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車中泊で日本一周中!積んできて良かったモノ、要らなかったモノ!
キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です
DIYで車中泊仕様にした中古のトヨタ・タウンエースで、日本一周をしています。
6月11日(大安)にスタートして、現在(本記事は8月中旬に執筆)、車旅を始めて約2カ月になります。
出発地は富山県富山市、現在は新潟県→山形県→秋田県→青森県そして5カ所目の北海道帯広市に滞在中です。
さて、今回は日本一周旅への出発の際に、車に詰め込んだ荷物についてお話ししたいと思います。
だいたい1カ月ぐらい旅を続けていると有用なものと不要なものがいくつか出てきます。
深く、深く考えて詰め込んだ荷物が、ほとんど日の目を見ないなんてことも。
反対に、訪れる場所の知識が乏しくて「あれ持って来ればよかった」と思うこともあります。
長期の車中泊旅に出ていろいろ使ってみたからこその私の実感が、読者のみなさんの装備選びの参考になればうれしいです。
目次
【車中泊で日本一周】出発の際に持って出た荷物の紹介「衣類について」
車の中で生活していると狭い空間の中で着替えや身支度をしなくてはなりません。
このことを念頭に置いて、夏に向けて私が最初に準備した衣類と、持っていった数を紹介します。
・Tシャツ/7枚
・トランクスパンツ/7枚
・靴下/7枚
・ショートパンツ/3枚
・タンクトップ/2枚
・長袖Tシャツ/2枚
・Gパン/1本
・スウェットパンツ/2本
・パーカー/2枚
・ウインドブレーカー/1枚
その他、登山目的で専用のウエアを1式持参しております。
できるだけ少なくしたつもりでしたが、書き出すと少し多く感じますね。
Tシャツ・トランクス・靴下が各7枚ずつの理由は、単純に1週間に1度洗濯するであろうと想定したためです。
2カ月間旅をしていますが、おおよそ想定通りになっています。
スウェットパンツとパーカーは北海道の夜が寒そうだったので、持ってきましたが大正解でした。
8月にスウェット&パーカーなんて思うかもしれませんが、既に何度か着用しています。
それと、何気なく持ってきたウインドブレーカーが主に北海道の岬で大活躍。
襟裳岬や函館の立待岬なんかは風が強いので、軽くてサッと羽織れるウインドブレーカーは非常に便利です。
記念撮影向けなどにいくつかお気に入りの服を持っていくのは大賛成ですが、あまり高価な服や超が付くお気に入りは持っていかない方が賢明です。
理由は、ほとんどのケースで洗濯時に乾燥機を使用するということと、狭い空間で食事をするので汚れる可能性が高いから。
お気に入りの服が台無しになりかねません。
【車中泊で日本一周】出発の際に持って出た荷物の紹介「靴とサンダル」
私はスニーカー好きなので、なんと3足も持ってきております。
ほかにランニング&ウォーキング用シューズが1足とサンダルが2足、その内1足がビーチサンダル兼用のものです。
合計で6足は自分でも多いと思います。
使ってみて正直半分は持ってこなくても旅に支障はなかったです。
まず、街歩き用にスニーカーは1足のみで充分です。
他の2足はルーフボックスに入っているのでほとんど登場しません。
サンダルはビーチサンダルと兼用できるものであれば心強いと思います。
夏は海・川・湖に入ることがあるので、濡れてもよいサンダルは必須です。
その他1〜2足ほど、趣味に合わせた靴を持っていけば充分。
9月に一度里帰りするのでスニーカー2足とサンダル1足は家に置いていきます。
【車中泊で日本一周】出発の際に持って出た荷物の紹介「日用品について」
日用品は普段生活する上で使っているものを持ってきました。
少し変わったもので言えば、スーツやコートによく使うブラシがあるのですが、あらためて考えてもなんで持ってきたのか思い出せません。
ただ、ちょっとした車内の埃を落としたり、ウインドーバグネット(防虫ネット)などのメッシュ素材の汚れ落としに使ったりで活躍しています。
タオルは肌触りの良いものや厚手ものをたくさん持ってきましたが、一番活躍しているのはお中元やお歳暮でもらった薄手のタオルです。
お風呂や朝の洗顔・歯ブラシ後にタオルを車内で干しますが、薄いと圧倒的に乾きが早いです。
それと、出発時に考えていた通りに働いてくれているのがルームスプレー(消臭スプレー)です。
狭い車内で調理し、洗濯物を干すので、匂いが消せるスプレーは重宝しています。
日用品は普段使っているものをそのまま持っていくのがベストです。
車と自宅、使用する場所が違いますが、やることは変わらないので慣れ親しんだものを持っていきましょう。
【車中泊で日本一周】出発の際に持って出た荷物の紹介「カトラリーと調理器具」
あくまでも推測ですが、車中泊で旅に出ている方で、全て外食で済ましている人はほんの一握りではないでしょうか。
私も現地の名物料理を求めて外食することはありますが、基本的には自炊をしています。
ほとんどキャンプで使用するカトラリー(食器類)ばかりを用意していますが、写真に写っているものとは別にワイングラスと陶器製のコーヒーカップを持ってきています。
やはりワインやコーヒーまでチタンのマグカップで飲むのだと雰囲気が出ないですからね。
カトラリーに関しては現ラインナップで問題はありません。
調理器具は実際に家で使用しているものと、キャンプ用のものを必要に応じて持ってきています。
今回の旅では電磁調理器は使用せず、キャンプの時と同じようにガスバーナーのみを使って自炊をすると決めました。
それと車内での調理になるので、揚げ物や燻製、長時間かかるような煮物などはあきらめています。
調理器具の中で実際使用してみてびっくりしたものが1つありました。
それは直火用ホットサンドメーカーです。
ホットサンドメーカーはその名の通りホットサンドを作る調理器具です。
フタが付いているフライパンのような器具で、たまたまソーセージを焼くときにフタを閉じて使ってみたのですが油が跳ねるのを防げて大正解でした。
こういう使い方もあるのだと、使う環境が変わらなければ知りもしなかったです。
そのほかでは、汚れがひどくて写真には入れませんでしたが、ガスバーナーのバックアップ用にガスコンロを1台積んでいます。
【車中泊で日本一周】出発の際に持って出た荷物の紹介「コーヒーグッズ一式」
本来なら、コーヒー豆で淹れるコーヒーセットを持っていかなくても車中泊の道中は問題ないでしょう。
しかし、私には毎日ちゃんとコーヒーを淹れて飲む時間が絶対必要。
特に、旅で訪れる各地の名物&人気スイーツといっしょに楽しむコーヒーは格別です。
実際、青森「SKIP EGG」さんのアップルパイや北海道「柳月」さんの三方六プレーンの端(特売バームクーヘン)といっしょに飲んだコーヒーは最高でした。
景色の良い場所でのお菓子とコーヒーの時間は、旅に癒しと休息を与えてくれます。
長期車中泊を考えている場合は、好きなものを我慢しないで持っていきましょう。
【車中泊で日本一周】出発の際に持って出た荷物の紹介「寝具について」
出発時、普段使用している布団にするかキャンプ時に使用している寝袋を積んでいくか悩みました。
コンパクトさを求めるのであれば寝袋が適していますが、私は睡眠の質にフォーカスしたかったので、最終的に布団を選択しました。
家で使用しているベッド上の寝具をそのまま持ってきたので、枕と小クッションが2つずつ、それとタオルケット、毛布、掛け布団まであります。
家で使っている寝具フルセットです。
7月中旬に北海道へ来たのですが、毛布をメインに幾度か掛け布団を使用しました。
北海道の山間部や海沿いの街は天候が悪いと想像以上に寒いです。
逆に夏の必需品であるはずのタオルケットをまだ一度も使用していません。
富山の自宅にいるときは7〜8月はタオルケットをメインで使用していたのに、ところ変われば使うものも大きく変わります。
あとがき
私が車中泊をする上でメインとなる荷物は以上です。
この他にも趣味で持ってきた登山用品や釣具、本やPCなどもあります。
趣味に関するものについては、どこかでお話しできる機会があるかもしれません。
私は9月下旬迄に、一度地元富山へ帰ります。
免許証の更新と車検があるので戻らねばなりません。
秋冬に向けた衣類や靴、寝具なども見直す予定です。
それと調理器具もガスから電気に変える必要があるかもしれません。
夏のように窓・ドアを全開に出来ないので一酸化炭素中毒を防ぐ意味で検討します。
衣替えのことを考えると、ある意味良いタイミングでの免許更新かもしれません。
ライター:Kazzz
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