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【車中泊でヨーロッパ一周中の夫婦】海外のキャンピングカー滞在施設はどうなってる?

キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です


日本を旅立ち、キャンピングカーでヨーロッパ一周中の夫婦です。

現在「ピサの斜塔」で有名な、イタリアのピサの街に向かっています。

日本では近年キャンピングカーや車中泊文化が徐々に浸透していますが、ヨーロッパでは昔からキャンピングカー文化が強く根付いています

比較的多くの方がキャンピングカーを所持し、街中や道路でも走っているのをたくさん見かけます。

利用者が多いことから、キャンピングカー専用の滞在施設もヨーロッパ中にあります。

「海外のキャンピングカー施設ってどうなってるの?」

「利用料はいくら?」など、

日本にいるとなかなかわからないヨーロッパのキャンピングカー専用施設。

私たち夫婦が今回のヨーロッパ一周の旅で実際に利用したキャンピングカー専用施設をいくつか紹介していきます。

RVパークとは?

RVパークとは「Recreational Vehicle Park」の略です。

イタリアでは「Area Sosta」と言います。

夜を過ごせる大型駐車スペースのほかに、車中泊には重要な水の補給、排水処理、外部AC電源などがそろっているキャンプ場や、駐車場のことを指します。

ヨーロッパにはこのような施設がたくさん存在し、有料のものから無料のものまで数多くあります

キャンピングカー用の道路標識

↑このようなキャンピングカーマークと駐車マークの標識がある場所はキャンピングカー専用の駐車スペースになっています。

もちろん普通車用の駐車スペースも利用していいのですが、専用スペースの方が広くて安心して滞在できるます。

私たちはなるべくこの標識があるパーキングエリアに駐車するようにしています。

↑キャンピングカーと、その下に矢印のある標識は、キャンピングカーの排水処理ができる場所という意味です。

キッチンやシャワー、トイレから出た汚水はシャンプーや洗剤を含んでいるため、専用の場所で処理をしなければいけません。

キャンピングカー生活に欠かせない水と電源!

キャンピングカーは普通の家と変わらず、キッチンやトイレ、シャワーそして家電が使用でき、快適に過ごせます。

しかし、水は自宅の水道のように蛇口をひねれば無限に出るわけではありません。

給水タンクと排水タンクが設置されていて、3日に1回は排水タンクから汚水を出し、給水タンクには水を補給する必要があります。

キャンピングカーの電気は、ソーラーパネルでサブバッテリーに充電します。

ただ、曇りの日などはあまり充電できず長時間使うと「電池切れ」になります。

外部AC電源に繋げば、自宅と変わらずずっと家電などを使用できるので便利。

キャンピングカーは水と電源を確保すれば普通の自宅と変わらないほど快適に過ごせます。

そのためにはRVパークなどの設備の整ったキャンピングカー専用エリアを使用すると便利です。

有料キャンピングカーエリア

ヨーロッパで一番多くあるのが有料のキャンピングカー施設です。

宿泊料金は主に1泊€5〜€40(約713~5,710円)までのものがあります。

テントやコテージに泊まれるキャンプ場タイプもあり、割高ですが、シャワーやプール、コインランドリーなど充実した設備が備わっているところもあります。

ただし、オフシーズンには閉まるキャンプ場も多いので注意が必要です。

一番お手頃に、年中利用できるのが、駐車場タイプです。

キャンピングカー専用の滞在可能な駐車スペースと、水の補給ができる水道、排水処理のできる場所、ゴミ箱、220Vの外部AC電源があり、あまり広くない場所も多いですが、街の中心街にある施設もあって観光で利用するのにとても便利です。

24時間管理人がいるところや、セキュリティーゲートがあるところも多く、安心して滞在できるのが良い点です。

無料キャンピングカーエリア

ヨーロッパには有料エリア以外にもなんと、「無料のキャンピングカーエリア」まであります。

街の自治体が観光発展のために運営していたりするので、利用する際にはその街のレストランで食事をしたり、お買い物したりなどして、少しは貢献できるように心がけています。

無料でもしっかり設備が整っている場所が多く、水の補充や処理のほかに外部AC電源も無料で利用できるところもあります(AC電源がない施設もあります)。

先述しましたが外部AC電源に繋げると、普通の家と変わらず家電や電気が使えるので本当に大助かりです。

最大2日間までなど、利用制限があるところもありますが、無制限の駐車場も多く、私たちのようにキャンピングカーで暮らしながら移動している人にはありがたいです。

ただ、街中の公園の一角にある駐車場から、学校の隣の駐車場など、人通りが多い場所に設置されているので、近隣住民などに迷惑がかからないように気を付けて利用します。

ほかにもいろいろなタイプのキャンピングカー滞在施設

アウトレットパークの無料エリア

見つけて驚きました。

アウトレットパークにキャンピングカー専用エリアがあったんです!

普通車用より少し広い駐車スペースで、水の補給や処理をする場所はありませんが、無料で外部AC電源が利用できました。

キャンピングカーで滞在しながらショッピングもできてとても便利でした。

お城を見ながらゆっくりできる施設

今まで訪れたキャンピングカーエリアの中で一番のお気に入りがこちらのお城の見える駐車場

1泊€15で、水の補給、排水処理、外部AC電源付きでさらに窓からは豪華なお城が見える最高のロケーションです。

大自然の中、絶景の中で目覚めるスポット

これまで紹介した設備がしっかり整っている施設以外にも、キャンピングカーで滞在できる場所がヨーロッパにはあります。

それは大自然の中のスポット

具体的には森の中や、海辺、山の展望台など。

こういった場所には水やAC電源はないですが、その代わりに絶景の中で宿泊できます。

私たちが気に入っているロケーションの一つです。

まとめ

ヨーロッパにはここで紹介した以外にもまだまだいろんなタイプのキャンピングカー専用施設があります。

自然の中や街中など自分の旅のスタイルに合った施設を選ぶことができるので、ヨーロッパ一周中にいろんなキャンピングカーエリアを訪問していきたいと思います。

ライター:Luana

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執筆者プロフィール
車旅情報Webマガジン「DRIMO」
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