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キャンピングカー&車中泊ベース車を中古で購入するメリット・デメリット

キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です


キャンピングカーがほしい!と思ったとき、新車で購入するか中古で購入するかを迷う方もいらっしゃると思います。

新車には新車の魅力が、中古車には中古車の魅力がありますし、パッと購入できる価格帯でもないことから、その悩みは尽きないのかもしれません。

また中古車の場合、新車と違って前オーナーが既に車中泊やキャンプに使用しているため、車内外の汚れや痛み具合、走行距離などの点でマイナスイメージを持たれている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回の記事では、中古の商用バンを購入して車中泊仕様にDIYをした筆者が、キャンピングカーや車中泊のベース車を中古で購入する際のメリットとデメリットをご紹介していきたいと思います。

メリットがあれば当然デメリットもあります。それらをよく知った上で選択することができれば、購入後に「失敗した・・・。」と後悔することがなくなるのではないでしょうか。

キャンピングカーの購入を検討しているという方は、ぜひ記事をチェックしてみてください。

キャンピングカー・車中泊ベース車を中古で購入する「メリット」

まず最初に、キャンピングカーや車中泊ベース車を中古で購入した場合に考えられる「メリット」について、以下で4つほどご紹介していきます。

メリット1.待たなくてもすぐ手に入る!

もともとコロナ禍以前から、キャンピングカーや車中泊の人気がじわじわと高まっていました。

コロナ禍の影響でさらに車中泊やキャンプの需要が増え、人気が高まることによって、新車のキャンビングカーが手に入りずらい状況になっているようです。

キャンピングカーは現在注文から納車までかなり時間がかかると言われており、装備などのオプションを追加していなくとも、納車まで1年ほどかかる車種もあるようです。

しかし中古車であれば、1年待つ必要はありません!

ネットで見る限りでも中古のキャンピングカーが何台も売りに出されており、いくつかの選択肢の中からお好みのものを選ぶことが可能です。

なかなか良い状態のキャンピングカーが出てこないという場合でも、中古車ショップに問い合わせをしたり、ネットで日頃からチェックをしておくことにより、新車を待つよりも早い段階で入手できることがほとんどです。

メリット2.新車に比べてかなり安く購入できる!

中古のキャンピングカーを購入する1番のメリットとも言えるのが、その価格の安さ

数100万円するキャンピングカーだからこそ、少しでも安く入手することができると、とても嬉しいですよね。

ネット上の中古車販売会社のサイトでも、予算内の中古車を検索し、その中から選ぶことが可能になっています。

車体を安く購入した分、カーテンなどの車内装備の追加も気軽にできますし、調理グッズを揃えたり、屋外で使用するアウトドアグッズを購入することも可能です。

車中泊用のベース車であれば、DIY用の道具や素材を購入するための費用も捻出できますよ!

メリット3.DIYなどカスタマイズが手軽にできる

中古のキャンピングカーやバンなどを購入すると、車内や装備があちこち傷んでいることも多いですよね。

その分お安く購入できたりはするのですが、そのまま車中泊にでかけるのはちょっと抵抗がある、ということも・・・。

実際「難ありの中古キャンピングカー」はなかなか購入者が現れず、売れ残ってしまっていることが多いようです。

しかし傷んでいるからこそ、逆転の発想で現在流行っている「バンライフ」のように、車内装備を一旦取り外し、車中泊仕様にDIYカスタマイズして使うことも可能になるんです。

中古であればオプション装備もついている状態で入手できますので、必要な装備だけを残し、いらない部分は外してしまう、なんてこともできちゃいます。

古いからこそ、多少失敗をしても抵抗なく手を入れやすいです。

気軽に車内全体をDIYできる上に、必要な箇所だけのDIYもOKというのは、中古車ならではといったところではないでしょうか。

メリット4.生産終了している車種やモデルが入手できる

既に生産終了している車種やモデルのキャンピングカーやバン。

入手できるのは当然、中古車としてだけなのです。

昔から憧れていた車種や諦めていた限定モデルなども、中古車市場を探せば、意外とすんなり入手できたりします。

筆者が車中泊の際使用している「ボンゴブローニイバン」も、生産自体はかなり前に終了していました。

しかし生産終了している状態であっても、安価な価格であまり時間をかけることなく購入することができました。

生産終了してしまった車種がどうしても欲しい!というときは、中古車サイトをチェックしたり、中古車店に問い合わせてみるのがおすすめです。

キャンピングカー・車中泊ベース車を中古で購入する「デメリット」

ここからは、中古で購入する際のデメリットと思われる点を2つほどご紹介していきたいと思います。

デメリット1.自分が狙っている(欲しい)車種がすぐ見つかるとは限らない

「どれでもいいからキャンピングカーが欲しい」ということであれば、時間をかけずに入手することが可能です。

しかし狙っていたり、欲しいと希望している車種がある場合、その車種がすぐに入手できるとは限りません。

もちろん「中古車店に問い合わせたらタイミングよくその車種があった!」という、とてもラッキーなこともあり得るのですが、人気のある車種だったり生産終了している車種の場合は、入手まで多少時間がかかるのが現実です。

おすすめなのは、地域密着型の中古車店への問い合わせ。

どうしても欲しいという熱意が伝われば、中古車市場をネットなどでこまめにチェックし、見つけ次第連絡をもらえることが多いです。

それでも「欲しい時、すぐに」というのは難しいです。

希望の車種がある場合は、入手までに少し時間がかかることを考慮しておいた方が良さそうです。

デメリット2.新車に比べると走行距離や年数の問題から故障しやすい

中古車を購入する際にチェックする要素として、「走行距離」が5〜8万km以内のものを選ばれる方が多いと思います。

10万kmを超えるとちょっと不安、という声もありますよね。

走行距離が極端に少ないものは新車と比べてそれほど大きな価格差がないということもあり、走行距離の部分に目をつぶって購入した、という方も実際にいらっしゃるようです。

しかしある程度走行距離のある中古車を選べば、当然故障や不具合の出る頻度が高くなります。

走行距離だけでなく年式なども考慮すると、「中古車はメンテナンス費用が新車よりも多くかかる」と思っておいて間違いなさそうです。

そういった「メンテナンス費用」が、新車よりも多く必要となるということをよく理解した上で、ある程度予算に余裕を持って中古キャンピングカーを購入するとよいでしょう。

メリット・デメリットをしっかりと理解した上で選択を!

今回は、キャンピングカーや車中泊のベース車を中古で購入する際の、メリットとデメリットをご紹介しました。

新車にするか中古車にするかは、個々の予算や都合、好みによっても選択が違ってくると思います。

どちらにしても、大切なのは「メリットデメリットをよく理解してから選ぶ」ということ。

きちんと調べて理解した上で購入したのなら、失敗や後悔をする可能性を大幅に減らすことができます。

中古車であっても、車中泊を繰り返し長年乗り続けることによって、愛着が増してくるのは間違いありません。

愛着を持って大切に乗り続けていくためにも、事前のチェックは妥協なくしっかりとし、毎週車中泊にでかけたくなるようなキャンピングカーをゲットしてみてくださいね。

ライター:haru.

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執筆者プロフィール
車旅情報Webマガジン「DRIMO」
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