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今夜はどこで車中泊する?「車中泊OK」の場所とその探し方、知ってますか?
キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です
車中泊に慣れている方なら、何度も利用しているお気に入りの車中泊スポットがあったり、車中泊スポットの探し方をよく理解していたりと、「どこに泊まるか」で悩むことはあまりないかもしれません。
また車中泊におけるルールもしっかりと把握されている方が多く、「ここは泊まってもいいけどここはNG、このあたりはグレーゾーン・・・」なんてことまで把握している方が多い印象です。
しかし、車中泊を始めたばかりの方やこれから体験してみようと考えている方の中には、「どうやって車中泊スポットをみつけるのか」「車中泊OKの場所はどこなのか」「道の駅は車中泊していいの?」など、車中泊スポットについて多くの疑問があるのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、車中泊歴3年以上の筆者が、車中泊スポットの探し方や問題なく車中泊ができる場所、車中泊が基本的にはNGとなっている場所などをご紹介していきたいと思います。
施設自体が「車中泊OK」としている場所であれば、面倒なトラブルに巻き込まれることもありませんし、設備も充実していることが多いです。
安心して車中泊を楽しむことのできる車中泊スポットはどこなのか。気になる方はぜひ記事をチェックしてみてください。
目次
道の駅や高速道路のサービスエリア(SA・PA)は車中泊できるの?
車中泊できる場所といえば、道の駅や高速道路のサービスエリア・パーキングエリアを思い浮かべる方が多いかもしれません。
では実際のところ、道の駅やサービスエリアは車中泊可能なのでしょうか。
国土交通省やNEXCO中日本なども、公式見解として「宿泊利用はNG、仮眠はOK」としています。
基本は「休憩施設」であるため、休憩を兼ねて数時間程度の仮眠であれば問題ありません。
しかし最初から車中泊をするつもりで利用することは「できるだけご遠慮いただきたい」とのことでした。
くわしくは後述しますが、道の駅は場所によって運営者が別々の場合があるので、行ってみたいと思う道の駅があれば、直接確認するのがよいでしょう。
また道の駅であれば、施設によっては有料の「RVパーク」を併設している場合があります。
RVパークであれば、問題なく車中泊が可能です。
サービスエリアも、施設によってはハイウェイホテルを併設していることがあります。
ホテルの利用であれば宿泊が可能です。
安心して車中泊できる「車中泊OK」の場所とは
道の駅やサービスエリアが車中泊NGとなると「どこで車中泊をしたら良いのかわからない」と考える方も多いのではないでしょうか。
筆者がおすすめする「車中泊OKの場所・施設」は、RVパークやCarstayステーション、オートキャンプ場といった、基本有料で利用する施設です。
車中泊をする方のために用意されたサービス・施設であることから、トイレや洗面所など車中泊のための設備が整っており、場所によっては入浴施設や調理スペースの利用も可能になっています。
またRVパークやCarstayステーションであれば、利用料金も1000〜5000円程度の施設が多く、気軽に利用できる価格設定が魅力。
利用可能な車両の台数も限られていることから、マナー違反などのトラブルに巻き込まれる心配もかなり低いといえます。
RVパークやCarstayステーションについては、公式サイトやアプリでの検索が可能になっています。
宿泊予定の地域を検索窓に入力するだけで、利用可能な施設や利用料金、詳細な利用方法まで確認することが可能です。
またオートキャンプ場なども目的地が決まっている場合は、「目的地+オートキャンプ場」などのキーワードで検索すれば、容易に探し出せることが多いです。
北海道などのキャンプ場では無料で利用できる場所も多いようですが、関東近郊で無料のキャンプ場というのは本当に数が少ないため、基本的には有料であるという認識で良いと思います。
キャンプ場については昨今のアウトドアブームの影響もあり、利用者がかなり増えていて混み合うことが多いようです。
料金も施設ごとにまちまちで、だいたい5000円程度からの価格設定。
前の2つのサービスよりは、少しお高めの価格設定となっている印象です。
しかしその分、屋外で焚き火やバーベキューが可能だったり、施設内にアクティビティを楽しめる設備が整っていたり、広々としたスペースを利用できたりと、メリットの部分もかなり多くなっているようです。
その他にも、車中泊可能な場所が増えてます!
上記の場所以外にも、車中泊が可能な場所がいくつか存在します。
最近ではコロナ禍による車中泊需要が高まる中、ホテルや旅館などが独自に駐車場やホテルの施設を利用できる「車中泊プラン」を提供し始めました。
観光地などの場合は「観光地名+車中泊プラン」などで検索することが可能です。
またいつもいくホテルで車中泊プランを提供しているかを調べたい場合は、公式サイトをチェックするか直接施設に問い合わせをするのが早いと思います。
まだまだ数は少ないため、検索をしてもなにも情報が出てこないことも多々ありますが、少しずつプランを提供する施設が増えていますので、こまめに調べておくのがおすすめです。
またコロナ禍にリモートワークが可能になった方や、ワーケーションを楽しまれる方が出てきたこともあってか、リモートワークに対応できるネット環境やワークスペースを整えた「コワーキング施設併設」のオートキャンプ場も増えてきています。
こういった施設はもともとがオートキャンプ場だったこともあり、洗面や調理スペースなどの設備も整い、特に仕事目的でない場合でも利用が可能です。
「オートキャンプ場+コワーキング」などのワードで検索をすると、スムーズに見つけることができますよ。
「ネット情報」を鵜呑みにせず、必ず施設に問い合わせを!
車中泊スポットをネットで探していると、車中泊OKの場所を紹介している個人ブログサイトがいくつかヒットすると思います。
RVパークなどの情報を載せているサイトも多くあるのですが、公共の公園や駐車場、道の駅等を車中泊OKとしてる場合がまれにあり、直接施設に車中泊OKかどうかの問い合わせをしていないと思われる記事が多数あるように感じています。
そのような記事については、あくまで「執筆者が行った時に車中泊をして問題がなかった」というだけの情報です。
また記事執筆当時は車中泊を黙認していた施設がその後車中泊NGにした、というケースも多く存在します。
いずれにせよ、実際にその場所・施設を利用したいと考えている場合は、トラブル防止のためにも事前に施設まで直接問い合わせるのが確実です。
「車中泊OKの場所」で、安心して車中泊を楽しもう!
今回は、安心して車中泊ができる車中泊スポットや基本NGとなっている場所、車中泊スポットの探し方についてご紹介しました。
実際のところ、以前は車中泊を黙認していた場所や施設であっても、この数年の車中泊ブームやそれに伴うマナー違反により「車中泊NG」を明言しなければならなくなった、という側面が少なからずあるようです。
私たち利用者にできるのは、車中泊NGとしている場所を利用しないこと。
また「仮眠OK」となっている場所では仮眠程度の利用に留めておき、マナーをしっかりと守り周囲の利用者の迷惑になる行為は行わないことではないでしょうか。
マナー違反が繰り返されることにより、車中泊可能な場所が減っていくのはとても悲しいですよね。
筆者も車中泊をスタートしたころはルールをよくわかっておらず、道の駅やSAを利用してしまうことがありました。
ルールを知った現在は、車中泊の際に「車中泊OK」の施設を利用し、料金を支払って安心して気持ちよく車中泊を楽しんでいます。
そうすることが、今後車中泊可能な施設が増えていくことにつながるのではないでしょうか。
ライター: haru.
キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信!
- 執筆者プロフィール
- 車旅情報Webマガジン「DRIMO」
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