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1日では遊びつくせないアクティビティ!標高1,000mの澄んだ空気の中でキャンプ&車中泊を満喫!「斑尾高原キャンピングパーク」
キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です
長野県飯山市と新潟県妙高市にまたがっている標高1,000mに位置する斑尾高原、冬は100%天然雪で非圧雪のパウダースノーが魅力のスキーリゾート。
標高が高く避暑地としても人気があり、1年を通して楽しめるリゾート地です。
今回訪れたのは、長野県飯山市にある「斑尾高原キャンピングパーク」。
ウィンターシーズンはスキー場、グリーンシーズンはキャンプ場となり、広大な敷地の中にはサイト数も豊富で設備も整っています。
アクティビティも一日では遊びつくせないくらい充実していて、子供から大人まで楽しめるキャンプ場です。
実際に体験してきて、「斑尾高原キャンピングパーク」のここは素晴らしい!魅力的なポイントなどと、ともに施設と周辺のオススメお出かけスポットのご紹介をします。
「斑尾高原キャンピングパーク」施設情報
斑尾高原キャンピングパーク
住所:〒389-2257 長野県飯山市斑尾高原
電話番号:0269-64-3355
公式ホームページ:http://www.madarao.jp/camp
チェックイン:13:00 ~ 16:00
チェックアウト:~ 12:00
利用可能期間:4月下旬~11月上旬(積雪の状況によっては変更有)
乗り入れ可能なサイズ:フルコン・セミフルコン・バスコン・キャブコン・バンコン・トレーラー・軽キャン・一般車
設備:
・ゴミ処理無料
・電源つきエリアあり(RVパークは電源なし)
・24時間利用可能のトイレ
・サイドオーニング/車外での椅子・テーブル展開OK
・ペットOK
・ダンプステーションあり
入浴施設:周辺に複数の入浴施設あり
コインランドリー:あり
屋外での調理 器具を使用して薪や炭での調理OK(直火OKのサイトもあり)
スーパーマーケット・ホームセンター・コンビニ:
・ツルヤ飯山店 (管理棟から11㎞/車で約18分)
・カインズホーム飯山店 (管理棟から13㎞/車で約20分)
・セブンイレブン飯山静間店 (管理棟から約11㎞/車で約16分)
サイトの種類&料金
※最新の料金は直接施設へ確認をお願いします
パワーデッキサイト(センターエリア)
【料金】ハイシーズン: 10,000円/オンシーズン:9,500円/オフシーズン:7,000円
【電源】あり(20A)
【ウッドデッキ】あり
パワーデッキサイト(チロルエリア)
【料金】ハイシーズン:12,000円/オンシーズン:10,000円/オフシーズン:8,000円
【電源】あり(20A)
【ウッドデッキ】あり
ドッグサイト
【料金】ハイシーズン:13,500円/オンシーズン:12,500円/オフシーズン:9,500円
【電源】あり(20A)
【ウッドデッキ】あり
RVパーク
【料金】ハイシーズン:3,500円/オンシーズン:3,500円/オフシーズン:2,500円
デッキサイト(センター・サウスエリア)
【料金】ハイシーズン:8,000円/オンシーズン:6,000円/オフシーズン:5,000円
【ウッドデッキ】あり
フリーサイト(サウス・チロルエリア)
【料金】ハイシーズン:7,500円/オンシーズン:5,500円/オフシーズン:4,500円
直火サイト
【料金】ハイシーズン:12,000円/オンシーズン:10,000円/オフシーズン:8,000円
【ウッドデッキ】あり
料金に含まれている1区画の定員は子供含めて5名まで、6名以上の場合は1名につき500円の追加料金、車両は1台までで追加料金1,000円で2台まで乗り入れ可能となっています。
電源ありはパワーデッキサイトとドッグサイト、ドッグサイトは柵で囲まれているのでノーリードで愛犬とキャンプを楽しめ近くにはドッグランもあります。
直火サイトは直で焚火ができますが、それ以外のサイトでは充分な高さの足がついた器具を使用すればバーベキューや焚火が可能です。
夏でも夜は涼しいので満天の星空の下、焚火を楽しむことができました。
私達が利用したのは、「チロルエリアのパワーデッキサイト」と「RVパーク」。
RVパークは駐車場だった場所を使用していて、水はけも良いので雨が降っても安心です。
ただ、アスファルトの部分はペグが刺さらないのでタープなどの設営には注意が必要です。
パワーデッキサイトは2カ所あり、私達が利用したチロルエリアのパワーデッキサイトは13×14mと広めで、家族やグループでも広々と使うことができます。
テニスコートだった場所を改装していて水はけも良くウッドデッキもあるので雨の日でも足元がぐちゃぐちゃになることもありません。
実際、わが家が利用した日は大雨だったのですが、ウッドデッキのあるサイトにして良かったと実感しました。
自然が広がる静かな環境なので、22時時から朝7時まで快適な夜・睡眠のために「しずかタイム」として設定されていて、ランタンの明かりを小さくし大声での会話や物音、車のエンジン始動や場内走行などは控えることがルールとなっています。
「斑尾高原キャンピングパーク」のここが素晴らしい!
広大な敷地でも安心!充実した施設&設備
大自然の中、広大な敷地でキャンプを楽しめる「斑尾高原キャンピングパーク」です。
広くてトイレや炊事場が遠くなったりするのが不安と感じることもあるかもしれませんが、各エリアに設置されているので、困ることはありませんでした。
・管理棟
受付は管理棟で行い、売店もありキャンプで必要な物は揃っていて、氷、薪なども購入可能、キャンプ道具のレンタルもできます。
サイトによっては管理棟までは距離があるので、売店へ足りないものを買いに行く時は散歩を楽しむ気持ちで行きました。
・営業時間
8:30 ~ 16:00
・トイレ
エリアごとに4カ所あり、男女別に分かれています
・炊事場
サウス・チロル・RVパーク・センターエリアごとに炊事場があり、お湯も出るところも多くあるので食器やバーベキュー用品を洗うのにも便利です。
・ランドリー
3カ所あり、洗濯機と乾燥機が各1回200円で利用できます。
・ゴミ処理
ゴミは「燃えるゴミ」、「ビン・ペットボトル」、「缶」で分別し、朝に軽トラックでスタッフの方が回収に来てくれます。
管理棟の横にゴミステーションがあるので、そこへ持っていくことも可能です。
ドッグラン
【営業時間】8:30~16:00
小型犬エリアと中・大型犬エリアに分かれており無料で利用できます。
レストラン
斑尾高原ホテルのレストランから気持ちの良いテラス席があるカフェなど、ランチや遊んだ後の休憩にぴったりです。
【カフェ シエル】
キッズ用のアクティビティが揃う「そらの広場」にある、ミックスピザやソフトクリームが人気のオープンテラスのカフェ。
【メインダイニング ピエモンテ】
斑尾高原ホテルのメインレストラン、夏冬のトップシーズンのディナーは30種類以上のバイキングが楽しめます。
営業時間:夕食:18:00~20:30/朝食:7:30~9:00
【ティーラウンジ】
斑尾高原ホテル内にある喫茶店
営業時間:9:30~16:00
温泉王国・長野県!充実した温泉施設
日本でも有数の温泉地数である温泉王国の長野県、温泉をこよなく愛する私達夫婦も長野の温泉には良く訪れています。
「斑尾高原キャンピングパーク」の周辺にも温泉施設が充実しており、トレッキングや思いっきり遊んだ後、ゆっくり温泉につかり疲れを癒やすのには最高です。
ホテルの温泉から手打ちそばが味わえる温泉施設など、キャンプ場周辺の温泉施設をご紹介します。
※最新の料金や営業日時は直接施設へ確認をお願いします。
斑尾高原ホテル/(管理棟から約300m)
【風呂の種類】内湯・露天風呂
【料金】割引クーポン利用で大人:600円 /子供:400円
【営業時間】7:00~10:00/12:00~20:00受付終了
モンエール斑尾/(管理棟から約200m)
【風呂の種類】内湯
【料金】割引クーポン利用で大人:600円 /子供:400円
【営業時間】16:00~20:00受付終了(夏期のみ営業)
まだらおの湯(食事処あり)/管理棟より2km
【風呂の種類】内湯・露天風呂
【料金】大人450円/小学生200円
【営業時間】10:00〜21:00(最終受付20:30)
【定休日】火曜日(祝日は通常営業)
【食事処】営業時間:11:30~19:45
雄大な自然の中で満喫できるアクティビティが充実!
「斑尾高原キャンピングパーク」では自然とともに楽しめるアウトドアスポーツから、雨が降っても安心、屋内で遊べる施設もあり種類も豊富、一日では遊びきれないアクティビティが満載です。
トレッキングからペットと楽しめる散策コースや、次回ぜひ試してみたい気になるアクティビティをご紹介します。
斑尾トレッキングトレイル
斑尾トレッキングトレイルは何度か歩いたことがあり、3つの山頂と湿原や池、沼、ブナの原生林などのコースが楽しめます。
私達夫婦はトレッキング好きなので、キャンプ場からトレッキングコースに繋がっている標高1,382mの斑尾山に登りました。
冬にはスキー場となる山道を登っていくと、妙高山、黒姫山、戸隠連峰を望みながら、山頂に到着します。
山頂は木々に覆われそれほど見通しは良くないので、そこから10分程で行ける大明神岳(標高1360m)まで足を延ばすと、眼下には野尻湖が広がり天気の良い日には遠くに北アルプスが望める絶景スポットです。
冬にはゲレンデとなる斜面のきつい道もありますが、登山道は比較的歩きやすく、私達は2時間半程で往復をしました。
残念ながら天気があまり良くなかったので、この日は斑尾山のみの登山でしたが、山頂からは違うコースへと繋がっていて本格的にトレッキングを楽しみたい場合や、車を使い近くに駐車して他のコースへ行くこともできるので、それぞれのペースに合わせたトレッキングを楽しむことができると思います。
ペットと楽しめる散策コースもあるので、ペットとの散歩にもぴったり。
ジップラインアドベンチャー
森の中に張ったワイヤーを滑車で滑り降りる世界的に人気のあるアクティビティ、絶景とスリルを同時に楽しめます。
グラベルバイクパーク
グラベルとは未舗装の林道やトレイルを自転車で走る遊びのスタイルで、自転車専用パークのある「斑尾高原キャンピングパーク」では、マウンテンバイクやグラベルバイクを使い初心者からでも楽しめるルートがあり、手軽にグラベルを体験できます。
その他、3歳からOKなスカイトランポリンや家族で楽しめるパターゴルフなどもあり、一日では遊びつくせない程のアクティビティが揃っています。
偶然だったのですが、私達が利用した日には野外ジャズフェスティバル「斑尾JAZZ」が開催されていて、高原に響くジャズを聴きながらキャンプが楽しめる最高なシチュエーションでした!
入場無料なので気軽にジャズの演奏を楽しむことができ、次回もまたジャズフェスティバルに合わせて利用してみたいと思いました。
会場にはレストランブースがあり料理や飲み物も味わうことができ、長野県内のワイナリーが作った、シードル(リンゴのお酒)やワインもあり、シードルの代表的な産地はフランス北部なので、フランス人の夫は嬉しそうに盛り上がっていました。
生ビールならぬ、生シードルが美味しかったです!
「斑尾高原キャンピングパーク」周辺のお出かけスポット
野尻湖テラス(キャンピングパーク管理棟から駐車場まで約6km/車で約12分)
RVパークから車で約12分の場所にある、斑尾東急リゾート・タングラム斑尾が運営している標高1,100mにある野尻湖テラス。
条件の良い日は野尻湖、妙高山、戸隠連峰、黒姫山、飯綱山が一望できる絶景の展望テラス、リフトに乗ると10分程で到着するので気軽に行ける絶景スポットです。
ペットも中型犬まで一緒にリフトに乗れ、(ペットケージ必須)、ペットと空中散歩を楽しみながら雄大な自然を満喫できます。
野尻湖テラスまではトレッキングコースもあり、往復約1時間50分と健脚者向けのコースですが、どちらかをリフトにすることも可能なので、気軽に山登りができおすすめです。
野城湖テラスにはテラス席から大パノラマを楽しみながらゆっくり過ごすことができるカフェがあります。
朝9:30からカフェはオープンしているので、少し遅めの朝食を取りながら標高1,100mのテラスで過ごすのも至福なひとときです。
例年はゴールデンウィーク、春秋の土・日・祝日、夏休み期間(7月中旬~8月)の毎日リフトは運航しているようですが、最新の営業日時は直接施設へ確認をお願いします。
野尻湖テラス観光リフトHPはこちら
野尻湖ラウンジ(カフェ)の情報はこちら
長野の特産品お蕎麦&旅の休憩スポット「いいやまぶなの駅」
お蕎麦大好き私達夫婦、フランス人の夫も蕎麦が好きなので、長野県へ行くとお蕎麦を食べることも楽しみのひとつとしています。
美味しいお蕎麦が食べたいから長野に行っているような……。笑
キャンプの食材を調達するために、車で山を下り飯山市内のスーパーやホームセンターへ買い出しに出掛けた際に食べた、店主のこだわりが詰まったお蕎麦屋さんをご紹介します。
・奥信濃 まぼろしのそば処 富倉そば(キャンピングパーク管理棟から13km/車で約20分)
富倉そばとは長野県飯山市富倉に伝わる蕎麦、オヤマボクチという野草をつなぎに使用したとても珍しいそばを味わえます。
【営業時間】 11:00~15:00
【定休日】 木曜日
富倉そばのHPはこちら
・そば処幸輪(キャンピングパーク管理棟から11.4km/車で約18分)
無化学肥料、無農薬で栽培されたそば粉と県内の湧水を使用した十割そばを味わえます。
店主厳選のお蕎麦に合う日本酒も充実しています。
【営業時間】11:00~21:00
【定休日】水曜日(祝日の場合は営業)
そば処幸輪のHPはこちら
・いいやまぶなの駅(キャンピングパーク管理棟から約13km/車で約20分)
地元の新鮮な農産物を取り扱っており、お土産購入にもぴったりです。
フードコートも隣接していて、お蕎麦や郷土料理、新潟で大人気の名店のラーメンなども楽しめます。
いいやまぶなの駅のHPはこちら
まとめ
今回紹介しました「斑尾高原キャンピングパーク」は施設も広く設備も整っていて、全てのサイトで車両乗り入れ可能で車中泊ができるので、初めての方でも安心して気軽に利用できると思います。
普段私達はRVパークを利用することが多いので、RVパークに比べると料金は時期やサイトによってはやや高めになりますが、設備が充実していて、スタッフの方のホスピタリティも高く気持ちよく過ごせました。
敷地も広大で区画も広いサイトも多いので、グループや家族で利用している方が多かったです。
今回利用したのが8月中旬だったのですが、天気が変わりやすかったので、雨具や夏でも寒さ対策などの準備していくことをおすすめします。
標高が高いので夏でも寝苦しいこともなく、自然に囲まれた静かな環境で快適に過ごせ、サイトの種類も豊富なので自分達のスタイルに合あわせて選ぶことができ、季節ごとに楽しむことができます。
ライター:La Noggie
キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信!
- 執筆者プロフィール
- 車旅情報Webマガジン「DRIMO」
- キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジンです(https://news.drimo.jp/)。実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるラ...