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車中泊におすすめ!広さと高さと普段使いを兼ね備えた一般車5選!
キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です
「車を買い替えたいけど、せっかくなら車中泊も楽しめるような車が欲しい!」
そう考えている人もいるのではないでしょうか。
車中泊に適した車において重要なポイントは、
足を延ばして横になることができる「広さ」
座ったときに頭上の余裕を持てる「高さ」
フルフラットになる「シート」
の3点です。
特に荷物を載せるスペースや、寝るスペースを確保するときには段差がなく、スペースが広いことが非常に重要です。
そこで今回は、普段使いをメインに考えて、休日に車中泊も快適に楽しむことができる普通車を5台紹介します。
トヨタ ハイエース
「快適な車中泊をしたい」「車中泊仕様にDIYしたい」とお考えの方は、車中泊の定番「ハイエース」がおすすめです。
キャンピングカーのベース車としてもおなじみのハイエースは、幅と高さに余裕があり、成人男性でもゆったりと睡眠スペースを確保できます。
また、トヨタの公式カスタムでフラットなスペースを確保。
ベッドモードの装備も可能です。
キャンピングカー仕様になっている場合は料金も高くなってしまいますが、ベースの状態からDIYや車中泊の道具を準備して、自分好みの仕様で車中泊を楽しみましょう。
トヨタ ハイエース
1.ロングバン×ナロー×標準ルーフ
全長4,695mm×幅1,695mm×高さ1,980mm
2.ロングバン×ナロー×ハイルーフ
全長4,695mm×幅1,695mm×高さ2,240mm
トヨタ シエンタ
「車庫や駐車場的にハイエースは大きすぎる!」「運転が不安……」
そんな方には、もう一回り小さなミニバンのシエンタをおすすめします。
シエンタは幅がハイエースと同じ広さを持ちつつ、全長がおよそ40cm、全高はおよそ30cmほど小さくなっています。
また、「週末しか運転しない」「遠出には不安」という方でも、レーダーによる衝突回避機能や、アクセルとブレーキの踏み間違え防止機能、車を真上から見た様子をナビに表示するビューモニターなど、運転のサポート機能が充実しています。
その他、フラットドアや低い床など、乗り降りのしやすさを確保。
後部座席のラゲージも2,065mmと広いです。(2列シートの場合)
ただし、ハイエースとは違いフルフラットにはならず、車中泊グッズとして売られているものでシエンタに対応するグッズが少ないため、車中泊の使い勝手はハイエースには劣ります。
トヨタ シエンタ
全長 4,260 mm x 全幅 1,695 mm x 全高 1,675-1,695 mm
ホンダ フリード+
「シエンタくらいの大きさがいい」「席はフルフラットが良い」という方には「フリード」がおすすめです。
フリードよりも高さに若干の余裕があり、後部座席にユーティリティボードを設置するとフルフラットにすることができます。
また、ボードの下にもラゲッジスペースがあり、荷物を収納することができます。
シエンタよりも積載量がありつつ、広い睡眠スペースを確保することができます。
ボードを置く分高さがなくなってしまいますが、横になる分には快適に過ごすことができるでしょう。
安全機能も「ホンダセンシング」を全タイプで標準装備しており、運転のしやすさも確保しています。
ホンダ フリード
全長 4,265 mm x 全幅 1,695 mm x 全高 1,710-1,735 mm
ホンダ シャトル
「車高が低い方が良い」「シャープなデザインの車を乗りたい」という方には、ホンダの「シャトル」がおすすめです。
ホンダの人気車種「フィット」の兄弟車で、フィットよりも一回り全長が長くなっており、スタイリッシュさと車中泊のしやすさを兼ね備えています。
車高こそ低いですが、ボードを置かずに座席を展開するだけでフルフラットになるため、利用できる高さはそこまでありません。
積載量こそ劣りますが、1人で車中泊をする分には必要十分の広さがあります。
せっかく車を買うなら、見た目にもこだわりたいという方におすすめです。
ホンダ シャトル
全長 4,440 mm x 全幅 1,695 mm x 全高 1,545-1,570 mm
日産 セレナ
「普段から人数を載せる!」「広さが欲しい!」という方におすすめなのが「セレナ」です。
セレナはミニバン(全高1.8m以上の1.2~2.0Lクラス 7/8人乗り)の中では1番の荷室の広さを持つ車であり、2列目と3列目でフルフラットにもなるため、車中泊のポテンシャルは非常に高いです。
高さもあり、ゆったりとスペースを使って眠ることができるでしょう。
ただし、フラットになるのはシートのため、寝心地はよくなる分、物を上に置くのは不安定になりがちです。
そのためガスコンロなどを利用する場合は、足場を安定させる工夫・転倒しない対策が必要でしょう。
子供が多い家庭や親戚と旅行に行くことが多い方なら、セレナが一番適しているでしょう。
日産 セレナ
全長 4,685-4,770 mm x 全幅 1,695-1,740 mm x 全高 1,865-1,875 mm
まとめ
普通車で車中泊をするときにおすすめの車5選を紹介しました。
車中泊に「利用できる空間が広い車になれば、その分車高や全長が大きくなってしまいます。
あくまで購入するメインの目的は、普段使いです。
スーパーへ買い物に行く時などを想定して、毎日乗っても苦にはならない車を選びましょう。
また、単純な居住空間の広さだけでなく、荷物を積むスペースを確保できるか。
ベッドマットなどを積むことができるかなど、各個人の事情にも配慮して車を選ぶようにしましょう。
とりあえず迷ったら「ハイエース」
ハイエースの大きさが気になる方は「シエンタ」
フルフラット+積載量なら「フリード+」
ミニバンの見た目が気になるという方は「シャトル」
普段使いで多人数乗るなら「セレナ」
がおすすめ!
皆さんの車購入の参考になれば幸いです。
ライター:翌檜/AsunaroWorks
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- 執筆者プロフィール
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