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車中泊時に、車に積んでおいて役立った「常備薬」とは?!
キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です
楽しい車中泊旅の最中、旅先でおいしいものを食べ過ぎてしまいお腹が痛くなったり、転んでケガをしてしまうこともあると思います。
筆者も旅先で、深夜に突然胃が痛くなったことがあります。
車中泊初心者だったがために薬を持ち歩いておらず、ひと晩悶絶して痛みをやり過ごしたことがありました。
そんな失敗があってから、自宅に置いてありよく使っている「常備薬」類を、旅先で体調不良になってしまったときのために、車内にも積んでおくようになりました。
そこで今回の記事では、筆者が車中泊旅の最中の体調不良やケガに備えて車に積んでいて、実際に旅先で使用し役に立った「常備薬」類をご紹介していきたいと思います。
「薬を積んでおきたいけど、どんな薬を用意したら良いのかわからない」という方は、ぜひ記事をチェックしてみてください。
目次
車中泊旅に「薬」は持参した方が良い?
1〜2泊程度なら体調を崩さないから大丈夫!と思っていても、車内と車外の温度差や移動の疲れが重なり、旅先で急に具合が悪くなることがあります。
普段とは違う環境・生活リズムで体調が悪くなり、旅先ではずっと車内で寝ていた、なんてことになったらとても悲しいですよね。
また突然不調になっても、土地勘のない場所では病院を探すのも大変ですし、深夜や早朝に体調を崩すと、ドラッグストアで薬を購入することもできません。
体調を崩さないのが1番良いのですが、不測の事態に備え、ご自身の体調や不調の原因に合わせた医薬品を用意しておくことが、旅の安心につながるのではないでしょうか。
ただし、服用により副作用として眠気の出る薬もあります。車の運転の際には、服用する薬の副作用等に注意が必要です。
車中泊で役立った「常備薬」1.胃腸薬
旅行中はその土地でしか食べられない料理や新鮮な食材との出会いもあり、ついつい食べすぎてしまう傾向のある筆者。
おいしいものを食べるのが大好きなこともあり、気をつけているつもりでも普段より食べてしまうことが多いのですが、食べすぎにプラスして疲れや冷え・ストレスなどが重なることで、急に胃が痛くなったり、お腹を壊してしまったりということがよくあります。
そこで、いままで胃腸の調子を崩した時に利用して効果があったものや、不調の原因と思われる箇所にピンポイントで効果がだせるもの、自宅でいつも飲んでいる薬など、数種類の胃腸薬を車に積んであります。
普段からあまり胃腸が強い方ではないため、食べすぎたかも!というときは、特に痛みや不快感がなくても食後に胃腸薬を飲むようにしています。
今後は激痛に見舞われることがないよう、すこしだけ食べる量にも注意していきたいです(笑)。
車中泊で役立った「常備薬」2.鎮痛剤(痛み止め・解熱剤)
筆者は頭痛持ちだったり、生理痛が酷いこともあり鎮痛剤(痛み止め・解熱剤)を普段からカバンに入れて持ち歩くようにしています。
3〜4日程度の旅では、普段持ち歩いている量では足りなくなってしまうことが多々あり、不安をなくすためにも箱ごと車内に積んでおくようになりました。
旅の最中に熱が出てしまうようなら「帰宅してしまった方が良い」と考えているため、解熱剤として使用したことはまだありません。
しかし、車で長時間移動することによる首や肩のこりが頭痛につながることは多く、出先で急に歯が痛くなったりしたときなどにもすぐ服用することができ、「車に積んでおいてよかった・・・」と思ったことが何度もありました。
頭痛持ちの方は特に、必須のお薬といえるのではないでしょうか。
車中泊で役立った「常備薬」3.酔い止め
普段からあまり車酔いをするタイプではないのですが、渋滞に巻き込まれてしまったり、長距離の移動時など、車に酔ってしまい体調を崩してしまうことが何度かありました。
なので長距離の移動を予定しているときや、渋滞に巻き込まれそうなとき、事前にパッと飲めるように酔い止めを積んでおくようになりました。
先の行動を予測して服用しておくことで、車酔いしてしまう回数も減ったように思います。
また酔ってしまってからの服用でも効果がある薬もありますので、好みに合わせて購入しておくことも可能です。
小さい子供と一緒に車中泊に出かける際にも、大人用・子供用両方の酔い止めを積んでおくと安心ですよ。
車中泊で役立った「常備薬」4.痒み止め・虫除け等
自然豊かな場所に車中泊の旅に出かけることが多い筆者夫婦。なぜか夫ではなく筆者が蚊の標的になり(笑)、特に夏場はあちこち刺されてしまうので、滞在中ずっと蚊と痒みに悩まされています。
そこで、夏場に車中泊旅にでかける際には、小さめの虫除けと液体の痒み止めを車に積んでおくようにしています。
毎回蚊が出るような自然あふれる場所ばかりに出かけているわけではないことと、夏の使用に限られるため、あまり大きめのものは購入せず、ミニサイズで使い切れる量のものを用意。
ほぼ毎週末、車中泊の旅にでかけていますが、小さめのサイズの虫除け&痒み止めで、ひと夏を乗り切ることができています。
この2つがないと安心して眠れないというほど、夏必須のアイテムとなっています。
車中泊で役立った「常備薬」5.その他、あると安心なもの
その他には、ケガや不調に備えて以下のようなものを用意してあります。
- 絆創膏
- のど飴
- マスク
- 除菌ジェル
- 冷却シート
- 使い捨てカイロ
段差に気づかず躓いて転んでしまった、なんてときには絆創膏が役立ちますし、喉が弱く鼻炎持ちの筆者は、コロナ禍でなくても寝る時のマスクが欠かせません。
気温差で咳が出やすいこともあり、のど飴も必須。
特にコロナ禍ではちょっとした咳にも敏感になっている方が多いため、咳が出そうになったらすぐに口に放りこめるよう、車内とカバンの中の2箇所に常備しています。
冷却シートや使い捨てカイロも含め、すべて薬と一緒にひとまとめにし、いつでもすぐに取り出せる状態です。
また、自分が普段飲んでいる薬があるという方は、そちらも都度忘れず持参するようにしてくださいね。
サッとすぐ取り出せる場所にまとめておこう
必要な医薬品をいくつか用意したら、すべて車内のすぐ取り出せる場所にまとめて置いておくようにしましょう。
体調不良になったり怪我をした状態で、車内や車外を移動して薬を取り出すのはかなりツラいですよね。
筆者はベッド脇のフックにかけたカバンの中に、寝る前に使用するハンドクリームなどと一緒に、常備薬や絆創膏類をまとめて入れています。
横になった状態でも取り出せる場所にあるため、かなり重宝していますよ。
またお薬を飲むための水分も常備しておき、枕元などすぐ取り出せる場所に置いておくと安心です。
体調不良や怪我に備えて楽しい旅を
旅先で突然体調不良に見舞われたり、怪我をしてしまうことは、たとえさまざまなことに気をつけて慎重に過ごしていたとしても、避けることはとても難しいです。
特に深夜に体調不良になってしまうと、病院もドラッグストアも開いておらず、土地勘のない場所で不安は増すばかり。
そんな体調不良や怪我にも、事前にしっかりと医薬品を準備しておくことですぐに対応をすることができます。
もし医薬品を使用しても体調が改善しない場合は、予定を切り上げて早めに帰宅するなど柔軟な対応を。
そして大きな怪我をしてしまった場合には、我慢せずすぐに救急車を呼んでくださいね。
体調不良や怪我に備えて準備をしておくことで、安心して旅を楽しむことが可能になります。
ぜひ今回の記事を参考に、ご自身に合った常備薬を用意してください。
ライター: haru.
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- 執筆者プロフィール
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