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高級感ある内装!装備控えめで価格も抑えめの新作キャンピングカー!ハイエース標準ボディで7人乗り! K-WORKS(ケイワークス)・Rugged VAN(ラギッドバン)

キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です


キャンピングカーを買うならトヨタのハイエースをベースにしたモデルがいい。

いちばん車体が小さい標準ボディなら運転もしやすそう。

そして、装備はシンプルでかまわないから、価格はなるべく抑えてほしい。

でも、内装のクオリティにはこだわりたい。

そんな人に注目してほしいキャンピングカーがK-WORKSから発売されました。

同社のこれまでのモデルから95万円も安い価格設定

7人乗りなので普段使いにも便利です!

Rugged VAN(ラギッドバン)の概要とコンセプト

愛知県に本社があるキャンピングカービルダー・K-WORKS(ケイワークス)。

普段使いもしやすいことを考慮して、外装にほとんど手を加えないバンコンにこだわっています

同社は三菱のデリカD:5ベースのバンコン(バンコンバージョン)や軽キャンピングカー、キャンピングトレーラーなども発売していますが、最も種類が多いのはトヨタ・ハイエースをベース車としたバンコンタイプのキャンピングカー。

オーロラエクスクルーシブやSL(スペシャル・ラグジュアリー)、EVANS(エヴァンス)などは、高級感あふれる内装と快適設備を満載したハイグレードなモデルとなっています。

これらは充実した装備と内装に比例して価格も600万円台前半~と、なかなかのハイレベル。

そんな中にあって、今年(2022年)発売されたRugged VAN(ラギッドバン)は、498万円(税込、以下価格はすべて税込)~

これまでのケイワークスのハイエースをベース車としたバンコンでは最廉価となっています。

価格を抑えられた理由は主に装備の簡略化によるもので、上位モデルの内装の高級感はそのまま継承しつつRugged=「ごつごつした、無骨な、丈夫な」といった雰囲気を持つ1台です。

ラギッドバンの外装について

ラギッドバンのベースとなっているのはトヨタ・ハイエースの標準ボディ。

ハイエースの中でいちばん小さいモデルで、全長4695mm×全幅1695mm×全高1980mm

外観はベース車のハイエースのまま。

エレペーティングルーフがなければ見分けがつきません。

また、ハイエースの廉価グレードであるDXを採用して、価格を抑えるとともにDXが持っている武骨な雰囲気を残すようにしています。

展示車はオプションのエレベータールーフ(水平に上下するポップアップルーフ)が設置されていたため高さのみ2130mmとなりますが、ボディの長さ4.7m弱で幅1.7m弱というサイズは、現代のミニバンと比べてもかなりコンパクト

狭い路地でもスイスイ入っていけるでしょう。

ラギッドバンの内装について

室内レイアウトは?

運転席と助手席の後ろのセカンドシートは、幅1000mmの2人掛けで前後に向きを変えられるREVOシート。

ボディ左側のエントランスドアから見て、セカンドシートの奥に前から順に冷蔵庫(オプション)設置スペース、ギャレー(キッチン)、テーブル付きの収納用キャビネット。

収納キャビネットの向かい側に2人掛けの横向きベンチシートがあり、こちらも走行中に着座OKなので乗車定員は最前席の3名を含め計7名となります。

また、ラギッドバンはもうひとつの室内レイアウトとして前向き3列シートバージョンも発売予定で、こちらも乗車定員は7名。

いずれにしても、ハイエースの標準ボディで7人まで乗れるので、普段使いに便利ですね。

ベッド展開は?

オプションのエレベーティングルーフ=水平に昇降するポップアップルーフを付けない場合の就寝定員は2名となります(エレベーティングルーフを付けた場合は4名)。

ベッド展開はセカンドシートを水平にして、後部の横向きシートのマットを外して後部キャビネットとのすき間にはめ込みます。

セカンドシートを含むベッドの寸法は約1,000cm×2,200cm

大人2人が就寝可能です。

ダイネット

収納用キャビネットに付いている折り畳み式のテーブルを出して、横向きベンチシートに座ると簡易なダイネットになります。

ちょっとコンパクトですが、並んで食事をするには十分なスペースです。

ギャレー(キッチン)

進行方向に向かってセカンドシートの右側にはギャレー(キッチン)が標準で装備されています。

コンロは備わっていないので、車内で調理をしたい場合はカセットコンロやIHコンロを自分で用意することになります。

シンクに付いているシャワーフォーセット(蛇口)は引き出し式。

シンクの下にある給排水タンクの容量は各19L。

ハイエースにはボディ右側にもスライドドアが付いているので、外から給排水タンクの出し入れが可能

一度車内に入ってタンクを外して持って出て、というようにいちいち出たり入ったりしなくて済むので、これは助かります。

収納スペース

キッチンのキャビネット(家具)の下部に収納スペースがありますが、ハイエースの標準ボディをベース車としているためスペースに限りがあり、室内上部に独立した収納棚は付いていません。

ただ、後部のキッチンキャビネットと横向きシートが車両最後部まで来ていないため、テールハッチを開けてすぐのところには取り外し可能なカーゴボードが取り付けられます(展示車は付いていい状態)。

また、横向きシートの下には空間があるので、釣り竿などの長尺物も置いておけます。

さらに、2列目シートを畳んで前にスライドさせて、横向きシートを跳ね上げれば、広大な荷室が現れます。

カーゴボードを外せば、普段使いの際に大きな物を載せて運んだり、自転車を積んだりすることもできます

電装類

ラギッドバンの電装類はケイワークスの他のモデルと比べると控えめ。

標準装備では外部電源入力ソケット、1000Wのインバーターや走行充電システム、105Ahの鉛バッテリー、AC100Vコンセントがあります。

ケイワークスはリチウムイオンバッテリーを採用した電源システムを得意としていますが、ラギッドバンではコストを抑えるためにあえて鉛バッテリーを選択

「電気が足りない」という人には、市販のポータブル電源を接続することで補うことを想定しています。

※オプションでリチウムイオンサブバッテリーにUPグレードすることも可能。

オプション装備

ボディやルーフの断熱施工、エレベーティングルーフ、FFヒーターのほか、価格を抑えるためポータブル冷蔵庫もオプション装備として設定。

電装系では、100Ahのリチウムイオンバッテリーや2000Wインバーター、310Wソーラーシステムの追加ができます。

まとめ

ラギッドバンは、ハイエースの中でいちばん小さい標準ボディをベース車にして、8ナンバー=キャンピングカー登録のモデルが欲しいという方。

さらに、高級感のある内装は求めたいけれど装備はシンプルでいい、というユーザー向けの1台だといえます。

これまでケイワークスのハイエースベースのバンコンの中ではクラシックバンが593万円~でいちばん安いモデルでしたが、今回発売されたラギッドバンは498万円~となっていて95万円も低く抑えられています。

「ケイワークスのキャンピングカー、内装がいいな。でも価格が……」と思っていた方、そろそろ買いどきかもしれません。

■ケイワークス ラギッドバンの概要・価格
モデル名: Rugged VAN(ラギッドバン)
ビルダー: K-WORKS(ケイワークス)
ベース車両:トヨタ ハイエース DX
車両寸法:長さ4,695mm × 幅1,695mm × 高さ1,980mm
乗車定員:7名
就寝定員:2名 ※エレペーティングルーフありの場合は4名
ナンバー:8ナンバー登録
価格:4,980,000円~(消費税込み)
ケイワークスの公式サイトはこちら

ライター:DRIMO編集部

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執筆者プロフィール
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