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夏の車中泊のために知っておきたい!周囲に迷惑をかけないための「守るべきマナー」とは?
キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です
この夏、夏休みやお盆休みを使って車中泊旅の予定を立てている方はたくさんいらっしゃると思います。
水遊びや花火などの夏らしいアクティビティを楽しんだり、いままで行ったことのない場所に出かけてみたり、おいしいものを食べたりと、時間がたっぷりとあるからこそ体験できることがたくさんありますよね。
旅先や宿泊場所のチェックももちろん大切なのですが、車中泊旅を予定しているのであれば、「夏の車中泊マナー」についてもしっかりと把握しておきたいものです。
そこで今回の記事では、夏の車中泊の知っておきたい、守りたいマナーについてお話をしていきたいと思います。
周囲の車中泊者に迷惑をかけず、自分も心から楽しむためにもマナーを守ることはとても大切。知っておくと注意して行動することに繋がります。
この夏車中泊旅を予定している方は、ぜひ記事をチェックしてみてください。
「夏の車中泊」を楽しむために!羽目を外さずマナーやルールを守ろう
梅雨があけたらあっという間に夏休みが始まります。
子供たちの夏休みに合わせて休暇を取ったり、お盆休みを利用したりして、自然豊かな場所まで車中泊にでかける方も多いのではないでしょうか。
家族や友人と車中泊旅や車中泊キャンプにでかければ、自然の中でバーベキューを堪能したり、水遊びなどのアクティビティを体験したり、夜にみんなで花火をしたりと、さまざまな過ごし方で非日常感を味わうことができます。
楽しい思い出になること間違いなしですね!
いろいろな体験ができる夏の車中泊ですが、滞在中思いっきり楽しむためには、車中泊をする際の「マナーやルール」を知っておく必要があります。
マナーを知らないまま車中泊にでかけ、羽目を外しすぎて周囲の人たちや家族にまで迷惑をかけてしまったら、せっかくのおでかけも台無しです。
家に帰るまでしっかりと楽しむためにも、出発前に夏の車中泊のためのマナーやルールを理解しておきましょう。
「夏の車中泊」で守るべきマナーとは
ここからは、筆者が夏の車中泊で特に気をつけているポイントや、守ってほしいマナーなどをいくつかご紹介していきます。
ぜひ夏の車中泊旅の参考になさってください。
夏の車中泊マナー1.エアコン使用のためにエンジンをかけっぱなしにしない
日中は気温がグングン上がり、夜になってもあまり涼しくならないのが夏の車中泊。
特に日中炎天下で過ごす予定がある方や、気温の高い海方面に行く予定の方は、水分補給以外にもいくつかの暑さ対策を準備しておくことがとても重要です。
いくら暑いからといって、キャンプ場や車中泊スポットに滞在する間、エアコンを使用するためにエンジンを何時間もかけっぱなしにするのは、当然マナー違反となります。
個々のスペースが区切られているオートキャンプ場であっても、長い時間エンジンの音が鳴り続け、排気ガスを出している状態では周囲に迷惑がかかります。
滞在中はエンジンをきちんと切り、車のエアコン以外の暑さ対策を取り入れるようにしましょう。
もちろん熱中症などの疑いがあったり、体温を下げる必要がある場合など「緊急性がある場合」は、この限りではありません。
いずれにしても、車のエアコンに頼らなくても良いように、ポータブルクーラーや扇風機を利用したり、保冷剤や冷たいドリンクを持参するなど、暑さ対策はいくつかに分散させ、しっかりと行っておくのが良いでしょう。
夏の車中泊マナー2.「バーベキューなどの調理」や「花火」は許可されているところで
「車中泊スポット」と呼ばれている場所は、寝泊まりするためだけの最低限の設備であることが多く、車外での調理自体が禁止されている場合があります。
家族みんなでカレーを作ったり、友人たちとバーベキューを楽しむなど「屋外での調理」を予定しているのなら、屋外調理が可能&車の乗り入れもできるキャンプ場を宿泊場所にするのがおすすめです。
キャンプ場では屋外調理が可能なだけでなく、敷地内に炊事場が完備されていたり、バーベキュー用の道具をレンタルできる場所も多いです。
中には、バーベキュー用の食材を購入できるところまであります。
間違っても、屋外調理が禁止されている場所や、道の駅やサービスエリアの駐車場内で調理をすることがないように!
ルールやマナーを守らない人がいると規制がどんどん厳しくなり、今後利用しづらくなる可能性もあります。
「自分だけは良い」という考えを捨て、キャンプ場など屋外調理が可能な場所を利用して、心置きなく屋外での調理を楽しみましょう。
また夏の楽しみのひとつである「花火」も、もちろんどこでもやっていいわけではありません。
花火OKとなっている場所を利用し、決まった時間内で楽しむように心がけましょう。
夏の車中泊マナー3.調理時や車中泊時にでたゴミは持ち帰る
滞在先では、お酒やジュースを飲んだり、料理を作ったり、花火を楽しんだりすると思います。さまざまな過ごし方をすれば当然、たくさんのゴミが出ますよね。
キャンプ場や車中泊スポットによっては有料でゴミを回収してくれることもあるようですが、基本的にはゴミは持ち帰るものと認識しておくのが正解。
ゴミをまとめるためのゴミ袋を多めに持参したり、滞在中極力ゴミが出ないような工夫をするのがおすすめです。
ゴミを片付けずそのまま帰ってしまえば、自分以外の誰かがその場所を掃除しなければなりません。
放置ゴミが酷すぎたり、利用者のマナーが悪すぎたりして、閉鎖してしまう施設も実際にあるんです。
次もまた利用したいと思うのであれば、使った場所付近を簡単に掃除し、ゴミはまとめて自宅まで持ち帰りましょう。
夏の車中泊マナー4.夜遅くまで騒がない!
友人や家族と語り合ったり、ワイワイと過ごすのはとても楽しいですよね。
コロナ禍でなかなか家族同士、友人同士で集まれなかったこともあり、今年の夏はみんなで車中泊旅にでかけ、たくさんおしゃべりを楽しもうと考えている方も多いかもしれません。
もちろん周囲に迷惑をかけない状態であれば、ワイワイと賑やかに楽しむことはまったく問題ありません。
しかし、お酒を飲み過ぎて他者に迷惑をかけてしまったり、夜遅くまで大声を出して騒ぐのは当然マナー違反です。
キャンプ場や車中泊スポットの中には、就寝時間が決まっている場所もあります。
また夜の遅い時間帯は静かに過ごすよう促される場所等もありますが、そういったルールがなくても、ある程度の時間になったら自主的に個々の車に戻り、車内で静かに過ごすのが適切です。
車中泊旅の際は、日中に思う存分遊びや会話・食事を楽しみましょう。
そして夜は、いつもより少し早いかな?くらいの時間に就寝するのがおすすめですよ。
周囲の人に迷惑をかけず、マナーを守って楽しい車中泊を!
今回は、「夏の車中泊」のために知っておきたい、守りたいマナーをいくつかご紹介しました。
夏の車中泊を思う存分楽しむためにも、マナーを知ることはとても大事。車中泊旅の最中は周囲に迷惑をかけない、気持ち良い過ごし方を目指したいものです。
実際、マナーやルールをきちんと守った方が車中泊を安心して楽しめますし、ご紹介したすべてがそれほど厳しい内容ではないため、「最低限」のルールを守れば良いだけなんですよね。
自分も周りも楽しく過ごせるように心がけることが、次の車中泊旅に繋がっていきます。
「また来たい!」と思える旅にするためにも、ぜひ今回の記事を参考に、しっかりと車中泊時のマナーやルールを守って過ごしてみてくださいね。
ライター:haru.
キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信!
- 執筆者プロフィール
- 車旅情報Webマガジン「DRIMO」
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