更新
冬の車中泊!寒い思いをしてでもする?!車を活かして冬を満喫しよう!!
キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です
寒い季節になりましたね。
私の愛車は日産の簡易な車中泊仕様、キャラバンマルチベッドです。
「簡易キャンパーで冬の寒い中、車中泊なんてできるの?」「エンジン切らないといけないでしょ?」
「何をして過ごすの?」様々な疑問があると思います。
結論は、寒い冬の季節でも車中泊をすることは可能です。
夏でも冬でもアクティブに行動しています。
今回はそんな冬の車中泊の楽しみ方について、私自身の経験をもとに冬の車中泊での楽しみ方について、お話させていただきたいと思います。
この記事を読むことによって、冬の車中泊を楽しく乗り切ることが出来るようになりますので、是非参考にして下さい。
寒い思いをしてでも車中泊はおすすめ
私の愛車キャラバンマルチベッド仕様は断熱も無ければFFヒーターも無い、床張りとベッドキットだけの簡素な仕様です。
夏の熱帯夜の暑さはどうしようもありませんが、冬の寒さは対策次第でどうにかなります。
そして、寒い思いをしてでも車中泊をする価値があります。
山での車中泊は空気が澄んでいるので星がとてもきれいに見えるので、恋人やお子様が居るご家庭なら温かい飲み物を飲みながら満天の星空を見せてあげましょう。
都会では決して見ることのできない星空にきっと圧倒されるはずです。
海辺での車中泊は、ハイシーズンではないので海水浴客がいません。
つまり比較的空いているので混みあいません。朝早く起きて冬の冷たい風を浴びながら誰もいない海辺を散歩してみるのもいいですよ。
冬の車中泊、楽しむ上での注意点
ご自身の寒さ対策も、もちろん重要ですが車も冬対策は必要です。
タイヤは必ず冬用タイヤに
夏タイヤで雪道を走行するのは危険です。
出発するときに降っていなくても、思わぬ雪に見舞われる可能性がありますので必ず雪に対応したスタッドレスタイヤ等の冬用タイヤを履きましょう。
ポータブル電源の使い方に注意
ポータブル電源を使用しているのであれば、冬はバッテリーの減りが早いことを頭に入れておきましょう。
お手持ちのスマートフォンで体験したことはありませんか?
これは、リチウムイオンバッテリーの特性で、特に0度以下の低温下においてバッテリーの内部抵抗が大きくなり容量が減少、バッテリーの減りが早くなってしまうのです。
スマートフォンの最適なパフォーマンスの許容範囲は0度から35度となっており、ポータブル電源でも最近の機種はリチウムイオンバッテリーを使用している物も多く、そのような特性に留意する必要があります。
冬の車中泊、楽しみ方は?!
冬ならではの楽しみはたくさんあります。
例えば温泉、寒い夜の温泉は体の芯から温まります。
また、雪景色を見ながらの朝から入る温泉もまた格別です。
車に戻れば人目を気にせず家のようにリラックスできるので、日常のストレスから解放されなんとも良い気持ちになります。
また体を動かしたい人にはウィンタースポーツも良いでしょう。
前乗りし車内で温かいご飯を食べ、次の日は朝からスキーやスノーボード、ワカサギ釣りも冬ならではの楽しみです!
目的地近辺の道の駅、RVパークがおすすめ
実際に、目的地に前乗りし、車を活かした過ごし方をご紹介します。
今回は道の駅甲斐大和(かいやまと)で仮眠をしました。
首都圏にお住まいであれば、都内近郊からのアクセスも良く、近くにカムイスキー場があります。
カムイスキー場は坂の上にあるスキー場で、駐車場が2000台と大きいのですが時間が遅くなると坂の下の方の駐車場になってしまいます。
できれば、ゲレンデ近くの駐車場をキープしたいので、夜中のうちに出発し、スキー前の仮眠場所として、この道の駅甲斐大和を利用させてもらいました。
到着するまでに、リヤヒーターを稼働させておきましたので道の駅にいた時には簡易キャンパーのベッドスペースはポカポカで、息子とプロジェクターを使いDVD鑑賞をしたのち、朝は寒くなるので電気敷毛布を敷いてシュラフに入り眠りにつきました。
朝方はマイナス8度になっておりましたが、電気敷毛布のおかげで、私も息子も途中で起きることもなく、グッスリと寝ることができました。
車を活かして時短に!
朝7時に起床し朝食の準備、炊飯器で炊き込みご飯をセットしてから道の駅甲斐大和を後にし、カムイスキー場へ向かいました。
8時前に着いたので予定通りゲレンデ近くの駐車場をキープすることが出来ました。
到着したころには炊き込みご飯も炊けていたので朝食タイム、時短成功ですね!
車内で炊き立ての温かいご飯が食べられるのは、車中泊仕様ならではの楽しみです。
車を更衣室代わりに
いよいよスキーの支度ですが、駐車場もすっかり混み合っていて満車状態です。
更衣室も相当混雑している様子ですが、車中泊仕様のキャラバンは混み合う時間帯でも更衣室を使う必要がありません。
荷室の広いキャラバンでは車内で着替えることができるからです。
これは大きなメリットで、特に小さなお子様連れのご家庭では助かると思います。
ミニバンでもそれは可能かもしれませんが、やはりゆとりが違い大人2人でも同時に着替えることが可能な広さです。
冬の車中泊であると嬉しいグッズ
冬の旅では、私がおすすめする5つのグッズがあれば寒い冬の車中泊でも温かく過ごせます。
豪雪地帯ではないのでノーマルタイヤで来ることも可能ですが、やはり早朝では凍結の心配がありますので、スタッドレスタイヤの装着やチェーンの準備をした方が安心でしょう。
利用した施設の紹介
道の駅甲斐大和(かいやまと)
・住所:山梨県甲州市大和町初鹿野2248
・電話番号:0553-48-2571
・駐車場:普通車59台 大型7台
勝沼インターから車で5分の好立地にあります。
一般道からだと東京方面から甲府方面へ国道20号を使い、笹子トンネルを抜けたところです。
軽食コーナーやおみやげ屋さん、地域の物産と充実しており、夏にブドウ狩りに来た時にも寄りましたが、地元産のそば粉にこだわった逸品、そば打ち処「そばの実」のそばが絶品で美味しいですよ!
カムイみさかスキー場
住所:山梨県笛吹市御坂町上黒駒5321-1
電話番号:055-264-2614
駐車場:料駐車場2000台
営業時間:9時~16時30分
晴天率高い人工スキー場なので雪質はあまり良くありませんが初心者やお子様連れに丁度いいスキー場で、スキー専用コースや上級者向け、コースキッズタウンと充実しております。
もちろんリフト券は1日券、午前券、午後券、1回券があり、ファミリー向けのパックもあります。
以前、利用してから毎年のようにダイレクトメースが届き、お得な割引券を案内してくれます。
ファミリーパックも割引券の利用で最大2,300円安くなります。
12月からはアプリの配信が予定されており、割引券の配布はアプリへ移行する連絡がありました。
気になる方は検索されてはいかがでしょう?
今シーズンの営業は2022年12月17日~2023年4月2日までですが、誰でもキャッシュレス決済のご利用でリフト券50%OFFキャンペーンを実施するそうです。
リフト券大人1日3,900円→1,950円 子ども2,500円→1,250円となります。
このようにファミリーにとてもお得なスキー場となっています。
滑れない小さなお子様にはキッズタウンでムービングベルト完備のそり遊びも可能。
こちらは1日700円とリーズナブルで、我が家もよく利用していました。
レストランもありますので1日中楽しめます。
まとめ
お昼休憩も車内で行いましたが、ここでもまた炊飯器を使用してご飯を炊きカレーライスを食べました。
冷たいレトルトカレーでも、温かい炊き立てご飯にかければ温かいカレーライスになります。
夕方には息子はまだまだ元気いっぱいでしたが、私の身体が悲鳴を上げてしまいあまりに疲れてしまったので、帰りに山梨市牧丘町にある「花かげの湯」に寄り、疲れを癒してから帰宅しました。
このように道の駅を使い「目的地の近くで仮眠」→「目的の場所へ一番乗り」→「温泉」というパターンが、冬の私の旅の楽しみ方です。
車を最大限に活かして、冬の車中泊を楽しんでみてはいかがでしょうか。
ライター:ズナスケ
キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信!
- 執筆者プロフィール
- 車旅情報Webマガジン「DRIMO」
- キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジンです(https://news.drimo.jp/)。実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるラ...