更新
真夏の暑さや真冬の寒さにも断熱効果抜群!?アイズ マルチシェードを買ってみた【ハイエース快適化計画】
キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です
真夏や真冬の車中泊って暑さ、寒さがなかなか辛いですよね。
今回は、そんな真夏や、真冬の車中泊時に役立つアイテムを購入しましたので、装着レビューしてみたいと思います!
ベース車両
まずは僕の愛車のハイエースワゴンGLをご紹介します。
家庭用エアコンやFFヒーター、ベンチレーターなどを装備しているキャンピングカーであれば快適に過ごすことも可能ですが、僕のハイエースワゴンはノーマルベースなので、暑さ対策と言ったらフィアマのターボキットを装着しているぐらいです。
また、サブバッテリーもありませんので、車中泊時にエンジンを切ってしまうと普通の車と全く同じようになってしまいます。
今年の夏の車中泊
今年の夏にも車中泊はしたのですが、30分おきぐらいに暑さで目が冷めてしまいました。後部のスライドガラスを開けてみたり、スライドドアを開けたりと夜中でも暑くてなかなか眠れませんでした。
高地であれば、夜間は特に気温が低くなるので快適に過ごせますが、平野は暑くて辛かったです。
ハイエースはキャブコン等と違いボディが金属なので、熱が伝わりやすくエンジンを切るとすぐに車内の温度が上がり始め暑くなってしまいます。さらに、今回車中泊をして感じたのは、ボディからの熱もさることながら、窓から伝わってくる熱気に関してです。
冬場も同じで、窓の近辺から冷気が伝わってきているのがわかります。天井は一応、多重構造になっているので、日の照っていない夜間であればそれほど気にはなりませんでした。
ただ、窓ガラスに関してはダイレクトに熱が伝わってきて車内の温度がすぐに変わってしまいます。この辺りもちゃんとしたキャンピングカーであれば、アクリルの二重窓などを採用する事で窓の断熱を実現していたりします。
また、同じハイエースでもビルダーが作るバンコンはボディが断熱されていたり、アクリル窓が装備されていたりしますので快適かと思います。
今、僕のハイエースは特に断熱加工もしておらず窓にはカーテンが付いているだけです。カーテンは断熱と言う意味でも目隠しの意味でも何も無いよりは全然良いのですが、隙間が多いのでその隙間から熱気や冷気がすぐに入り込んできてしまいます。
皆さんはどうしているのかなと思い、車中泊をしている時に他のハイエースを見てみると、窓にシェードを貼っている方がとても多いことに気が付きました。
マルチシェードを購入
実はシェードの存在は知っていたのですが、毎回の取り外しや取り付けが面倒そうだというイメージがあり、開け閉めが簡単にできそうなカーテンを購入しました。
その後、実際に使ってみるとカーテンの開け閉めも意外と面倒で、基本的にはほぼ閉めっぱなしで、開け閉めをする事はあまりありませんでした。それであれば、断熱効果の高そうなマルチシェードを付けてみようと思い、今回こちらを導入する事を決めました!
アイズ 高断熱マルチシェードです。
ハイエース200系IV・V型 [H26.01~R02.04]標準・ロング・5ドア マルチシェード シルバー/グレー リア(…
今回、マルチシェードをアイズ社のものにした理由としては、多くのハイエースユーザーさんが利用している実績もあり、レビューも良く、安心という点とハイエース後部座席についているスライドガラスに対応しているという部分が決め手となりました。
アイズ社のマルチシェードは、ハイエースの後部座席に装備されているスライド小窓を開閉できるようにカットしてあるものを選択することができます。これであれば、夏の暑い時でもシェードを外す事なく窓の開閉が可能です。これはとても良いと思いました。
#出典スライドガラス
また、アイズのマルチシェードにはカラーが以下の4パターンあります。僕が買ったのは外側ブラッキー、内側グレーのものです。
外側がシルバーになっている方が断熱効果は高そうな気がしますが、ブラッキーだと外から見た時にマルチシェードが見えにくそうなのでそちらを選択しました。(やはりスタイリッシュさも重要!)
商品が届いた
注文してから数日後に商品が届いたので開封しました。
外側面
外側はブラッキーカラーです。黒っぽいメタリックカラーですね。あまり他のメーカーではこういう色はないと思います。
内側面
内側はグレーカラーです。キルティング生地の素材感もよくなんだか暖かそうな素材です。
触ってみると思っていたよりも厚みがありしっかりしているという印象です。縫い目なども丁寧で公式ページで生地から自社工場生産と言っている通り、品質がよく安心できる商品だと思いました。
公式ページによると、
「マルチシェードを装着することで、炎天下では、最大10℃以上車内温度を緩和させることができています。寒冷時では、最大5℃以上車内温度を保つことができています。」とのことで、かなり断熱効果が期待できそうですね。
実際に付けてみた
早速、ハイエースのカーテンをすべて取り外し、マルチシェードを取り付けていきます。マルチシェードは取り付けると言っても、吸盤で貼り付けるだけなので簡単です。
もともと付いていたカーテンのレールを剥がすのが固くて多少苦戦しましたが、それが終わってからは、ものの5分で取付可能です。吸盤もフニャフニャの物ではなく結構しっかりした物がついているので良さそうです。
貼り終えるとこんな感じになりました。
カーテンの時よりもスッキリしていい感じです!
シェードはガラスのサイズより若干大きめに作られており隙間ができにくいので、これからの季節の冷気も入ってきにくいのではないでしょうか。
スライド小窓はこんな感じで分割することができ、開閉ができるようになっています。こういう細かい配慮も嬉しいですね!
一点、ちょっと手こずったのが、リアガラスと、右側リアサイドガラスです。
リアガラスには曇り取り用の熱線が入っており、右側のリアサイドにはラジオのアンテナ線が入っています。
吸盤がちょうどその上に来てしまうと張り付かず外れてしまいました。最初の内は剥がれ落ちるたびに貼り直すという感じでやっていたのですが、同じアイズ社からこんなものが販売されていました。
どうしても、熱線と吸盤が被ってしまう場合は、事前に吸盤が来る位置にこのシールを張っておき、その上に吸盤を貼ることで落脱を防止できます。車種や年式などにもよるかもしれませんが、これは一緒にご用意頂いた方が良いかもしれません。
僕はこれを買ったことでピッタリとくっついて解決しました。
まとめ
実は、アイズのマルチシェードを装着してからまだ一度も車中泊をしておらず、効果の程は測れていません。
ダラダラとしているうちに季節も夏から秋に変わってしまい、車中泊にはとても良い季節になってしまいましたが間もなく冬になりますので、冬の寒い時期にどこまで耐えられるのか、また次回以降でレビューしたいと思います!
また、今回購入したのはリア部分のみですので、フロントガラス、運転席、助手席のシェードに関しても購入し、すべてを装着した状態で試してみたいと思います。
効果はまだ体感していませんが、商品自体はとてもしっかりとしていて良いと思いました。そして、何よりカーテンを取り外したことにより車内がスッキリとして気に入っています。
既に使われているという方も多いかもしれませんが、まだ、対策をされていないという方はこれからの季節の車中泊に取り入れてみてはいかがでしょうか?
ライター:HIROTA MORIO
キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信!
- 執筆者プロフィール
- 車旅情報Webマガジン「DRIMO」
- キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジンです(https://news.drimo.jp/)。実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるラ...