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簡単DIYでトラキャンに下駄箱スペースを作ってみた!

キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です


我が家がトラキャンを購入した時に気づかなかったこと、実際に旅に出て気になったことの一つに、下駄箱の問題がありました。

我が家のトラキャンは下駄箱と玄関スペースを備えていないため、靴の置き場所にとても困っていたのです。

それを改善すべく色々試してみたので、ここでご紹介したいと思います。

トラキャンの出入口と靴の問題について

我が家のトラキャンは後方にエントランスがあります。ベースの車の荷台にシェルを載せると、出入口の高さは約85㎝。

結構な高さがあって子どもや女性は乗り降りがきついため、脚立を使ってシェルへ出入りしています。

そして、我が家のトラキャンには下駄箱と玄関スペースがなく、室内に入るとすぐに土足禁止エリア。

居室もそこまで広くないので、脱いだ靴を置いておく場所もなく、基本的に靴は出入口の脚立の下に脱ぎっぱなし。オートキャンプ場などに宿泊する時は、日中はずっとそのままです。

夜就寝する時や、雨の心配がある時などは、さすがに外に放置しておくわけにもいかず、シェルの中にシートを敷き、その上に靴を置くようにしていました。

しかし、家族4人分の靴、しかもキャンプ場でたくさん遊んだ後の泥だらけの靴が所狭しと並んでいたら、特に朝は非常に邪魔ですし、見た目も綺麗ではありません。

キャンプなど宿泊をする場合は、子どもたちは普段履くスニーカーのほかに、川遊びサンダル、夜間に車外のトイレを使う用のスリッパ的な履物など、1人あたり3足くらい持っていく場合も。

さらに雨の降っている日は、高さのある長靴も必要になります。

そのため、少なくても家族4人で10足くらいの量になり、シェルの中に脱ぎっぱなしでは、本当に居住スペースがなくなってしまいます。

そこで、目的地に着いてすぐ設置できるような、使い勝手の良い下駄箱スペースを作ることにしました!

簡単DIYで下駄箱を作ってみた

まず、これだけは譲れない条件として、

・かさばらない
・少しの雨なら外に置いていても靴が濡れない

我が家では、この2点を挙げました。

キャンプに出かける時は荷物が多いので、下駄箱そのものがかさばってしまったら本末転倒、シェルに荷物をたくさん積み重ねて移動するのは避けたかったからです。

そこで思いついたのが、トラキャンのデッドスペースを活用した下駄箱の作成

そのデッドスペースというのは、開いたテールゲートの下側です。シェルは、テールゲートを開いた状態で載せているので、少し突き出ている分、弱い雨くらいならしのげますし、子どもたちも靴をしまいやすく取り出しやすい高さです。

しかも吸盤やマグネットが付けられるので、靴用のハンガーやワイヤーラックをぶら下げたら都合が良い!

早速、材料を100円ショップのダイソーさんや3COINSさんで調達し、試してみることにしました。

購入したものは、マグネットフック、吸盤フック、ワイヤーラック、靴用ハンガー、靴用ハンガーをぶら下げられる便利グッズです。

ワイヤーラックは2段に重ねられるものを、2つ購入。これは、逆さまにして吊り下げる形で使用したいと思います。

子ども用の靴なら、ここに2~3足は収納できそうです。

最初は、マグネットよりもリーズナブルだった吸盤フックで、テールゲートの下側に靴用のハンガーと2段式のワイヤーラックをぶら下げてみましたが、数分したら重さに負けて吸盤フックが取れてしまいました。やはり吸盤フックでは少し力が足りないようです。

そこで、次は強力マグネットフックに同じように靴用ハンガーと2段式のワイヤーラックをぶら下げてみることに。

強力マグネットを直接車のボディに貼り付けると車を傷つけてしまうため、マグネットを薄い布でくるんで使用します。

こちらは、何分たっても落ちてしまうことなく安定しています!子ども用の軽い靴はここに「ぶら下げ収納」することにしました。

重さがある大人2人分の靴は、出入口の脚立の下に、靴ハンガーをぶら下げて収納。脚立の下なら、大きくて重たい夫の靴も問題なく収納できます。

もし、雨が降ってきた場合でも、脚立にビニールをかぶせれば対処できそうです。

シェルに入る前に脚立の下で靴を脱ぎ、今回作成した下駄箱に靴を収納すれば、脚立から土足禁止エリアにできるので、脚立とシェルが汚れることがなくなりました。

今後は、脚立の下にレジャーシートを敷いて靴を脱いだり履いたりできる玄関スペースを作ろうかと考えています。

ちなみに、後方に車体に上るはしごが付いているのですが、ここにもハンガーや洗濯ばさみを活用して、高さのある長靴やタオルを干すことができました。

まとめ

今回作成した下駄箱は、トラキャンならではのデッドスペースを上手く活用して、使い勝手良く仕上げられたと思います。

コンパクトに収納できるので持ち運びの際にかさばることがなく、目的地に到着してからもサッと装着できる点も良かったです。とても簡単なDIYで、「少しくらいの雨なら濡れず、脚立とシェルの中が汚れない」という当初の目的を果たせました。

子連れの家族4人ともなると、ただでさえ荷物がいっぱいで、すっきり綺麗な空間には程遠くなってしまいます。それに、小さい子どもは特に、慣れないところで靴を脱いだり履いたりするだけでも一苦労。これは我が家も実際にトラキャンで旅をするまで気づかなかった点です。

皆さまも、キャンピングカーを購入する際は、下駄箱をどうするか少し考えておくと良いかもしれません。意外と大きな課題になるかもしれませんので。

今後、DIYした下駄箱で子どもたちが自分で靴を脱いだり履いたりしやすくなったら、母親としてもうれしい旅になりそうです。

実際に使ってみて改善点があれば、その都度変えていくというスタイルで、これからも家族みんなが使いやすく、快適な居住スペースにしていきたいと思いっています。

ライター:ぺこ

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