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快適な2人旅にぴったりのキャンピングカーに待望のエアコンがついた!!ANNEX CAMPING CAR「RICORSO(リコルソ)」
キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です
ANNEX CAMPING CAR「RICORSO(リコルソ)」
アネックスキャンピングカーは、カムロードをベース車とする長旅向けのキャブコン「リバティシリーズ」や日産のNV200をベース車としたスモールキャンパー「ファミリーワゴンSS」など幅広いラインナップで人気を博すビルダー。
以前からトヨタ・ハイエースをベース車としたバンコンとして、Wiz(ウィズ)とRICORSO(リコルソ)もラインナップしていました。
その中でリコルソは、乗車定員こそ8人と多いものの、基本的には贅沢な2人旅を想定して作られており、クルマの内装とは思えないモダンでお洒落なインテリアが特徴のキャンピングカー。
通常のモデルに加え、※エアコンを搭載したオプション「acモデル」も設定されたので、そのあたりにも触れていきたいと思います。
※ポータブル電源のAC100V出力コンセントに挿すだけでエアコンが稼働が可能です。
RICORSO(リコルソ)
ビルダー:アネックスキャンピングカー
タイプ:バンコン
ベース車両:TOYOTA ハイエース ワゴンGL
乗車定員:8名
就寝人数:3名
全長:4,840mm
全幅:1,880mm
全高:2,105mm
公式サイトはこちら
コンセプト
「トラベルワゴンにモダンデザインを」がコンセプトと
公式ホームページにあるように、インテリアなどのデザインに徹底的にこだわっています。
2人旅に特化していて、大人2人がゆったり横になれるツインベッド仕様。
くわしくは「内装」の項で解説したいと思います。
外装
リコルソのベース車にはハイエースのワゴンGLが採用されています。
全長4,840mm・全幅1,880mm・全高2,105mmと国内の一般的な駐車場にすっぽりと収まるサイズなので、旅先でスーパーやコンビニなどの立ち寄る際も困ることはあまりないでしょう。
もしそれでもサイズが気になる場合には、同社の「Wizシリーズ」はワゴンGLよりもワンサイズ小さいハイエース標準ボディハイルーフ(全長4,695mm・全幅1,695mm・全高2,370mm)がベース車に採用されているので、こちらを選択肢に入れるのもアリかと思います。
そのほか外装部分で走行性能に影響を与えるような大きな架装はなく、安定した乗り心地で長旅でも問題なく車旅を楽しむことができます。
内装
レイアウト
レイアウトとしては、運転席のすぐ後ろには冷蔵庫や引き出し式の収納が設置され(acモデルの場合ここにエアコンが収納される)、中央から後方にかけては左右に3人ずつ着席可能なベンチシート式ダイネット&ベッドスペース、そして最後方にシンク付きのギャレーとなっています。
ダイネット部分に6名が座れる仕様にはなっていますが、走行中に前向き乗車ができるのは運転席と助手席のみなので、基本的には2人旅がメインで、旅先などで友人を迎え入れて車内で食事をとるといった使い方が現実的でしょう。
ダイネット
リコルソの最大の特徴とも言えるのが、ワイドボディーを活かし左右にソファーを設置した大きなダイネットスペース。
中央のテーブルを囲んで最大6人が座ることができ、バンコンらしからぬ広々とした寛ぎ空間となっています。
左右のソファーの最後尾のマットは、多段階に調整可能なリクライニングギアとなっており、2人がそれぞれのソファーに横になって本を読んだりスマホで何か調べ物をしたりするのにも便利です。
また、運転席とダイネットスペースを仕切るフロントカウンターは跳ね上げ式となっているので、運転席や助手席から外に出ることなくダイネットスペースに移動することも可能な作りになっています。
雨の日などには特にありがたい親切な設計ですね。
ベッド
ダイネットスペースは背もたれマットを中央にはめ込むだけで簡単にベッドメイキングすることができます。
ベッドサイズは1,800mm×1,660mmと家庭用のクイーンサイズベッドに匹敵する大きさとなり、2人でゆったりと眠りにつくことができるでしょう。
キャンピングカーのベッド規格で言えば3人までは寝られる仕様になっているので、夫婦と子供3人で川の字に寝るのもOK。
ベッド展開時も中央のテーブルはそのまま使用することが可能なので、場合によってはお座敷のような感覚でくつろぐのもリラックス感が増して楽しそうです。
また、ベッド下からリアゲートにかけての後部のスペースは縦860mm・横1,290mm・高340mmと大きめのラゲッジスペースとなっているので、旅先で使うキャンプギアなど大きめの荷物はここに収納することが可能です。
ギャレー
リコルソのギャレーは車の一番後ろに設置されています。
ギャレーには上蓋式のシンクが付いていて、ここでお皿を洗ったり他の軽作業をしたりするのにも使えます。
給排水タンクもリアゲートを開ければ、簡単に出し入れが可能なので使い勝手も良いでしょう。
また、ギャレーの上には荷物を収納できるオーバーヘッドコンソールボックスが設置され、ここに就寝時に使うブランケットや毛布などを入れておくと、車内がスッキリし、使いたい時にはすぐに取り出せるのでとても便利。
扉の内側にはバニティミラーもあり、ここで身支度を整えることもできます。
電装系
リコルソでは80Ahのサブバッテリーが2つ搭載されているほか、他の多くのキャンピングカーでオプションとなっていることも多い、暖房設備FFヒーターも標準装備となっています。
冷蔵庫も横開き式の49Lのものが標準装備でついてきますが、オプションのエアコン搭載「acモデル」を選択した場合は、空調の配置スペースの関係上、30Lの引き出し式冷蔵庫に変更されるようなので、ここは注意が必要です。
またエアコンを搭載する場合は、電力の消費が気になるのでオプションのリチウムイオンバッテリー(100Ah×2)や外部100V電源、走行充電、1500Wのインバーターなどは欲しくなるところ。
そのほか、家庭用100Vの電子レンジや230Wのソーラーシステムなどのオプションも用意されています。
まとめ
今回の記事ではアネックスキャンピングカーの「RICORSO」について紹介しました。
ハイエースワゴンGLの広々とした車内空間を、2人旅用に特化したキャンピングカーということもあり、本格的な長旅も苦にならない走行・居住どちらの性能も非常に高いクルマとなっています。
洗練されたモダンなインテリアは見た目の美しさだけではなく、リクライニング可能なマットやギャレー上のコンソールボックスなど、利便性も追求されているので、心地の良いキャンピングカーライフを楽しめるでしょう。
エアコン付きモデルを選ぶこともできるので、ワゴンGLベースのバンコンをお探しの方にはぜひ一度チェックしていただきたいハイクオリティな一台に仕上がっています。
ライター:DRIMO編集部
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- 執筆者プロフィール
- 車旅情報Webマガジン「DRIMO」
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