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アウトドア苦手パパが感じた車中泊キャンプの魅力と本音
キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です
キャンピングカーの用途は各家庭によってことなりますが、使い方の代表としてはやはり『キャンプ』や『車中泊』ではないでしょうか?
実際にわが家も、キャンピングカーを購入するまではアウトドアが苦手だった主人でも、今や乳幼児を連れて月に1回は車中泊やキャンプを楽しんでいます。
そこで今回は、そんな主人が感じたキャンピングカーでの車中泊キャンプの魅力と、良い面だけではなく、実は大変に思っているや困っていることなどの本音をお伝えしていこうと思います。
目次
そもそも何故キャンピングカーを買おうと思った?
アウトドアが苦手な主人がキャンピングカーを購入しようと思った理由。
それは『秘密基地みたいでカッコいい。憧れる!』と最初の頃は単純なことがきっかけでした。
もちろんそれだけで購入したわけではなく、愛犬3匹を連れた遠出や旅行が難しく、お金もかかること、そして長男の妊娠や筆者である私自身はもともと車中泊を自家用車で頻繁に行っていたことも購入するきっかけでした。
キャンプを始めたのはキャンピングカーを購入してから
もともと虫や暑いのが苦手な主人。
しかしキャンピングカーを購入してからは『せっかくキャンピングカーを買ったならアウトドアも楽しみたい!』とのことで、長男が産まれてからはさまざまな場所に旅行をして車中泊をしたり、キャンプを楽しむようになりました。
キャンピングカー車中泊キャンプの魅力
キャンピングカーを購入し、キャンプや車中泊を始めてから3年。
ここでは主人が感じたキャンピングカーでの車中泊キャンプの魅力についてご紹介していきます。
装備が充実した動く秘密基地
わが家のキャンピングカーにはテレビや冷蔵庫、電子レンジ以外にも室内エアコンやソーラーパネルなどの装備が一通り揃ったタイプのキャンピングカーです。
つまり夫のようなインドア派な方でもアウトドアを気軽に楽しめる装備が完備されており、内装も自分好みに雰囲気を変えることも可能。
主人にとっては昔から憧れていた最高装備を備えた秘密基地そのもの。
私たち夫婦は出会って6年目。
未だに喧嘩らしいことはしていませんが、「いつか夫婦喧嘩した時はキャンピングカーにこもっとくね!」と子供のように目をキラキラさせて事前宣言されるほど、キャンピングカーは夫にとって特別な空間になっているようです。
キャンプ初心者でも気軽に始められる
初心者キャンパーにとっては、アウトドア用品を揃えていくのもテントを建てるのも一苦労。
そのため、興味があっても簡単には始めにくい方もいるかと思います。
しかしキャンピングカーにはキャンプを楽しむための装備が揃っているので、タープやテーブル、チェアなどの最低限のアイテムさえ揃えば初心者の方でも手軽にキャンプを始めることができます。
設営時間が少なくて済む
車中泊キャンプは子供と一緒に寝られる大型テントは不要です。
特に目を離せない時期の子供がいるとスムーズにテントを設営するのも難しく、1泊2日程度のキャンプであれば「キャンプ場でゆっくりする暇もなかった…。」というような事態に陥ることもしばしば。
その分車中泊キャンプは設営・撤収の時間が短いため、その分空いた時間で貴重なキャンプの時間をのんびり過ごしたり、料理をしたり、キャンプ場を散策するなどに使えます。
家族全員と密なコミュニケーションがとれる
空間が限られているキャンピングカーは家族との物理的距離が近くなるため、密なコミュニケーションを図りやすくなります。
特にわが家の2歳の長男は「見てー!ママ!パパー!」と自分が行ったことなどを私たち夫婦に一緒に見てほしいと思うお年頃。
普段はよく言いがちな「ちょっと待っててねー」や「後でねー」も車中泊中であればすぐに見てあげることもでき、子供の成長をそばで感じることができ、親にとっても子供にとっても貴重な時間を過ごせています。
天候を気にせずにキャンプを楽しめる
キャンプ場での急な雨や落雷、強風に晒された時でもキャンピングカーでの車中泊は安心して過ごせるのも大きな魅力の一つ。
例え強風に耐えられるテントだとしても、雨風が強い中での設営は困難を極めるため、ベテランキャンパーの方でも車中泊キャンプに切り替えて楽しんでいる方も多いです。
ちょっとでもソロキャンプ気分を味わいたいときは隣でテント泊もできる
日中は仕事をして、帰宅後や休日は育児に翻弄されるパパも1人になれる時間や空間が欲しいもの。
そんな時は私や子供達は車中泊キャンプを楽しみ、主人は隣にテントを設営し過ごしています。
日中の明るい時間は子供達と遊んだり、ご飯を一緒に食べたりして過ごし、夜になったら主人はちょっとしたソロキャンプ気分。
ソロキャンプをしてみたいけど家族を家に残してやるのは気がひける方にもオススメな楽しみ方ですよ。
赤ちゃんを『外で寝かせる』心配が減る
わが家の子供達は0歳のときからキャンプデビューしていますが、主人としては外で寝かせることに不安があるとのこと。
その点キャンピングカーはある程度室温を調整しやすく、害虫や野生動物からも赤ちゃんを守ってくれます。
また防音効果にも優れているので、子供達の泣き声で他のキャンパーに迷惑をかけずに済むのも親としては安心できます。
良い事ばかりじゃない?!赤ちゃん連れ車中泊キャンプでパパが困っていること
キャンプ場選びが制限される
キャンピングカーを最大限活かしたキャンプを楽しむならAC電源付きオートサイト区画がベスト。
しかし、オートキャンプ場は区画が限られており、キャンプハイシーズンになるとなかなか予約も取りにくなります。
その上、赤ちゃんや子供がキャンピングカーの外で遊んでも危なくないかや、トイレや水回りが綺麗な場所かなど全てを考慮すると、行けるキャンプ場も限られてきてくることもあります。
行ってみたいキャンプ場は沢山あっても、実際に安心して行ける場所となると制限がかかるので、毎回キャンプ場探しには苦労します。
本当は運転せずに居住空間で過ごしたい
わが家の場合、妻である私は見晴らしが良い場所や交通量が少ない場所であればたまに運転してはいますが、いつでも赤ちゃんのお世話ができるように9割は主人の運転で移動しています。
しかし主人としては移動中でも居住スペースで過ごしたいのが本音。
次男が現在生後6ヶ月となったため、もう少し大きくなったら私もバリバリ運転してあげようと思います。笑
キャンプ道具の積み込みや設営、撤収は基本1人
まだまだ母親が恋しい2歳の長男と、私がそばにいないと泣き出す生後6ヶ月の次男。
そのため、キャンプ道具をキャンピングカーに積み込む作業やキャンプ場での設営、撤収作業の基本は主人が一人で行っています。
特に夏の時期は、暑いのが苦手な主人にとっては苦行でしかないそう。
子供が成長したらいつか全員で準備や設営などを一緒に行うのが、主人の直近の夢となっています。
キャンプ車中泊した後のキャンピングカーの清掃が大変
憧れのキャンピングカーではありますが、車体が大きいので洗車や車内の清掃は一苦労。
しかし乳幼児や犬達とキャンプ車中泊をすると必ずと言っていいほどボディや車内は悲しいほど汚れます。
しかし子供達から目を離せないうちは、主人か私かどちらかが2人の子供の面倒をみて、どちらかが洗車や清掃をしなくてはなりません。
交互に行うこともありますが、大雑把な私が洗車をすると洗い残しや拭き残しが多々残ってしまい、結局主人がやり直すことも。
プロに洗車をお願いすることも考えましたが、やはりお値段もそれなりにするので、節約のために主人が体力を削ってくれています。笑
車中泊キャンプは最高!しかし、家のベッドが恋しい
小さな頃からどんな場所でも寝られて、車中泊が大好きな私とは正反対に、隣で寝返りを打たれるだけでも目を覚ましてしまう主人。
身長も180cm以上あるため、わが家のライトキャブコンだとフロアベッドを展開しても足を少し曲げれば寝られる程度。
そこに長男が「パパと一緒に寝る!」と言った日には狭すぎて熟睡なんてできません。
キャンピングカーでの車中泊は環境こそテント泊よりは快適には寝られますが、横揺れや狭さを考えると、やはり家のベッドが1番最高とのこと。
「どこでも寝られるママや子供達が本当に羨ましい。」と毎回言われるため、今後も主人がいかにキャンピングカーで熟睡できる環境を作れるかが私の課題となっています。
アウトドア派だけじゃなく、インドア派にこそオススメしたいキャンピングカー
自然の中で非日常を楽しめるキャンプなどのアウトドア。
しかしインドア派の方にとっては辛いことも多いのが実情です。
特にお子さんがいる家庭であれば家で遊ばせるのも限界がありますが、キャンピングカーがあれば主人のようにアウトドアが苦手な方でも楽しく過ごすことができます。
今やキャンピングカーの人気は高まり、レンタカーできるお店も数多く存在しているので、気になった方はぜひ一度、車中泊キャンプを楽しんでみてはいかがでしょうか?
ライター: racche
キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信!
- 執筆者プロフィール
- 車旅情報Webマガジン「DRIMO」
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