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【新型集合】351万円から!やっぱり人気・定番ハイエースのキャンピングカー5選
キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です
目次
どれも見た目はほぼ普通のハイエース!
キャンピングカーの購入を検討するなら、「やっぱりトヨタ・ハイエースをベース車としたモデル。それも外観はほぼハイエースのままのバンコン(バンコンバージョン)タイプのほうが普段使いもしやすくていい。現実的にクルマは1台しか持てないから」
そう考える人は多いのではないでしょうか。
本記事では、そんな要望にピッタリのハイエースのキャンピングカーを5つ紹介。
購入しやすい税込み351万円~のモデルもあり。
どれもここ1~2年の間に発表・発売された新しめのモデルです!
【新型】6年ぶりの新型! 強力な電源を標準装備!4名就寝!キャンパー鹿児島「レム セカンドアクトネオス」
ハイエースベースのキャンピングカーの製作を得意とするキャンパー鹿児島(双日モビリティ)は以前からバンコンタイプの「レム」シリーズを発売しています。
レム セカンドアクトネオスは、レムシリーズの中でも人気のレム セカンドアクトが約6年ぶりにモデルチェンジした新型!
前モデルでユーザーからの評価が高かったダイネット(リビング)やベッドスペースがさらなる進化を遂げた一台となっています。
ベース車にはハイエーススーパーロングを採用。
車体右側にエクステンションウインドウを施し、車内のダイネットとベッドスペースに当たる部分が拡張されています。
ギャレー(キッチン)にはオプションで40Lの上蓋式冷蔵庫や電子レンジ、19インチ〜のテレビモニターなどをこちらに装備することが可能な上、家庭用エアコンまたは車載用セパレイトクーラーやFFヒーターをオプションで選べます。
強力な300Ahのリチウムイオンバッテリーを搭載しているからこそ、これらの家電などの設備が使用可能となっています。
このダイネットスペースを展開すれば、2名が就寝可能なフルフラットのベッドとしても使える仕様となっています。
さらに車体後部にはハイマウント型ベッドを設置。
エクステンションウインドウのおかげでスペースは拡張され、幅は1,800mmと家庭用のダブルベッドに匹敵する広さがあり、大人2名が就寝できます。
ベッド展開したダイネットと合わせて、計4名が就寝可能。
価格は6,602,400円(税込)からとなっています。
詳細はこちら
【新型】広いベッドやリビングのハイエースのキャンピングカーといえば!ダイレクトカーズ・Winney(ウィニー)
Winneyは2022年のジャパンキャンピングカーショーで、ダイレクトカーズから発表になったハイエースベースの新型キャンピングカー。
ベース車はハイエースのワイドミドルルーフ。
標準ボディのハイエースより大きめで、車体寸法は、全長4840mm x 全幅1880mm × 全高2105mm。
ちなみにトヨタ・アルファードが、全長4,945~4,950mm、全幅1,850mm、全高1,935~1,950mm。
大体同等のサイズ感です。
内装は優しい雰囲気。
これはダイレクトカーズの女性スタッフによる提案であり、明るい木目を基調とした室内は、間接照明と相まって清潔感を覚えます。
室内レイアウトは、まず運転席のすぐ後ろに冷蔵庫。
ダイネット(リビング)は、よく見るセカンドシートを後ろ向きにして対面対座するタイプではなく、進行方向に向かって縦にベンチシートを2列、二の字型に配置。
最後部にギャレー(キッチン)というレイアウトになっています。
キャンピングカーの快適性を決める設備といえばベッド。
Winneyに搭載されているのは、長さ1,810mm×幅1,630mmのフルフラットベッドで、大人3名が寝られるスペースが広がります。
電装類では、鉛サブバッテリー×2、1,500Wインバーター、走行充電システム、外部電源取り込み口、ボルトメーター、オーディオ切り替えスイッチが標準装備。
価格は5,250,000円から。
【新型】広々!ハイエーススーパーロングを2人旅用に!かーいんてりあ高橋 グランドリラックスワゴンインフィニティPlus1
かーいんてりあ高橋のグランドリラックスワゴンインフィニティPlus1は、ハイエーススーパーロングをベース車とした、同社の「グランドリラックスワゴン」シリーズの最新モデル。
ベース車に広い車内空間を持つハイエーススーパーロングを採用。
2人旅用にアレンジするというぜいたくな作り。
ご夫婦など2人でゆったりとした車中泊旅をしたい人向けのモデルと言えます。
室内レイアウトは、運転席のすぐ後ろにシューズケースやオプションの冷蔵庫などを設置できるキャビネット。
中央には広々とした対座式ダイネット(リビング)。
後部にギャレー(キッチン)となっています。
ダイネットのロングベンチシートには両側に3名ずつ座れるので、乗車定員は運転席・助手席の計2名と合わせて8名。
2人旅でこのダイネットを使うならかなりゆったりと過ごせますね。
ダイネット部分はマットを敷き詰めることで、長さ1800mm×幅1700mmのベッドに。
幅は家庭用のクイーンサイズとキングサイズの間の寸法。
余裕で大人2人が就寝できるでしょう。
最後部の左右にはギャレー。
右側のキャビネットの上蓋を開けば、丸型のシンク。
左側のキャビネットは引き出し式になっており、標準装備ではカセットコンロが付きます。
x電装系の設備としては標準装備でサブバッテリー1個、350Wインバーター、走行充電、外部電源100Vが搭載。
オプションでサブバッテリーの増設や1500Wインバーターのほか、寒い時期の車中泊には必須の装備と言われるFFヒーターを搭載することも可能です。
【新型】収納力と居住性を両立!長旅に便利!トイファクトリー「BALEIA(バレイア)」
創業27年超、ハイエースベースをメインとしたバンコンタイプのキャンピングカービルダーとして最大手に挙げられるトイファクトリー。
そんなトイファクトリーが、日本中を巡る長距離の旅行を楽しみたい人や、週末にアウトドアの趣味を楽しみたい人に向けてリリースしたハイエースベースのキャンピングカーが「BALEIA(バレイア)」。
2022年のジャパンキャンピングカーショーでデビューした新型です。
コンセプトは「大きなラゲッジスペースと、高い居住性のリアルハイブリッド」。
ベース車はハイエーススーパーロングで、長距離の車旅を想定し、ハイエースベースのキャンピングカーとしてはかなり広めのベッドを設置。
ラゲッジスペースは、敷居板を外すことで自転車やサーフボードなど、大きな荷物も収納できるようにしています。
ボディサイドのスライドドアから見て、目の前がダイネット(リビング)。
その奥にギャレー(キッチン)。
ベッドは最後部に縦置き上段ベッドと下段ベッド。
計4名が就寝できます。
セカンドシートを後ろ向きにして、テーブルを取り付け、後部ベッドを3列目シート代わりにすることでダイネットに。
ダイネット奥のギャレー には、ステンレスシンクや収納スペースがあり、シンクの横には-15℃まで温度設定できる上蓋式40L冷蔵庫を設置。
シンク下には給・排水タンク(各12L)、ギャレー上部の棚には調味料などを入れられるスペースや家庭用の電子レンジが埋め込まれており、限られたスペースながら無駄のない配置になっています。
縦向きに大人2名が就寝可能です。
上段ベッドの下の空間は広いラゲッジスペース。
また、セカンドシートとベンチマットを展開すると1,900mm×1,000mmの下段ベッドになります。
電装類では、サブバッテリーとインバーター、電装の制御とバッテリー充電量や残量などが一目で分かるオールインフォメーションボードが標準で付きます。
空調は、標準装備として天井に換気扇を設置しているほか、オプションで家庭用エアコン、FFヒーターも設置可能。
価格は6,210,000円(税込) からとなっています。
【新型】351万円から!手が届きやすい!作りはしっかり!キャンパー鹿児島「CV390」
先ほど「レム セカンドアクトネオス」を紹介したキャンパー鹿児島から新型をもう1台。
こちらは2022年5月、熊本で開催された九州キャンピングカーショーで初出展された「CV390」です。
昨今ハイエースのバンコンタイプに限らず、キャンピングカー全般の価格がどんどん上がる傾向にあります。
どれも魅力的な車だけど「高い、買えない」、そう思う人も多いのではないでしょうか。
その点、「CV390」は税込で351万円からと低価格。
ですが、キャンピングカーの室内を構成する家具のクオリティには定評のあるキャンパー鹿児島ということで作りはしっかり。
リーズナブルでコスパの高いモデルとなっています。
後部の車体左側に横座り式のベンチシート、右側にはカウンタータイプのキャビネットを配置しています。
キッチンはありません。
2列目のRevoシートを後ろ向きにすれば、横座りベンチシートと合わせてL字型のダイネット(リビング)として使用できます。
オプションでもテーブルは用意されていませんが、横向きシートの下はスペースが空いているので、折り畳み式のテーブルを積んで置けば、問題なく食事もできるでしょう。
ベッドは2列目のシートと横座りのベンチシートをフラットにするだけで完成。
サイズは2,100mm×1,395mmと家庭用のセミダブルベッドに匹敵する大きさ。
ベッド下は広い収納スペースとして使用ができるほか、後部ベッドの後端からリアゲートまでは約50cmの幅があり、ベッド展開した状態でも背の高い荷物を置いておくことができます。
横座りのベンチシートは跳ね上げ式。
大型の荷物を積むのに便利。
価格を抑えるため、車載用エアコンやFFヒーターなどの空調設備はありません。
電源系は小型のポータブル電源が標準装備。
シンプルな装備ですが、天井や壁にはしっかり断熱加工が施されています。
まとめ
ずっと以前からあるロングセラーモデルも多いハイエースベースのキャンピングカーですが、本記事では2022年(昨年)以降に発売されたモデルを集めてみました。
ベース車のハイエース自体がリセールバリュー(売却するときの価格)を高く望めることもあり、今後もハイエースのキャンピングカー人気は続くことでしょう。
車としての好き嫌いは別にして、キャンピングカーの購入・買い替えを検討するなら、ハイエースのキャンピングカーは候補から外せないと思います。
※記事中の各モデルとも、価格・仕様・装備は変更になる場合があります。
ライター:DRIMO編集部
キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信!
- 執筆者プロフィール
- 車旅情報Webマガジン「DRIMO」
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