更新
車中泊で便利だったアイテム&意外と使わなかったアイテム5選
キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です
現在ルノー・カングーで夫婦日本一周中のゆうまです。
車中泊旅を続けてきて2ヶ月以上が経過しましたが、今回は筆者が実体験として感じている、『持ってきてよかったアイテム・意外と使わなかったアイテム』をご紹介します。
車中泊と一言で言っても人によって様々なスタイルがあるので、すべての人に当てはまるわけではありません。
ですが、やってみないと分からないことが本当に多くあるのが車中泊旅。
この記事が少しでも皆さんの参考なれば幸いです!
車中泊で持ってきてよかったアイテム5選
まずは、実際に旅をする中で「これ持って来といて良かったぁ…」と実感したアイテムを紹介していきます。
滑り止めハンガー&洗濯バサミ
長期の車中泊旅をしようと思うと、洗濯物を洗いながら旅を続けないといけません。
旅に出る前は、意気揚々と「キャンプ場なんかで洗濯物を干せるようにロープとハンガーを持っていこう!!」と考えていましたが、実際は面倒臭さが先行してしまい、コインランドリーで洗濯&乾燥を終わらせています(笑)
しかし、出発前には分かっていなかったのですが、車内でハンガーや洗濯バサミは結構使います。
洗濯物を溜め込む際、湿ったものを一緒に入れておくとカビや生乾き臭などの原因に!
温泉に行った後の濡れたタオルは、かならず車内に干してから、他の洗濯物とまとめるようにしています。
その他にも何かをここに掛けたいな~と思ったら、さっとハンガーを引っ掛けたり、コインランドリーで一部分だけ乾かなかった衣類を車内に干したりします。
洗濯バサミもものすごく重宝しています。
洗濯したマスクや、乾ききらなかった靴下。その他小物なども引っ掛けて吊るしておくことができるので非常に便利です。
ちなみに100ショップで購入したものなのでかなり安価です。
アルコールスプレー
旅を続ける上で体調管理は非常に大切です。
外から帰ってきたらアルコール除菌をすぐにできるのは本当に便利。
アルコールウェットティッシュは車中泊でかなり使うので、手拭き用で毎回使うのはもったいない…
アルコールスプレーであれば1プッシュか2プッシュでしっかりと除菌をすることができます。
出発するまでは分からなかった用途として、道の駅などの便座を除菌するためによく使います。
便座をアルコールなどで拭いてから用を足す人は多いかと思います。
でも古いトイレなどでは除菌用のアルコールが置いてないことが多いのです…
今までは気持ち程度にカラカラのトイレットペーパーで拭いていましたが、アルコールスプレーを持参していれば安心です。
ソフトクーラーバッグ
私が乗っているルノー・カングーという車は夫婦2人で車中泊旅をするには少々狭い車なので、冷蔵庫やクーラーボックスを置くスペースはありません。
その代替策として持ってきたのがこのソフトクーラーバッグなのですが、このクーラーバッグが予想以上に便利なのです。
スーパーでビールや生ものなどを購入したときには、サービスで置かれている冷却用の氷をもらって冷やしています。
折りたためばコンパクトにもなるので、狭い車での車中泊には必須のアイテムだと言っても過言ではありません。
また、小さいサイズの保冷バッグもおすすめです。
私がこの小さな保冷バッグを多用しているのが、米を蒸らすとき。
これが本当に便利で、この保冷バッグに入れておくだけで蒸らす時間が多少長くなったとしても、冷めることなく温かいご飯を食べることができます。
クーラーバッグは冷やすのも保温しておくのもどちらにも使えるので非常に便利です。
マルチツールナイフ(ハサミ機能付き)
マルチツールのナイフは車中泊には必須アイテムと言っていいほど便利です。
とくにおすすめなのがハサミ機能付きのもの。
「ナイフで代用できるんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、旅をしているとハサミは使う場面が意外と多いのです。
商品のタグを外すときや、服のほつれた糸を切りたいとき、開けにくい包装を開けるときなど…
必要なときにハサミがすぐ手に届く距離にあるということが、これほど日々のストレスを無くすのか…とたまに感動します(笑)
私はビクトリノックスというメーカーのマルチツールが好きなので愛用しています。
赤い小さな方のマルチツールは2,000円以下で購入できるのでおすすめです。
アルコールバーナー(ストーブ)
車中泊の調理にはカセットガスを使用している人が多いのではないでしょうか?
私もほとんどの場合はカセットガスを使用していますが、カセットガスには『寒さに弱い』という弱点があります。
カセットガスはガス缶が一定以下に冷えると、ドロップダウン現象が起きて火力が安定しなかったり、火がつかなくなったりします。
一方、アルコールバーナーは、扱いはガスよりも多少不便ですが、寒さに強いので、寒い日の調理時には利用しています。
車中泊で意外と使わなかったアイテム5選
続いて「持ってきたけど意外と使わなかったアイテム」の紹介です。
こちらの方が気になるという人も多いのではないでしょうか?
それでは紹介していきます!
コップ
これは意外に感じる方も多いかもしれませんが、コップはあまり使いません。
車中泊では『いかに洗い物を出さないかが勝負』。
ギャレーが設置されているキャンピングカーや炊事場のあるキャンプ場に泊まるときは良いかもしれませんが、そうでない場合は、洗い物が命取りです。
洗い物を増やさない工夫として、フライパンを使う際はアルミホイルでしっかりと覆い、皿にはラップを敷いて汚れないようにします。
箸は割り箸で、炊飯に使った鍋には電解水スプレーを吹きかけて拭き上げ、最後にアルコールウェットシートで拭きます。
ですが、コップの場合ラップを敷いたりすることができない(できることはできるかもしれませんが、そこまでして飲みたくない)ので、コップを使用する=洗い物になる。ということになるのです。
ビールやジュースなどは缶やペットボトルのまま飲めばいいですし、普段の飲料水は100円ショップで購入した紙コップを使用するのでコップの出番はありません。
ターナー
旅に出る前に色々と買い揃えた中の1つが、無印良品のシリコーン調理スプーン。
ターナーというより『ターナーのような使い方もできるスプーン』なのですが、旅を始めて2ヶ月以上1回も使ったことがありません。
自宅や広いキャンピングカーなどでは便利かもしれませんが、車中泊時にこんなでかい洗い物が増えるくらいなら割り箸で調理します(笑)
パスタ
私はパスタを作るのが趣味で、よく自宅で作っていたため「車中泊でもパスタを作るぞ~!」と意気込んでパスタを積み込みました。
2ヶ月間、車内でパスタを食べることはありませんでした…(笑)
パスタの場合は、『茹で汁を捨てる場所が無い』というのが主な原因です。
キャンプ場などでない限り、茹で汁を捨てる場所がありません。
また水を大量に使うのでもったいないということもあります。
茹で汁を出さないパスタの作り方もあったりするので、いつか機会があればチャレンジしてみます。
テント
私はキャンプ好きなので「全国のキャンプ場に泊まってみたい!」という思いから、ひと通りのキャンプ道具を持ってきています。
テント以外の道具は使うのですが、テントの場合は「そもそも車で寝ることができるのにテントを張る必要はあるのか?」という根本的な疑問が湧いてきて、結局張ることはありません。
「どこかでテント泊しないといけない」という状況になっても良いようにテントは持ち運びますが、今の所は収納袋のファスナーすら触っていません。
ドライヤー
ドライヤーも2ヶ月旅をしていて1回しか使ったことがありません。
その1回というのもコインシャワーで入浴した際に使っただけなので、普段車中泊をしていてドライヤーが必要なときはあまりないような気がします。
温泉や銭湯などの施設では大抵の場合ドライヤーが設置されていますので、それを使えば済みます。
どうしても不安な方は車載用のドライヤーなどが販売されていますので、チェックしてみると良いと思います。
まとめ
いかがでしょうか?
私が2ヶ月以上旅をしていて『持ってきてよかったアイテム』と『意外と使わなかったアイテム』です。
意外と思う方も、そうでない方もいると思いますが、車中泊というのはやってみないと分からないことが多々あります。
実際に車中泊をしながら、何が必要で何が不必要なのか?というのを見極めることが大切だと思います。
今回の記事が、少しでも参考になれば幸いです。
あなたに素晴らしいバンライフが訪れることを祈っています!
ライター:ゆうま
キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信!
- 執筆者プロフィール
- 車旅情報Webマガジン「DRIMO」
- キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジンです(https://news.drimo.jp/)。実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるラ...