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本当に準備は大丈夫?!1週間以上の「長期間車中泊旅」で、用意すべきアイテムとは?
キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です
梅雨が開けたら夏!ということで、いまから夏休みの車中泊旅を楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。
中には、1週間以上の「長期間車中泊旅」にでかける予定の方もいらっしゃるかもしれませんね。
実際に、毎年夏になると1ヶ月ほど、暑い夏でも過ごしやすい北海道で車中泊旅を楽しまれている方もいるようです。
しかし今年の夏、初めて長期間の車中泊旅を予定している方の中には、1週間以上の車中泊にはなにが必要になるのか、どこまで準備すれば安心なのかなど、長期間旅に対応するための「車中泊アイテム」について、気になる部分が多々あるのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、1週間以上の長期間車中泊で用意しておくと安心なアイテムや、あると便利なグッズなどをご紹介していきたいと思います。
持参できる荷物に限りがあるからこそ、本当に必要なアイテムのみを厳選しておきたいもの。
長期間の車中泊を予定している方は、ぜひ記事をチェックしてみてください。
「1週間以上の長期車中泊旅」には何が必要?
普段から1〜2泊程度の車中泊をされている方でも、1週間〜1ヶ月ほどの長期間車中泊となると、持参する荷物の量や内容がだいぶ違ってくると思います。
いつもなら必要のないものが必須アイテムとなったり、出先で調達しているものでも、1週間以上の間使用するとなるとコスパが悪かったり・・・。
「いつものアイテム」に加えて何を追加したら良いのか?旅先で「困った!」とならないためにも、改めてチェックが必要となってきそうです。
また車中泊にまだ慣れていないという方や、初めての車中泊で長期間滞在予定という方も、旅先での予定や過ごし方を想像し、細かい部分までアイテムをリストアップしたり、念には念を入れて準備を整えておくと安心です。
筆者おすすめ!長期車中泊旅の必須アイテム
実際に1週間程度の車中泊旅を何度か行っている筆者が、長期の車中泊旅に必要となるであろうアイテムをいくつかピックアップしてみました。
ぜひ以下のアイテムをチェックし、ご自身の車中泊旅に必要なものがあればゲットしてみてください。
長期車中泊旅の必須アイテム1.ポータブル電源&ソーラーパネル
現在の車中泊では、短期・長期に限らずポータブル電源は必須アイテムとなりつつあります。
ポータブル電源があれば、IHクッキングヒーターや電気コンロなどを利用して調理をしたり、扇風機やポータブルクーラーを使用したり、スマートフォンの充電をしたりと、普段の生活に近い過ごし方が可能となります。
まさに、車中泊における「不便」な部分を、かなり解消することができるんです。
さらに大容量・ハイパワータイプや走行充電が可能なタイプのポータブル電源なら、長期間の車中泊旅でも残量の心配がいりません。
ポータブル電源とセットで使用するのにおすすめなのが、ポータブル電源を充電できるソーラーパネル。
筆者のバンは、車の天井部分にソーラーパネルを貼り付け、コードを車内に引き込んであります。ソーラーパネルがあることで、走行中はもちろん、走行中以外での充電も可能となりかなり重宝しています。
晴れた日であれば、4〜5時間ほどで充電が完了。
ポータブル電源を2台ほど持参しこまめに充電をすることで、24時間いつでも電気が使える状態となっています。
ポータブル電源とソーラーパネルのセット使用で、「快適な長期車中泊旅」が実現しますよ。
長期車中泊旅の必須アイテム2.自炊関連アイテム
車中泊旅の最中、少しでも自炊する予定がある場合は、自炊に必要な調理器具や調味料、食材や食器類などが必要になります。
もちろんすべて外食で済ませても良いのですが、かなり出費がかさみますし、外食が続くと胃腸も疲れます。
朝食だけ、夕食だけといった1日1食を自炊にするだけでも、旅の費用を節約をしながら栄養のある、胃腸に優しい食事を摂ることが可能になりますよ。
またコーヒーや紅茶などの飲み物も、お湯を沸かしてすぐ飲めるようにしておくのがおすすめ。
車内で普段と違う景色を眺めながら、お気に入りのコーヒーを淹れてじっくりと味わう。
そんな時間にも非日常を感じ、旅の満足度は高まります。
調理器具は、あれこれとたくさん揃っていると便利ではあるのですが、その分車内の収納スペースを取り、購入するためのお金もそれなりにかかります。
写真の「お料理ケトル」のような多機能のものであれば、IHクッキングヒーターはなくてOKですし、鍋もフライパンもセットになっていてさまざまな調理が可能。
ケトルとしても使えますので、お湯を沸かす際にも役立ちます。
多機能で便利な調理家電や調理器具をチョイスすることで、持参する調理器具を大幅に減らし、費用の節約も可能になります。
ぜひご自身の調理スタイルにあった調理器具を探してみてください。
長期車中泊旅の必須アイテム3.お風呂セットと多めのタオル
長期の車中泊旅であれば、お風呂やシャワーの利用は必須。
当然、入浴時に使うためのシャンプーやボディソープ、フェイスタオルやバスタオルなども必要です。
洗剤などは日数に合わせて、市販の短期間用お風呂セットなどを準備しておいてもOK。
収納スペースが確保できるのであれば、自宅にあるものを持参しても問題ありません。
フェイスタオルやバスタオルなどは、お風呂以外でも朝の洗顔や食事時、突然の雷雨などで濡れてしまった場合など、使用する場面が多く想定されます。
日数分よりも多く持参しておくと安心です◎
長期車中泊旅の必須アイテム4.着替えや洗濯用アイテム
長期間の車中泊旅では、かなり多くの着替えを持参しなければなりません。
途中コインランドリーなどに立ち寄り洗濯する予定がある場合でも、洗濯するための洗剤や洗濯物を保管しておく袋などは必要となってきます。
また旅行中は洗濯をせずすべて持ち帰るという場合は、日数分の着替えに加えて、洗濯物を持ち帰るための、大きくて臭いの漏れない「密封可能な袋」が必要となります。
夏の車内は温度や湿度が上がり、臭いもこもりやすくなります。
車内に保管している期間しっかりと密封し、車内の整理整頓と臭い対策を万全にしておきましょう。
洗濯物を保管しておくための場所もあらかじめ確保!
快適な車中泊旅には、車内の整理整頓も欠かせません。
長期車中泊旅の必須アイテム5.扇風機、電気毛布など温度調節をするもの
夏の車中泊はとにかく「暑い」。
滞在する場所にもよりますが、日中はどこも気温が上がって車内外が暑くなることが予想されますので、何かしらの温度調節アイテムが必要となってきます。
標高が高く気温があまり上がりすぎない地域であっても、小型の扇風機くらいは持参した方がよいでしょう。
また海方面はかなり気温が上がります。
日中直射日光を浴びた車内の温度が夜になっても下がり切らず、寝苦しかったり、まったく寝られないということにもなりかねません。
安眠のためだけであっても、ポータブル電源で稼働できるタイプの「ポータブルクーラー」などを持参するのがおすすめ。
扇風機なども併用して車内で活用することで、車内の温度が下がりとても過ごしやすくなります。
日中思う存分遊んだ疲れを取るには、ぐっすりと眠ること。
車内温度や体温を下げることができるアイテムを上手に取り入れて、安眠に繋げましょう。
また夏であっても、標高の高い場所や北海道などの寒冷地などでは、朝晩の時間帯にかなり冷え込むことがあります。
特に北海道では、8月中旬以降では朝晩に長袖が必要となるくらい温度が下がることも多いです。
北海道での車中泊旅を予定している方は、寒さに備えた準備も必須となります。
衣服の上に羽織れるようなストールやカーディガンを用意したり、収納スペースに余裕があるようなら、小型のヒーターや電気毛布なども用意しておくと安心ですよ。
準備を万全にして車での長旅に備えよう
今回は、1週間以上の長期間車中泊で用意しておくと安心なアイテムや、あると便利なグッズなどをご紹介しました。
旅先で追加購入などして対応できるものもいくつかありますが、事前に準備しておくことで旅行中の無駄な出費を抑えたり、調達するために時間を取られたりせず、心置きなく旅を楽しむことができます。
必要になってから持参していないことに気づいて慌てても、夜の時間帯は開いている店舗が少なかったり、山の中などはそもそも入手できる店舗がなかったり・・・。
特に土地勘のあまり無い場所にいく際は、しっかりと準備をしてから出発することが旅の安心に繋がります。
旅のスケジュールや旅先の情報、必要なアイテムなどを事前にチェックし、万全の状態で長期間の車中泊旅を楽しんでくださいね。
ライター:haru.
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- 執筆者プロフィール
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