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ヨーロッパのオシャレなリビングをキャンピングカーで再現!トーザイアテオ「Swift ESCAPE Compact C404」
キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です
ヨーロッパ最大規模のキャンピングカーメーカーであるドイツHobby社の日本正規総代理店で、外国車をベースとしたキャンピングカーを多数取り扱っている「トーザイアテオ」。
そんなトーザイアテオが扱っているモデルの中にイギリスのSwift社製のキャンピングカーがあります。
ベース車はイタリア・FIATのFIAT DUCATO(フィアットデュカト)。
モダンでおしゃれな空間を実現した高級キャンピングカーです。
広々としたリビングに充実したキッチンやシャワールームなど、いい意味でキャンピングカーらしさを感じさせません。
今回はそんなSwift社製キャンピングカーの中から「Swift ESCAPE Compact C404」(スイフトエスケープコンパクト)を紹介します。
車種名:Swift Escape Compact C404
ビルダー:スイフト社
販売元:トーザイアテオ
車両タイプ:キャブコン
ベース車両:FIAT DUCATO(デュカト)
価格:未定
乗車人数:4名
就寝人数:4名
全長:5990mm
全幅:2260mm
全高:2780mm
Swift ESCAPE Compact C404のコンセプトと外装
Swift ESCAPE Compact C404は「キャンピングカーらしくない、おしゃれな空間」コンセプトに製作された大型キャンピングカーです。
GRPパネルを使った車体にはグレーのラインが車体全体に大きくデザインされています。
形状はベース車であるFIAT DUCATO(デュカト)とほぼ変わりはありませんが、LPガスを入れ替えるための小さなドアが入り口横にあります。(8kg×2)
輸入車ですが、イギリス製なのでエントランスは右側。左側通行の日本の道路に合っています。
また、後部に2台まで自転車を乗せキャリアが取り付け可能で、サイクリングが趣味な方でも選択肢に入るキャンピングカーでしょう。
サイドオーニングも装備していて、バーベキューをするときなどの雨除けとしても役立ちます。
サイズは長さ5,998mm × 全幅2,260mm×全高/2,780mm(室内高 /1,905mm)と、日本の道路事情を考えると、かなり大きめと言えます。
輸入車をベース車にしているため、仕方がないと言えば仕方がありませんが、楽に止められる駐車場は限られるでしょう。
Swift ESCAPE Compact C404の内装
リビングスペース
車内に乗り込むと、広々としたリビングスペースが広がっています。
白を基調とした内装で家具は木目調。ナチュラルなヨーロッパらしい洗練されたデザインです。
ダイネットは前方と後方に2つ。
前側のダイネットは運転席と助手席が回転してセカンドシートと対面。
差し込み式のテーブルを付けると完成します。
また、運転席の上部にはサンルーフが設置されていて開放感がありますし、ギャレーの頭上には天窓があるので、昼間の車内は明るく感じられます。
ギャレー
入口の右手には、ギャレーが配置されています。
キャンピングカーとしては珍しく3口のガスコンロが設置され、丸型のシンクは皿やフライパンなどが洗いやすい大きさです。
調理スペースは広々としており、電子レンジや85Lの大容量冷蔵庫も完備。
収納スペースもシンク下とギャレーの上にあり、カトラリー(ナイフ・フォーク・スプーンなど)や調理器具をたくさん収納できるでしょう。
マルチルーム
キッチンの奥にはマルチルームがあります。
Swift ESCAPE Compact C404のマルチルームは、シャワー室とカセットトイレを設置するスペースを兼用しています。
トルマコンビの4L&10Lの温水器で、シャワーはお湯も使えます。
また、天井には小窓が設置されていて換気ができるので湿気対策もばっちりです。
白を基調として清潔感溢れるデザインになっています。
この部分だけ見ると、キャンピングカーというよりもホテルに泊まっているという印象の方が強く感じられるのではないでしょうか。
後部ダイネット
車の後方には、ベッドへ展開できるテーブルとソファが設置されており、こちらもダイネットとして快適に過ごすことができます。
また、ソファのお尻の下の部分は収納スペースになっているため、普段使わない小物類などをしまっておけます。
ベッドに展開すると、1930x1200mmの、大人2人が横並びでも眠れるほど広々とした空間になります。
3方向に窓があるため、日当たりがよく、朝日が差し込む中、快適に目覚めることができるでしょう。
また、ダイネットの上部にプルダウン式ダブルベッドがあり、こちらも830x1180mmと、2人が横並びに寝ても十分なスペースが確保されています。
また、フリースペースとダイネットの間には縦長のクローゼットが設置されていて、ハンガーにかけたまま、服の収納も可能です。
電装・空調系
サブバッテリーは80Aの大容量なものを搭載し、FFヒーターやクーラーの利用に対応しています。
また、シャワーを気兼ねなく使えるように、給水タンクは100L、排水タンクは60Lの大容量のものを完備するなど、日本国内で販売されているキャンピングカーとは一線を画すような、スケールの大きい装備が多数備えられています。
その他にも、多数のLED照明。
12V、100V、USBコンセント類も装備しているため、パソコンやテレビ類、タブレットなどの利用にも困ることはないでしょう。
まとめ
Swift Escape Compact C404について解説しました。
高額キャンピングカーであり、洗練されたデザインとシャワールームなどの充実装備で、快適性を重視した一台になっています。
ただし、2023年にはモデルチェンジの可能性があり、その際の価格は未定。
現行モデルは現在在庫がないとのこと。
もし購入を検討したい場合は、今後の入庫予定などについてトーザイアテオに問い合わせてみることをおすすめします。
ライター:DRIMO編集部
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