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1泊2日でいくらかかる?「節約車中泊」旅の行程と実際の金額は?!
キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です
不景気なのであまりお金はかけられないけれど、それでも旅を楽しみたい!そんな思いから車中泊をスタートしたという方もかなりいらっしゃるのではないでしょうか。
しかしお金をあまりかけない「節約旅」を楽しもうと思っても、ガソリンは高騰しているし食事もとらないといけないし・・・。
具体的にいくらくらいかかるのか、どのくらい節約することができるのかは、実際に出かけてみないとわからないのかもしれません。
そこで今回の記事では、車中泊旅で筆者が節約を意識した場合、行程ごとに大体どのくらいの金額がかかるのか、実際に1泊2日でかかった合計金額はいくらだったのかなどをご紹介していきたいと思います。
朝の出発から順を追ってご紹介していきますので、イメージも掴みやすいと思います。節約旅に興味がある方は、ぜひ記事をチェックしてみてください。
目次
さっそく節約旅に出発!
朝起きたら持ち物などをしっかりと準備し、さっそく車中泊に出発です。
節約車中泊旅といっても、温泉を楽しんだり、少しは外食もしたいなということで、予算はガソリン代を含めて大人2人、1泊2日で10000円前後としてみました。
すこしオーバーしてしまってもOK!予算より数千円程度多めに持って、余ったらラッキーくらいに思いながら出発します。
まずはガソリンを満タンに
まずはガソリンスタンドに立ち寄り、ガソリンを5000円分給油します。
行き先にもよりますが、あまり遠出をしない筆者はだいたい4000〜5000円分ほど給油すれば、余裕を持って出かけ、帰宅することが可能となります。
行き先は自宅から片道1時間程度の場所にある熱海や伊豆、山中湖や河口湖あたり。
このあたりであれば、キャンプ場やRVパークなど車中泊スポットも複数ありますので安心です。
より節約を意識する場合は、自分が住んでいる県内や、隣県のキャンプ場やRVパークを目的地としましょう。
行き先を自宅から近い場所にすることで、ガソリン代をかなり抑えることができますよ。
朝食&昼食は、手作りのおにぎりを持参して0円に!
朝食&昼食は、自宅から手作りのお弁当やおにぎりを持参して0円で済ませます。
おにぎりとお弁当両方持参すれば、朝食も昼食もお金をかけずに済ませることが可能です。
お弁当が面倒という場合は、具材の違うおにぎりを多めに作って持参してみましょう。
おにぎり程度であればパパッと作ることができるため、思ったよりも手軽に食事代を節約することができますよ。
さらに水筒やマグボトルに飲み物を入れて持参すれば、飲み物代も0円です!
下道を利用して高速料金を節約
目的地までは料金のかかる高速道路ではなく、一般道を利用します。
一般道は高速道路を利用するよりも多少時間はかかりますが、高速料金を節約できるのでかなりお得です。
途中眠気に襲われないように、コンビニや道の駅・公園などに立ち寄り、車から降りて息抜きするのも忘れずに。
休憩に合わせてトイレも利用できるよう、あらかじめ立ち寄り可能な場所をチェックしておきましょう。
お値段安めの車中泊スポットを利用
今回は1泊3500円のRVパークを利用します。
RVパークやオートキャンプ場などには、1泊2000〜3000円程度で宿泊が可能な車中泊スポットがたくさんあります。
中には1泊1000円以内で利用できる施設も!
事前にインターネットで滞在希望の地域にある車中泊スポットをすべてチェックし、サービスの違いなども考慮しながら希望金額に見合った施設に予約を入れておきましょう。
お風呂はワンコインで済ませる
お風呂やシャワーを利用する予定がある場合は、宿泊場所付近に日帰りで利用できる施設があるか、あらかじめ調べておく必要があります。
その際、できるだけワンコイン(1人500円)程度で利用できる施設を選ぶことで、お風呂代を節約することが可能になります。
大規模な日帰り温泉施設などは1000円を超える場所も多いため、できれば旅館や民宿など日帰り利用できる宿泊施設や、地元向けのこじんまりとした温泉施設を選ぶのがおすすめ。
そうすることで、入浴にかかる費用を安く抑えることができますよ。
夕食はお米や食材を持参して自炊する
晩ごはんは、お湯をいれたり温めるだけで食べられるごはんやインスタントのお味噌汁を持参し、車内で自炊をします。
おかずも、カット野菜とお肉を炒めるだけの野菜炒めや鍋料理などにすれば、面倒な手間もありません。
家にある食材や買い置きのインスタント食品を持参することで、夕食にかかる費用を0円に。
もちろん費用に余裕があるようなら、スーパーやコンビニで惣菜などを購入してもOK!
その際は500円や1000円以内にするなど、事前にきっちりと予算を決めておきましょう。
車内で本を読んだり動画を見て過ごす
夕食の後は車内で本を読んだり、夫婦で動画を見て過ごします。
持参した本や電子書籍、Youtubeなどの動画を楽しむだけなので、費用は当然0円。
筆者は自宅にいると、休日であっても家事や仕事をしてしまい、なかなかゆっくりとできないんですよね。
旅先の車内であれば片付けなければいけない家事もないですし、お風呂も済ませているため思う存分のんびりと過ごせます。
自宅で積みっぱなしになっていた本を時間をかけて読んだり、夫婦で会話を楽しむなどして眠くなったら就寝です。
朝食は現地のモーニングを利用
朝起きてトイレや洗顔を済ませたら、車中泊スポットをチェックアウトして朝食へ。
朝食は滞在地付近で、モーニングのあるカフェやイートイン可能なベーカリーを探してみましょう。
モーニングの利用であれば、1人500円程度で済ませることも可能です。
今回はベーカリーのモーニングセットを。
2人で合計1000円でおいしいパンとサラダ、コーヒーを堪能することができました。
ベーカリーでモーニングセットを頼まず、お好みのパンとドリンクを単品でチョイスするのもおすすめ。
パンとドリンクの価格にもよりますが、お手頃価格のお店であれば500円以下に抑えることもできますよ。
入場料・駐車場がかからない場所で観光を
観光は絶景スポットや入場料が無料の施設などを利用し、極力お金をかけずに済ませます。
富士山が見える場所に車を停めてのんびりと散歩を楽しんでもよいですし、無料の公共施設(博物館や美術館、植物園などもあります)に立ち寄ってもOK。
観光のため車を停める場合は、無料駐車場や1時間で100〜200円程度の格安の駐車場を利用するなど、駐車料金を抑える工夫も忘れずに!
お蕎麦を選べば安くランチ完了
今回は欲張ってランチも外食がしたい!ということで、夫婦ともに大好きなお蕎麦を選んでみました。
ざるそばやもりそば、たぬきそばなど、シンプルお蕎麦であれば1人700〜800円程度に収めることが可能です。
道の駅などを利用しても良いですし、現地で有名なお蕎麦屋さんに立ち寄ってもOK。
水のきれいな地域なら、おいしい水を使って作る絶品のお蕎麦を楽しめる店舗も多いです。お蕎麦好きならぜひ蕎麦ランチをチョイスしてみてください。
節約旅の合計は、夫婦2人1泊2日で12000円程度に!
ここまでご紹介した夫婦2人1泊2日の車中泊旅。
合計でいくらかかったのでしょうか。
以下にまとめてみました。
ガソリン代 5000円
日帰り温泉 2人で1000円
車中泊スポット3500円
カフェモーニング 2人で1000円
お蕎麦 2人で1500円
大まかな計算ですが、合計で約12000円ほどに収まりました。
予算より2000円オーバーしていますが、この程度であれば許容範囲内。
ガソリン代や食費をカットすることで予算内に収めることも可能でしたが、今回は楽しむことを優先した結果この金額に。
12000円というと、ホテル泊であれば1人分の宿泊費用程度の金額。ホテル泊の場合は当然交通費や外食費用などが別途必要になりますし、宿泊代も2人なら倍の金額となります。
それに比べると、かなりの金額を節約できました。
通常の車中泊と比べても、ガソリン代や食費を抑えて安く済ませることができています。
月に1〜2度のレジャーとして考えると、無理のない金額といえるのではないでしょうか。
節約を意識して初日は食事も持参&自炊で済ませましたが、2日目に関しては朝・昼と2回外食もしています。
現地で大好きな温泉も堪能して夫婦2人で12000円!
特に我慢をしているという思いもなく、実際に車中泊をした筆者も大満足の内容でした。
車中泊の費用を抑えるには「ガソリン代」と「食費」の節約がポイント!
今回は、筆者が節約を意識して車中泊をする際、実際の費用はどのくらいかかるのかを旅の行程とともにご紹介しました。
今回は12000円という金額になりましたが、外食の回数を減らしたり、行き先を近隣にしてガソリン代をもっと節約することで1万円以内に収めることもできそうです。
また1人旅であればもっと金額を抑えることができます。
当然ながら旅にでかける人数によっても料金はだいぶ違ってきますので、そのあたりも考慮しながら、予算内に収められるよう工夫をしてみるのがよいのではないでしょうか。
ぜひ今回の記事を参考に、ゲーム感覚でさまざまなアイデアを試しながら「節約車中泊旅」を楽しんでくださいね。
ライター:haru.
キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信!
- 執筆者プロフィール
- 車旅情報Webマガジン「DRIMO」
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