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キャンピングカー購入7年目!!よくある失敗と対策
キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です
約7年キャンピングカーに乗っています。
けっこうあちこち出かけて車中泊経験を積みましたがその間にはいろいろと失敗もありました。
今回はキャンピングカー・車中泊仕様車に乗っていると、だれでもやりがちな失敗について実体験をもとに紹介。
失敗しないための私なりの方法も伝えたいと思います。
すでに車中泊をしている人は「あるある」と思ってもらえるはず。
そして、これから車中泊をはじめようという人には、事前に対策を知ってもらって私のような失敗をしないように参考にしてもらえればと思います。
いちばんよくある失敗は?
いちばんやってしまう失敗は忘れ物。
なぜ、忘れちゃうのか?
今度も何か忘れるような予感がする。
そう思ったことありませんか?
私がよく忘れるのは以下の3つです。
私の忘れ物ランキング
第3位 ペット用品
中でも給水皿をなぜかよく忘れます。
リードも何回か忘れて慌てました。
不思議とペットフードは忘れたことがありません。
第2位、調味料とガス缶
どちらもよく忘れるので車内に置いているのですが、今度は中身のチェックを忘れて空っぽなことがあります。
これは忘れ物というよりは不注意ですね。
第1位、寝具類
原因は、家で使っているから。
こんな大きなものをなぜ忘れるのだろうと自分でも思いますが、積み忘れてしまいます。
これらはやっぱり無いと困るので代替品を予備として積んだり、現地で買い足して使ったりしますが、ハッキリ言って無駄です。
なんとかしたい。
それでいろいろ考えて、以下のような対策を実行しています。
忘れ物対策
〇ぎゅうぎゅう詰め
必要な用品をバスケットやカゴに収納するときに「ぎゅうぎゅう詰め」にします。
何か入れ忘れていると空間ができて、忘れ物があることが分かります。
何が無いかは、「ぎゅうぎゅう詰め」の時の写真を取っておけばOKです。
〇目に付くところに掛けて置く
掛けておけば使いたいときにすぐ取れるし、自然と目に付くので、もし無ければ出発前に気が付いて忘れ物防止にもなります。
〇いちばんのおすすめ!
BOOGIE BOARD(ブギーボード)
↑BOOGIE BOAD(ブギーボード)というのはキングジムから発売されている電子メモパッド。
出発前に思いついたことやよく忘れることをブギーボードにメモしておきます。
メモした後は、ハンドルとメーターパネルの間に置けば、必ず目に入るので忘れません。
忘れ物ベスト3もこのブギーボードを使い始めてから少なくなりました。
以前は紙でチェックリストや掲示表を作ったりもしました。
ブギーボードは目立つので、同乗者にも見て忘れそうになったていたら指摘してもらえるので、注意喚起にはこれが一番かなと思っています。
ちょっとうっかりで大事になる失敗
外部電源ケーブル切断寸前!!
外部コンセントに電源ケーブル接続していたことを忘れて出発しそうになったことがあります。
あるとき、キャンピングカーを動かそうとしたところ家内の大声が聞こえました。
「コード、コード」
思わずブレーキを踏んだわけですが、一瞬なんのことだか分からず、コード?なに?となりました。
車外のコンセントに電源ケーブルをつないで、前夜からサブバッテリーを充電していたのに忘れていたんです。
〇その後の対策
充電中であることを忘れないように、ブギーボードにメモしてハンドルに置いています。
走行中に脱落!!
ハンドルは、昇降するときに取り付けて回すのですが、外すのを忘れてそのまま市街地を走っていたんです。
ハンドルは取り付けソケットにはめているだけなので、走行中の振動で外れて落ちました。
さいわい後続の車にも歩行者にも当たりませんでしたが、当たっていれば大きな事故になっていたかもしれません。
〇その後の対策
ハンドルは本体に固定してつないでおくことができません。
外し忘れがないように、ここでもブギーボードが活躍することになりました。
危機一髪で、もうこりごりの大失敗
もうひやひやで、結果として事なきを得てほっとした一件。
私は柴犬を飼っていてよく車中泊にも一緒に出掛けます。
あるとき、リアハッチドアを開けて愛犬の太郎を外に出そうとしたら、リードを強く引っ張ったので首輪が抜けて脱走されました。
地方の幹線道路の駐車場でしたが、そのまま道路へ一直線。
まだ1歳になる前だったので太郎は楽しそうに道路を走っていましたが、私は這いつくばりながら走って捕まえるのに必死。
たまたま通行する車がなかったのでよかったですが、寿命が縮まる思いでした。
〇その後の対策
・ハーネスを着けて脱走を防止。
ハーネスは、胴回りもベルトで固定することができるので、抜けて脱走されることがなくなりました。
・ケージを改造して、車内からも出入りできるようにした。
リアハッチドアを開けて犬の出入りをすると、外の様子に反応してビックリすることもあるので、どうしてもリスクがあります。
一度車内でケージから出し、それから車外に出すようにすれば、いきなり飛び出すリスクが減ります。
雨降りや寒い時にもいちいちリアドアを開けなくて済むのでとても助かります。
小さいうちに何とかしたい!大失敗につながるトラブル
焚火からはぜったい目を離さない!
今はもう焚火をしてそのまま就寝してしまうこともありませんが、その昔は、お酒が入ると直ぐに寝る癖があり、気付かない間にテントやタープに火の粉で穴を開けたりしました。
〇その後の対策
水バケツの用意と寝込まないように皆で注意する。
遅くまでお酒を飲まない。
半ドアで出発?!
あ、ステップが出てた
お気に入りのステップは、キャンピングカー購入時わざわざ特注で装備したものです。
失敗の原因は、荷物の積込作業の時にいちいちステップが格納しないようにスライドドアを半ドアにしていたからでした。
それで半ドアのまま出発してしまい、しばらく走ってからメータ―の警告灯が点灯していることに気付くパターンです。
道路の縁石の高さとステップの位置がちょうど同じなので、縁石に接触したり巻き込み事故につながったりする恐れがあります。
〇その後の対策
車体の下側面が見えるサブサイドミラーを設置。
ミラー越しにステップが出ていないか確認できるようにしました。
リアキャリアが外れてた!!
バックで駐車したときに垣根にキャリアが押されて外れたようです。
垣根や植え込みは硬いものではないので、大丈夫だろうと思い込んでいたのがダメでした。
〇その後の対策
当たり前ですが、何かに接触したら確認することを徹底するように。
当たり前ですよねハイ。
それと、脱落防止のワイヤーを取付けました。
まとめ
購入して7年目のキャンピングカー、車中泊の経験もたくさんしましたが、比例して失敗も数多くあります。
みなさんが私と同じ失敗をするとは思いませんが、長い人生、大なり小なり失敗は「つきもの」だと思ったほうがいいでしょう。
そうだとすると、大事なのは大きな失敗をしないように備えることです。
私の経験から言って、「うっかりしていた」「忘れていた」、そんな失敗の芽を摘むには、目を引く場所に注意すべきことを掲示するのが有効。
本記事中に何度も出てきましたが、ブギーボードは最適なアイテムだと思います。
ライター:kenjii
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- 執筆者プロフィール
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