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福島県にある敷地内にクラフトビール醸造所が隣接「ホップガーデンオートキャンプ場」のご紹介
キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です
2021年4月に「グリーンパーク都路オートキャンプ場」が「ホップガーデンオートキャンプ場」にリニューアルオープンしました。
アクセスとしては磐越自動車道「船引三春IC」から約30分、または「田村IC(ETC専用)」より25分、常磐自動車道「大熊IC」より35分のところにあります。
電源付きオートサイトで敷地内にクラフトビール醸造所「ホップガーデンブルワリー」があり、出来立てクラフトビールが飲める「飲んべぇ」にはたまらないキャンプ場です。
くれぐれも、飲酒運転だけはしないでくださいね。
どうしても飲みたい方は、ブルワリー隣に併設してある簡易宿泊施設を利用することができます。
もう一つのおすすめは、夜になると阿武隈高原の星空が満天に煌き、悠久のときの流れが感じることができ、日々の忙しい身体が存分癒されますよ。
そして、なんといっても360度見渡す限り美しい星空を見ることができます。
今度の週末、キャンプに行ってみませんか?
目次
ホップガーデンオートキャンプ場の詳細
今シーズンは12月19日で営業終了になります。
オートサイトのチェックインは15時から17時、チェックアウトは〜10時となっています。
日帰りキャンプの場合は午前10時から午後3時で2500円です。
※入場料はありません。
各サイトに電源コンセント完備されており、利用料金に含まれています。
また、テントサイトは芝生です。
予約方法からチェックインの手続きまで
予約方法
予定日の2ヶ月前にネットサイトのキャンプ場検索でお馴染みの「なっぷHP」から予約を入れました。
このキャンプ場の口コミを確認すると、道中が狭いとの書き込みが数件掲載されていたので事前にキャンプ場にネットで問い合わせをし、その日のうちに道案内のGoogleマップを送っていただきました。
その他にも、スーパーマーケットやホームセンターなどの案内が記されており、初めていく所なのでスタッフのやさしい気配りはありたがいです。
チェックイン
ゲートに入ってから、ものすごく長い道を走るとキャンプ場受付の専用駐車場があります。
満車の場合は隣接しているショップの広い駐車場に一時的に止めても大丈夫そうです。
支払い
利用料金は1区画(自動車1台)1泊4500円をキャッシュレス決済で支払います。
支払いを済ませ、注意事項が書かれたファイルを受け取りサイトに向かいます。
サイト選び
サイトは全部で10区画あります。
当日、キャンプ場に着いたのが16時過ぎになり、最後の利用客になってしまいました。
残っているサイトは出入り口にある両側の2サイトのみでしたので、わが家の右スライドドアの位置に合わせ、ベストな「No.9」のサイトを選びました。
サイトによって駐車スペース位置やテントサイトの広さが異なるので、早めにチェックインした方が良さそうです。
少しでも快適空間を作りたい方は、1時間500円で利用できるアーリーチェックインをおすすめします。
ロビー内の様子
売店
スナック菓子やアイス、調味料、インスタントラーメンなどの食品を購入できます。
その他に、ガス、虫除け、ラップ、着火剤、ティシュペーパーなど、キャンプに必要最低限なアイテムがそろっています。
ホップガーデンロッジ(管理棟)のホップ風呂
お風呂を希望の場合、受付の際に予約をします。
15:00〜21:30の間の予約制で、料金は1時間1100円になります。
中々見る機会のない「ホップ風呂」があり、本物のホップが入った袋が浮かんでいて、大人には嬉しいお風呂になっているそうです。
今回は利用することができませんでしたが、口コミサイトを見るとお風呂から出ても体からほんのりホップの香りが残り、また入りたくなるお風呂だそうです。
次回はぜひとも入りたいですね。
浴室にボディソープやシャンプーなどのアメニティは無いので、各自用意が必要とのことです。
キャンプ用品
玄関入り口には、広葉樹と針葉樹がミックスされた薪が1束600円で販売されています。
その他にもチップや木炭(1kg)、ガスなど数多くキャンプに必要なものが陳列されているため、急遽焚き火の薪が足りなくなっても対応できますね。
そして、レンタル品が充実しているので、手ぶらでもキャンプセットが33,000円(2〜4名)で借りることができます。
道具が全く持っていない初心者でも心配ありません。
場内共有設備
トイレがある建物の通路を抜けると炊事場があります。
炊事場
一番嬉しかったのは、給湯器が炊事場に設置されており、さらに「お湯」が出ることです。
朝晩冷え込む季節では洗い物が楽になり、食器の油汚れの落ちも良く、食器の乾きも早く時間の節約ができる「お湯」は本当に助かります。
炊事場がとても広く、混み合って待つということがありませんでした。
洗剤やスポンジは備え付けていないので、利用する前には準備が必要です。
トイレ
トイレに入る扉はスライドドアなので、虫が入りづらい構造になっていますが、林の中ということもありカメムシなどの虫がいます。
注意としては、こまめに電気を消して虫の侵入を防ぐ工夫が大切です。
洋式便座は暖かく快適に使うことができました。
掃除も行き届いていて綺麗で、洗面所には液体石鹸があり、コロナ対策は万全でした。
シャワー棟
シャワーは3箇所あり、コイン式のタイプで15分間100円にて利用可能です。
一般的には10分300円かかるため、とても長く安く使うことができます。
利用した日は少し肌寒い日でしたが、暖かいお湯を存分に浴びることができたためゆっくりとシャワーを浴びることができ、体がぽかぽか温まりました。
脱衣所も広く脱衣籠もあり、とても使いやすかったです。
洗面台にはドライヤーも設置されています。
万が一、服を汚してしまっても洗うことができる洗濯機、乾燥機がありました。
コイン式でどちらも1回200円で利用できます。
サイトの紹介
オートキャンプ場への案内
案内の地図も分かりやすく、迷うことがなかったです。
サイト内の通路の様子
オートサイトの道路は全て舗装されており、よく整備されています。
雨の日でも、泥濘がないので車も泥で汚れません。
駐車エリア
今回はオートキャンプ場入り口から程近い、9番サイトを利用しました。
隣同士が立木で仕切るか、車を挟む形で仕切られていることで程良いプライベート感があり、とても落ち着く空間となっております。
隣の区画とのスペースもとても広く、話し声や明かりが気になることはありませんでした。
駐車スペースも広く、8m級のキャンピングカーでも余裕をもって駐車が可能です。
周りにペットを連れているキャンパーはいませんでしたが、大きさ問わず2匹までOKとのことです。
電源
AC電源は利用料金に含まれており、駐車スペースの横に設置されております。
防水コンセントの2口、アース付きの3口プラグ両対応です。
容量も15Aとなっているため、通常の使用方法では全く問題ありませんでした。
焚き火
キャンプスペースは広大で、わが家のカーサイドDXの自立型の設営では焚き火やストーブのスペースも十分で、焚き火の炎を存分に満喫することができました。
夕食時にはストーブで暖を取りながら、心地よい夕食を楽しむことができます。
ゴミ処理方法
専用のゴミステーションが設置されております。
扉があるため、動物に荒らされることもなくとても快適に利用が可能となっております。
ゴミの分別方法
ゴミ捨て場は受付からキャンプ場までの道沿いにポツンと「資源ごみ回収ステーション」があります。
「不燃ゴミ・ガス缶類」、「空きカン」、「ペットボトル」「段ボール」「瓶」と資源ゴミだけを預かってもらうことができ、燃えるゴミは(指定の45Lゴミ袋1袋につき500円)有料で回収してくれるので助かります。
灰捨て場
専用の灰捨て場が2基設置されており、その中に使用済みの灰を入れることができます。
炊事場の裏に捨て場があり、焚き火の後処理がとても楽でした。
夕飯に生ホップクラフトビールを楽しむ
店内でサーバーからのビール三種飲み比べ等もありましたが、今回は夜用の瓶ビールを購入しました。
ホップガーデンブルワリーの営業時間は11:00〜16:00までなので、早めに購入した方が良さそうです。
また、土日限定で真空グロウラーが販売されており、その中にビールを無料で詰めてくれるサービスもあります。
敷地内
赤蕎麦畑
初めて見た赤蕎麦畑。「赤蕎麦」はヒマラヤ山脈の麓であるネパールが原産地だそうです。
一面に赤色に染まる絨毯のような赤蕎麦は、青空とのコントラストが素敵ですね。
今では田村市の秋の風物詩となっています。ちなみに観賞シーズンは10月頃です。
展望台
キャンプサイトから少し離れた所に展望台があり、ここからは阿武隈高原の山々が一望できます。
夜の様子
この日は、10サイト中9サイトが埋まっていました。
子連れのキャンパーが多くいましたが、どこのサイトも静かにキャンプを楽しんでいました。
花火は少し離れた敷地「スポーツ広場」に移動することで楽しむことができます。
林の中にポツンといる感じで、ランタンの明かりと夜空いっぱいの星空と静かな夜を楽しめます。
近隣施設
近くに食材を調達できるお店はありませんので、到着前の買い物スポットをご紹介いたします。
リオン・ドール船引店
キャンプ場から車で17km行くと、国道号沿いに福島県に本社があるスーパーマーケット「リオン・ドール」があります。
敷地内にはTSUTAYA書店、ツルハドラック、DAISOがありました。
さらに隣接してK’s電気、ホームセンターダイユーエイトがあるので、必要なものはここでそろえることができます。
今回は行くことができませんでしたが、スタッフお勧めのお肉屋「川合精肉店」はお肉の種類が豊富とのことなので、次回来る時には利用したいと思います。
まとめ
10規格のコンパクトなキャンプ場へ2泊しましたが、隅から隅まで掃除が行き渡り高規格な設備も整っているため、おかげさまで快適で楽しいキャンプができました。
季節によってはホップ畑の観賞、収穫体験、スポーツ広場などを楽しむことができます。
四季折々の木々や実、花を感じながらビール片手にのんびりするには最高な場所す。
そして、来年2022年にはフリーサイトやグランピングサイトがオープン予定とのことで、これからも楽しみなキャンピング場ですね。
町営の施設であり、すごくお勧めのオートキャンプ場です。
皆様も車旅の立ち寄り地として、ご利用して見てはいかがでしょうか?
ライター:ささき夫婦
キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信!
- 執筆者プロフィール
- 車旅情報Webマガジン「DRIMO」
- キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジンです(https://news.drimo.jp/)。実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるラ...