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ライトキャンパーでの車中泊、快適に過ごすための便利なアイテムとは
キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です
初めてキャンピングカーを購入する際に、ビルダーのオプションやアイテムがたくさんありどれを付けたらよいのか迷う方も多いのではないでしょうか。
納車から半年が経ち、車中泊の旅を満喫中の私達夫婦。
愛車はミニバンタイプのキャンピングカーで、限られたスペースでも就寝や収納方法も工夫しながら徐々に快適に過ごせるようになってきました。
そこで今回は、わが家がキャンピングカーを購入する時に付けるか悩んだオプションと新たに追加すると便利だろうなと検討中&新たに購入したアイテムを紹介します。
ソーラーパネル
わが家の車にはサブバッテリーが搭載されているので、充電方法としては走行充電、外部充電の2つです。
ソーラーパネルを付けると太陽光発電により充電が可能ということになり、3つの方法で充電が可能になります。
購入時に付けようか一番悩んだ装備がソーラーパネルです。
キャンピングカー初心者のわが家は、購入時点ではどのくらい電化製品を使うのか、またどのくらい電力を消費するのかがわからなかったため、車を購入したビルダーでは後付けができるということを確認し、まずはソーラーパネルを付けないことにしました。
わが家のキャンピングカーでの主な使用機器は電子レンジ、冷蔵庫、パソコン、スマートフォンの充電、照明、FFヒーターなどです。
RVパークやキャンプ場で外部充電ができる場合は問題ないのですが、冷蔵庫、電子レンジなど電化製品を使用した時に外部電源からの充電ができない場所での数日間の滞在は難しいと感じたことがありました。
サブバッテリーは減った状態のままにしおくと、バッテリーが劣化してしまい寿命が縮まりやすいので、満充電にしておくと良いとビルダーの方から言われたのですが、わが家はマンションのためサブバッテリーが減っていても家では外部充電ができないのです。
以下が、私達が考えているソーラーパネルを取り付けたい理由と悩んでいる理由です。
取り付けたい理由
・外部電源がない場所の連泊でも、気にせず電化製品が使える
・サブバッテリーの空の状態を避け保護ができ、寿命の長持ちにつながる
・災害時にも電源確保ができる
悩んでいる理由
・高額なこと
・季節によっては充電されにくいなど、天候によって左右されやすい
ソーラーパネルで気になる点は、雨の日や曇天は当然ながら発電効率が落ち、さらに夏の炎天下では温度が高すぎて充電しづらいこともあると聞き、限られた季節にしか使えない可能性がある点が購入をためらっています。
ビルダーの方が1年間使ってみて、どのくらいサブバッテリーの容量を使用するのかをみてからでも良いのではとアドバイスをいただいたので、まずはポータブル電源などを併用しながら試してみようと思っています。
防虫ネット
車中泊やキャンプ時の虫対策や換気のために重要なアイテムの防虫ネット。
特に夏の車中泊ではエアコンが搭載されていない車内でくつろいだり、寝たりする場合は窓を開ける必要があるため虫対策はしっかりしていないと、車内が虫だらけなんてことも……。
虫を気にせず、快適に過ごすためにも防虫ネットは無いと困るアイテム、以下の2つを候補として検討しました。
ホワイトハウスキャンパーのスライド&リヤゲートネット
わが家の車を購入したビルダー、ホワイトハウスキャンパーの防虫ネットは車種専用に製造されているのでサイズが合わないという心配がない点と、スライド&リヤゲートとともにロールアップ可能で出入りや荷物の出し入れも楽々。
取り付けたままドアを閉めることもでき、脱着もファスナー式で簡単なところが便利な点です。
キャンピングカー購入時に付けるか迷ったのですが、ホワイトハウスキャンパーでは後付け可能なので他メーカーの商品と比較することにしました。
ロータス・RVパーツセンター 防虫ネット
キャンピングカーのパーツを販売しているお店で、オンラインショップで購入が可能です。
こちらのお店でも、様々な車種に対応した防虫ネットを取り扱っており、取り付けを自分で行う必要はありますが、単品で購入可能なのでリアゲートの防虫ネットだけ購入したいなど選べる点は嬉しいです。
いろいろ探し比較した結果以下の3点が決め手となり、わが家の車にはホワイトハウスキャンパーの防虫ネットが一番使い勝手もよさそうとなり、購入しました。
・ファスナー式で簡単に脱着できる
・シンクが後ろに設置されているので、リアゲートの防虫ネットをロールアップすることでシンクを使う時に不便を感じない
・スライド&リアゲートともに、付けたままドアを閉めることができる
冷蔵庫
夏には冷た~い飲み物(特にビール)を飲みたい私達夫婦。
それには冷蔵庫が必要だなと購入を検討しましたが、わが家の愛車はミニバンなので車中泊でベッドにしたときはスペースが限られてしまうため、冷蔵庫のサイズ選びには慎重になりました。
冷蔵庫があると旅先で見つけた珍しい生鮮食品もお土産にできるのが嬉しいです。
候補として選んだのは以下の2つです。
indel B トラベルボックス冷蔵庫18L TB18
・電源:DC12V-24V(AC電源アダプターは付属なし)
・本体サイズ:幅235×奥行565×高さ405mm
・本体重量:8.6kg
・容量:18L
・消費電力:35W
・冷却方式:コンプレッサー冷却方式
・設定可能温度:+10度~-15度
縦に長いタイプでスリムなのでセカンドシートの足元にも設置可能、2Lのペットボトルも立てて入れることができるところが私達には魅力的な点です。
ホワイトハウスパーツセンターのオンラインショップで購入可能です。
車載冷蔵庫Qrey YCD15
・電源:DC12V-24V
・本体サイズ:幅235×奥行565×高さ360mm
・本体重量:8.2kg
・容量:15L
・消費電力:35W
・冷却方式:コンプレッサー冷却方式
・設定可能温度:+10度~-18度
こちらも縦に長いタイプ、スリムで軽くコンパクトな車でも使い勝手のよい車載冷蔵庫です。
容量が15Lで私達には少し小さめなのと、2Lのペットボトルを立てて入れられないのが、気になる点です。
オーニングまたはタープ
暑い日に日差しを遮るためや雨の時などにあると便利なアイテム、オーニングまたはタープ。
車の天井外側に設置するサイドオーニングは手軽に日差しを遮ることができるので付けようか迷ったアイテムでしたが、ビルダーの営業の方から雨でぬれた時は広げて干さないとカビが生えたりするので、自宅の駐車場で広げることができない場合はあまりおすすめしないとアドバイスをいただきました。
現在の自宅の駐車場では広げることは難しいので、カーサイドタープを購入することにしました。
以下2つのカーサイドタープを候補に選びました。
FIELDOOR カーサイドタープ
カラー:ライトグレー/ボルドー/ダークブラウン
サイズ:本体サイズ : 約250×350cm(収納時 : 約55×13×13cm)
重量:約2.2kg
素材:生地 : ポリエステル/ポール : グラスファイバー
耐水圧:1,500mm以上
車のサイド、またはリヤに吸盤で取り付けて利用するタープで、別売りのポールを取り付けて単独で使用することもできます。
このタイプの商品は各メーカーから発売されていますが、FIELDOORのカーサイドタープはポールを使用することで空間が広くなり高身長な夫でも開放感を感じることができそうです。
Ogawa カーサイドシェルター-II
・カラー:ダークブラウン×サンドベージュ
・サイズ:幅285×奥行247×高さ210cm(収納時:68×18×18cm)
・重量:総重量:約3.55kg (付属品除く、付属品:約0.9kg)
・素材:幕体:ポリエステル75d /ポール:6061アルミ合金(φ13mm)
・耐水圧:1,800mm
・付属品:タープ用吸盤×2、アンカーバッグ×2、張り綱、ハンマー、スチールピン、収納袋
老舗アウトドアブランドのオガワのカーサイドシェルター。
車のサイドに吸盤で取り付けフルクローズにすることで寒い時や雨や風を防いでくれ、暑い時には両サイドを巻き上げてタープのように使うことができ、季節問わず活躍してくれそうです。
フルクローズになるタイプは虫の侵入も防ぐことができるので、虫が苦手な人にはこのタイプがよいかもしれません。
サイクルキャリア
旅先でサイクリングをすることが好きな私達は、以前フランスに住んでいた時もサイクルキャリアに自転車を積んで旅先でサイクリングを楽しんでいました。
ヨーロッパでは長期旅行のため、自転車を持っていき旅先でサイクリングをする人も多く、キャリアに自転車を積んでいる車をよく見かけます。
自由で気軽にサイクリングを楽しめるので、日本でも購入を考えています。
検討中のサイクルキャリアは以下です。
サイクルキャリア(自転車2台積載 リアマウント型)
このサイクルキャリアの良い点は、使わない時には折り畳むことができ、サイクルキャリア・カーゴラックという商品を追加購入すると、無改造でサイクルキャリアと交互に取り替えが可能ということで、自転車を積まない時にはカーゴラックとして使えるので、冬のスキーの時には道具を積む事ができ、その点が便利なのかなと考えています。
ホワイトハウスパーツセンターのオンラインショップで購入可能です。
まとめ
初めてキャンピングカーを購入すると、どのオプションやアイテムをつけたらよいのか迷ってしまいますが、ビルダーで後付けができる場合は他メーカーの商品で代替品があるか探してみることで、納得のいくアイテム選びができるのではないでしょうか。
私達もビルダーの商品と他メーカーの商品を比較し、どれが一番自分達の使い方に合っているのかを検討し購入することで、失敗をできるだけ減らすことができています。
今回ご紹介した防虫ネット、カーサイドタープ、サイクルキャリアなどはキャンピングカーではなくても使えるアイテムなので、車中泊を楽しむ方に参考になれば嬉しいです。
ライター:La Noggie
キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信!
- 執筆者プロフィール
- 車旅情報Webマガジン「DRIMO」
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