、車中泊用のマットレスなどを活用すると良いでしょう。

荷室だけでは長さが足りない場合は、助手席を倒したり前方に移動させることで、足を伸ばすスペースを確保できるかどうかがポイントとなります。

シートが前方に折りたためたり、倒してフラットになる

2つめのポイントは、シートを前方に収納できたり、倒したりしてフラットな状態にできること。

シートアレンジなどを活用し、車内をある程度フラットな状態にすることで、車内で横になって眠ることが可能になります。

シートを倒して座面をフラットにしたら、その上に布団やマットレスを敷いたり、寝袋を持ち込んでそのまま寝ることができます。

また商用バンなどは、2列目のシートが運転席側に折りたためるものが多いのが特徴。

折りたたんでしまえば、シート部分以外の荷室の広さをそのまま車中泊に活用することができるようになるため、ベッドキットやコットを置くことも可能です。

筆者のバンは、荷室の広さを最大限に活用したいと考えたため、後方のシートを外して乗車定員を減らす変更を済ませています。

しかしそこまでしなくても、シートアレンジが可能な車種であれば、問題なく車中泊を楽しむことができますよ。

車中泊だけでなく「普段使い」も可能

3つめのポイントは、車中泊旅のときだけでなく、普段使いも可能であること。

筆者のバンも普段は夫が通勤に使ったり、食材の買い出し時にも使用しています。

車中泊よりも普段使いをする時間の方が長いため、運転のしやすさや駐車場への入れやすさなどを考え、車種を選びました。

車中泊用と通勤用など2台分の駐車スペースや維持費を確保できる場合は、キャンピングカーを購入してももちろん良いのですが、そうでない場合は「普段使いも可能かどうか」は車種を選ぶ際の大きなポイントとなります。

車中泊旅におすすめの車種とは

ここからは、筆者が「車中泊旅におすすめ」と思う車種をバン・ミニバン・軽バンからひとつずつご紹介します。

車両ごとの特徴とおすすめポイントもあわせてお話していきますので、ぜひチェックしてみてください!

バン:トヨタ ハイエース

TOYOTA

車中泊仕様車へのカスタマイズに1番人気といわれている「ハイエース」。

その理由は、なんといっても荷室の広さにあります。

ハイエースには標準タイプの他に、ハイルーフ(天井が高い)・ロング、スーパーロング(長さがある)・ワイド(横幅が大きい)というラインナップがあります。

ハイエースのラインナップの中で最も大きいのが、スーパーロング・ワイドボディ・ハイルーフのタイプ。こちらはメーカーが発売するバンコンのベース車として使われるものも多く、荷室長は3,540mm、幅は1,730mmとかなり広々!

さらに高さは1,635mmと、身長150cm台の方なら問題なく車内で立って過ごすことができるんですよ。

お好みのレイアウトが叶うとあって、バンコンメーカーから個人まで、幅広く人気があります。

これだけの広さ・高さがありますが、キャブコンタイプのキャンピングカーと比べると運転がしやすく、日常使いにも最適

車内での過ごしやすさやレイアウトの自由度の高さに加え、日常使いも可能ということから、車中泊仕様車として圧倒的な人気を誇っています。

しかしその人気の高さもあり、最近では中古車でも価格が高騰しており、入手しづらいのが難点です。

ミニバン:ホンダ ステップワゴン

HONDA

車中泊用にミニバンで探している方や、日常使いがメインという方なら、シート展開が豊富で使い勝手の良い「ホンダ ステップワゴン」がおすすめです。

2列目と3列目のシートを倒せば車内がフラットになり、車中泊が可能に。

大人の男性が寝られるだけの長さ(1950mm程度)を確保できるため、男性を含む大人2名での車中泊にも最適です。

また2列目シートを前に出した状態で3列目シートを床下に収納もできるため、完全にフラットな状態で車中泊をしたいのならこちらがおすすめ。

天井までの高さもこちらの方が確保できます。

ただし、2列目・3列目シートを両方倒したときよりも長さが取れない(長さ1700mm程度)のため、身長の高い方には不向きです。

ステップワゴンは7〜8名乗車可能な車両のため、普段使いにぴったり。

荷物もたくさん積み込めるので、普段はお買い物や通勤などに使用し、月に1〜2回程度車中泊へ、という使い方もできますよ。

軽バン:ホンダ Nバン

HONDA

最近車中泊車両として人気の高い軽バン

その軽バンの中で筆者がおすすめするのは、「ホンダ Nバン」です。

Nバンのおすすめポイントは、軽バンとは思えない大容量の車内空間

低めの床とスクエアのボディーを採用しており、車中泊するための車内の広さを十分に確保できます。

さらに助手席を収納し床面を拡大することで、助手席とリアシートを繋げフラットな状態にすることが可能

一定の長さを確保することができることから、身長の高い男性でも問題なく寝ることができますよ。

助手席側のセンターピラーをなくしたことで開口部も広々としており、ドアを開けると車内外が繋がった広い空間のように感じます。

軽バンでもこれだけ車内空間が広々としていれば、自由度も高く、快適に過ごせるのではないでしょうか。

好みやスタイルに合わせて!車中泊のクルマをゲットしよう

今回は、車中泊用のクルマを選ぶ際に押さえたいポイントと、筆者が車中泊旅におすすめする車種を3つほどご紹介しました。

おすすめの中に入っていない車種でも、人気の高いものがいくつかあります。

筆者が車中泊に使用している「マツダ ボンゴブローニイバン」も人気の車種のひとつ。

年式の古い中古車であっても現在は価格が高騰し、数も少ないため入手しづらい状態となっているようです。

ボンゴブローニイバンは車内がある程度広く、価格もハイエースと比べると比較的安価。

さらに商用バンであることから、丈夫で長く乗り続けることができる、という点が魅力のようです。

長さはありますが車内高があまりないため、車中泊に適しているかどうかは人それぞれ、といったところでしょうか。

ぜひみなさんも今回の記事を参考に、ご自身の好みや生活スタイル・車中泊スタイルに合った車種を選んでみてくださいね。

ライター:haru.

オリジナルサイトで読む

キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信!

執筆者プロフィール
車旅情報Webマガジン「DRIMO」
車旅情報Webマガジン「DRIMO」
キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジンです(https://news.drimo.jp/)。実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるラ...

\ この記事が役に立ったらシェアしよう /

MOBYをフォローして最新記事を受け取ろう

すべての画像を見る

画像ギャラリー

コメント

利用規約

関連する記事

関連キーワード