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車中泊の楽しみ方を徹底解説!楽しみ方が広がる【車中泊の楽しみ方5選】
キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です
近年流行している車中泊ですが、単純に『車に宿泊できる』というように考えている人は多いのではないでしょうか?
車中泊の魅力はたくさんあり、その楽しみ方には無限の可能性があります。
今回の記事では、夫婦で車中泊をしながら日本全国を旅している私がおすすめする『車中泊の楽しみ方』をご紹介します!
後半では車中泊を楽しむために必要不可欠なマナーやルールについても解説していますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
目次
車中泊の楽しみ方①景色のいい場所で車中泊
車中泊の最大のメリットはどんなところでも宿泊場所になってしまうという点ではないでしょうか?
家では毎日同じ景色が窓に映し出されますが、車中泊の場合は毎日違う景色が映し出されます。
川や海、雄大な山の景色や高台から望む街の景色など……そんな素晴らしい景色の中で車中泊をするのは最高です!
いつも家の窓から見ている景色とは全く違った風景を眺めながら、コーヒーを淹れて飲んだり、ホットサンドを焼いて食べたりするとそれだけで幸せな気分になります。
ただ、車中泊できない場所や歓迎されていない場所は意外と多いので、マナーを守った上で楽しむことが大切ですね。
車中泊の楽しみ方②車でしか行けないような秘境へ行ける
日本国内には秘境や絶景と呼ばれる素晴らしいスポットがたくさんあります。
しかし、秘境や絶景と呼ばれるスポットの多くが公共交通機関では行けないような場所にあり、近場なら自家用車で行くこともできますが、遠方になると自家用車ではなかなか気軽に行けません。
タクシーで移動するにもお金がかかりすぎるし、レンタカーを借りるのも…という状況に陥った方は多いのではないでしょうか?
車中泊できる車の場合、時間さえあれば遠方であっても自家用車で行きやすいという利点があります。
実際に私は広島県から青森県まで3日かけ、途中で車中泊しながら一直線にのんびりと北上したことがありました。
少し極端な例ですが、ほとんどの人が新幹線や飛行機を利用する場面においても、車中泊しながらだと自家用車で行くことができるのです!(時間に余裕がある人に限定されますが…)
日本全国どこでも自家用車で移動できるので、その土地の絶景や秘境など、日本の魅力を余すことなく楽しむことができるのです。
車中泊の楽しみ方③アクティビティや休日を最大限楽しむ
日本に住むほとんどの方は週の大部分を仕事に費やし、1日や2日の休みに余暇を楽しむという生活スタイルが多いと思います。
夏には海水浴やサーフィン、秋にはキャンプやBBQ、冬にはスノーボード…など、休日の楽しみ方はさまざまです。
ただ遠方に遊びに行くとなると、休みの当日に早起きして3時間ほどかけて目的地にたどり着き、そこからアクティビティや家族との時間を楽しむことになります。
貴重な休日を移動時間などに割くのはもったいない!
そんな時に車中泊することができれば、例えば金曜の仕事終わりにすぐに準備を済ませて夜の内に出発。
目的地の中間ポイントや目的地付近で車中泊することで休日を最大限楽しむことができます。
実際に私も遠方に遊びに行く際は、前日の夜から出発し目的地にできる限り近づいて車中泊、午前中から余裕を持って現地で楽しむ…というように車中泊することが多いです。
車中泊は、アクティビティや休日を最大限楽しめる点でも本当にオススメです!
車中泊の楽しみ方④車中泊自体を楽しむ!
もちろん車中泊をすること自体も、ものすごく楽しいです。
車の中という狭い世界で完全なプライベートな空間を確保でき、時間も忘れて外の世界と遮断された秘密基地でのんびり過ごす。
非日常を感じることができる空間ではカップヌードルさえも絶品料理に変えてしまいます。
惣菜を買ってきて車内で一杯やるのもよし、カセットコンロを持ってきて簡単にできる車内飯を堪能するのもよし。
食後はコーヒーでも飲みながら動画鑑賞や映画鑑賞をするのも定番の楽しみ方です。
2回目ですが、本当に楽しいです。
朝アラームもかけずに起床して、絶景の中で楽しむ朝食も最高です。
ぜひ一度週末に車中泊を楽しんでみてください。車中泊へのイメージが一変すると思います。
車中泊の楽しみ方⑤時間や場所にとらわれずに旅ができる
最後の魅力ですが、私が一番オススメしたいのが『車中泊をしながら旅をする』という楽しみ方です。
現在私は夫婦で車中泊をしながら日本全国を旅しています。
世界地図で見れば小さな日本という島国ですが、実際に旅をしてみると気温も全く違えば文化も全く違います。
各都道府県に存在する美味しい食べ物や絶景を見る度に、「日本は本当に広いな……」と思わせてくれます。
そんな素晴らしい日本を旅するのに最適な方法が『車中泊をしながらの旅』です!
車で生活しながら旅をすることで宿泊費などを大幅に節約することが可能ですし、冒頭でもお伝えしたように車旅であれば、絶景スポットに気軽に行くことができます。
お財布にも優しく人生で最高の経験もできる。
車中泊をしながらの旅は本当にオススメです。
車中泊のマナーやルールを知ろう!
車中泊の楽しみ方はまだまだあると思いますが、私が思う楽しみ方5選をご紹介しました!
ですが、車中泊を楽しむ上で必要不可欠なのが『車中泊時のマナーやルールを知る』ということです。
最近では車中泊の流行に伴い、知らず知らずのうちにマナー違反をしてしまっているということも多いようです。
そういったことが蔓延してしまうと、せっかくの楽しい車中泊がどんどん規制されたりして、趣味として楽しめなくなってしまいます。
車中泊をするために最低限守らないと行けないマナーやルールをご紹介します!
騒音に注意する
まずは騒音問題です。
車中泊をする場面は、住宅街付近やキャンプ場、他の車中泊者がいる場合などさまざまです。
そのような場所で騒音を立てていると非常に迷惑ですし、トラブルにもなりかねないので辞めましょう。
車中泊では基本的にエンジンをつけっぱなしにしておくのはNGです。エンジン音がうるさいのはもちろんですが、環境にも悪いですよね。
また、車のエンジン音以外に意外と多いのが、ラジオや動画鑑賞の音量です。
プライベート空間だと思って油断しがちですが、車内の音は思っている以上に車外へ響いてしまうので、イヤホンで聴くなどの対策をして周辺住民や他の利用者の迷惑にならないよう気をつけましょう!
キャンプ行為に気をつける
車中泊旅では、美味しいご飯を食べるのも醍醐味の一つではありますが、許可されていないところでのキャンプ行為はNGです。
特に最近では、道の駅の駐車場であるのにも関わらず、椅子やテーブルを並べたり、調理やBBQを始めてしまう方もいるようです。
オートキャンプ場などでは問題ないですが、許可なくそのようなキャンプ行為をすることは絶対にやめましょう。
またキャンプ行為はせずとも、1つの場所に長期で滞在するのもルール違反です。
近隣住民から不審がられたりすると警察に通報されることもありますので、ルールやマナーには気をつけて車中泊をしましょう!
車中泊の危険性を把握する
車中泊する上で、ルールやマナー以外に特に気をつけないといけないのが、一酸化炭素中毒です。
一酸化炭素中毒は気づかない内に意識を失い、最悪の場合、死に至る危険性があります。
車内で調理などをする場合は必ず換気をするようにして、一酸化炭素中毒警報機も車内に設置するようにしましょう。
また車内で火気を使用する場合は、携帯用の消火スプレーなどを用意しておき、万が一火事になってしまった場合も想定しておきましょう。
車中泊を目一杯楽しむためには、非常事態に備えておくことも大切です。
その他にも真夏の車中泊では熱中症のリスク、真冬では低体温症のリスクなどもありますので、あらゆるリスクを想定して対策をしながら安全に車中泊を楽しみましょう!
さいごに
いかがでしたでしょうか?
今回の記事では、車中泊の魅力や楽しみ方、プラス、そのためのマナーやルール、注意点をご紹介しました!
車中泊というのは単純に車に宿泊するだけというものではなく、楽しみ方によっては無限の可能性を秘めています。
今回の記事を読んで『車中泊、してみたいな』と少しでも思っていただけたら嬉しいです。
思い立ったが吉日ということで、今週末に早速車中泊をしてみてはいかがでしょうか?
あなたの車中泊人生が充実することを心から祈っております。
ライター:ゆうま
キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信!
- 執筆者プロフィール
- 車旅情報Webマガジン「DRIMO」
- キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジンです(https://news.drimo.jp/)。実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるラ...