更新
【青森県の無料キャンプ場】マグロで有名な『大間』にある本州最北端の無料キャンプ場を紹介!
キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です
現在ルノーのカングーで車中泊や現地での住み込みバイトをしながら夫婦で日本一周旅をしている、ゆうまです。
今回は、青森県の大間町にある『大間崎園地テントサイト(おおまざきえんち)』をご紹介します。
青森県大間と聞けば多くの人がピンと来るかもしれませんが、なんといってもマグロがとても有名な地域です。
有名というだけでなく大間のマグロは本当に絶品だったので、ぜひ大間に来てマグロを楽しみながら本州最北端のキャンプ場で車中泊を楽しんでほしいです。
記事の最後には大間の高級本マグロ丼をお得に食べる方法もご紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみて下さいね。
無料キャンプ場の様子
『大間崎園地テントサイト(おおまざきえんち)』は無料で利用できて、事前に予約なども必要ありません。
トイレや炊事場などがキレイで、無料とは思えないほど整備されているキャンプ場です。
また、本州最北端のキャンプ場ということで少し特別感もあります。
そんな『大間崎園地テントサイト(おおまざきえんち)』を詳しくご紹介していきます!
駐車場
駐車場は30台ほど停められそうですが、そこまで広くはありません。ですが、テントサイトのすぐ近くに車を停められるので、キャンプをする場合でも便利だと思います。
基本的に傾斜は少なく、トイレから遠すぎるということもないので、車中泊しやすい駐車場かと思います。私が宿泊した時は前日に雨が降っていましたが、大きな水たまりがあるような場所もありませんでした。
写真を見ても分かる通り、一台分の駐車スペースも結構広かったので、少し大きな車でも問題なく駐車することが出来ると思います。
『大間崎園地テントサイト(おおまざきえんち)』は駐車場から民家なども近いので、アイドリングストップを心がけたり、車内であっても音量は気を遣ったほうがいいでしょう。
住宅街の近くにある無料キャンプ場などは、近隣住民の苦情から有料化されたり、最悪の場合閉鎖されたりなどもあるので、しっかりとマナーは守りましょう。
1つ留意事項として、ここの駐車場は観光地である大間崎から徒歩1分位の場所にあり、キャンプ場利用者だけでなく観光客の駐車場としても利用されています。
土日などの昼間のうちは観光客の車などの出入りがあるかもしれないので、注意が必要です。
トイレ
さすがマグロの町と言わんばかりの、マグロを全面に押し出した公衆トイレがあります。
中の様子はこちら(男子便所)
無料キャンプ場でここまでキレイなトイレは今までほとんど見たこと無いです。大便器にはウォシュレットもついており、便座用のアルコール除菌までついています。
電気は自動センサーで点灯するタイプで、トイレ内に行くにはしっかりとしたドアがついているので、虫の侵入も少ないです。
朝にトイレへ行くと清掃員の方がいらっしゃったので、すごく手入れが行き届いた無料キャンプ場だと思います。
観光地である大間崎から徒歩圏内で、ここまで手入れが行き届いた無料キャンプ場があるのか……と感動しました。
炊事場
『大間崎園地テントサイト(おおまざきえんち)』の素晴らしい点はトイレだけではありません。
有料でも珍しいくらい使いやすい炊事場がありました。上記の写真が炊事場の外観ですが、しっかりとスライドドアで仕切られた建物の中に炊事場があります。
中の様子はこちら
しっかりとキレイな炊事場です。調理したものなどを食べることが出来る机などもあります。
写真に見えているシンクとガス器具(有料)が計4つあり、知らない人と洗い物のタイミングが同じになったとしても気まずくならないように仕切られているのもポイントが高いです。
100円で利用することが出来るガスコンロもあるので、ここで一通りの調理をすることが可能です。
ガスの利用時には注意事項をしっかり読んで利用しましょう。
テントサイト
テントサイトは一面芝生となっており、フリーサイトです。テントサイト内に椅子と机が複数設置されていました。
広さは住宅街にある公園くらいで、そこまで広くはありません。人が多いシーズンで休日にもなると、所狭しとテントが張られている写真を見たことがあります。
車中泊であれば問題はないと思いますが、テントサイトに隣接した駐車場に車を停めて車中泊する場合は、近くにテントを張られてしまうかもしれませんのでご注意を。
おすすめの周辺スポット
国定公園大間崎
『大間崎園地テントサイト(おおまざきえんち)』から徒歩1分くらいの位置にある国定公園大間崎。
こちらは、本州最北端の地です。
上記のような最北端を表す石碑があったり、大間のマグロ一本釣りを模したモニュメントがあります。
北海道まで約18キロの位置にあるので、天気のいい日には北海道の山々が見渡せます。
大間崎の周辺にはお土産屋さんやマグロ丼を提供する飲食店などがあるので、美味しいマグロ丼を食べたりマグロづくしのお土産を購入して帰るのもいいと思います。
マグロのモニュメントのすぐ近くにある『大間観光土産センター』というお店では「本州最北端大間崎到達証明書」を発行してくれます。
証明書と聞いていたのでもっとかっちりした証明書を貰えるのかと思いきや、意外とポップな証明書で面白かったです(笑)
旅のいい記念になりました!
大間崎園地テントサイト利用時の注意点
ゴミは持ち帰る
『大間崎園地テントサイト(おおまざきえんち)』にはゴミ箱はありません。
絶対にゴミは持ち帰るようにしましょう!
大間町の公式HPには、
※最近、ごみを持ち帰らず、その場へ捨てていく人が見受けられます。
公共の場なので、利用される方はごみの持ち帰りを徹底するようご協力をお願いいたします。
というような文章が記載されていました。
こんなにも良い無料キャンプ場が有料化になったり、閉鎖されないようにしっかりとマナーは守って欲しいです!
焚き火禁止
『大間崎園地テントサイト(おおまざきえんち)』は焚き火禁止はおろか、テントサイト内での火気の利用も禁止です。
なのでテントサイトで炭を起こしてのバーベキューなども出来ません。
テントサイト内がなぜ火気利用禁止なのかと言うと、大間崎からほど近い場所で“常に風が強い場所”という理由があると思います。
住宅街で民家があるとはいえ、海からの風を遮るものはほとんどどありませんので、いつも風が強く吹いています。
民家も近いので、万が一火事になったりした場合には大変なことになってしまいます。
火気を利用したい場合には、炊事棟で利用するようにしましょう!!
【おまけ】大間のマグロ丼を神コスパで食べる方法
大間に来たらやっぱり食べておきたいマグロ。大間崎周辺にはたくさんのマグロを食べれる飲食店がありますが、結構高いです……(笑)
マグロ丼であれば2,500円~が普通で、良い部位が使われていれば3,000円以上は当たり前です。
地元の方に聞いてみると、やはり観光地用の値段になっているため少し割高だそう……。
ということで大間町で「どこかで安く大間のマグロを買えないか?」という質問をしたところ、スーパーで大間産のマグロを売っているという情報をキャッチしました!
早速キャンプ場から車で5分くらいの場所にあるスーパーに行ってみると……
ありました!!
200gで約2千円と、スーパーとしては少し高級ではありますが飲食店に比べるとかなり安いです。
マグロだけでは寂しいので、下北産のひらめ(青森はヒラメも有名)の刺し身も買って、大間崎園地テントサイトの炊事棟で調理しました!!
かなりのボリュームがあるマグロとヒラメ丼ですが、1杯約1300円で作ることが出来ました!(米は持参して炊飯。夫婦で1杯ずつ食べました)
マグロ丼を飲食店で食べるのもいいですが、スーパーでもとっても美味しいマグロを売っていますよ♪
まとめ
いかがでしたか?
青森県の観光地として有名な大間ですが、無料ではありえないほどキレイなキャンプ場がありました!
大間に立ち寄った際は、本州最北端の無料キャンプ場で車中泊したり、美味しいマグロを食べたり、本州最北端到達証明書をもらってみてはいかがでしょうか?
ライター:ゆうま
キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信!
- 執筆者プロフィール
- 車旅情報Webマガジン「DRIMO」
- キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジンです(https://news.drimo.jp/)。実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるラ...