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アナタのとって「黄色が似合う車」はどれ?国産・輸入車から選んでみた【推し車】

日本人の多くが車のボディカラーに求め、買取業者の実績一覧を見ても大抵の車種に多いのが「白」、「黒」、そして「銀」、厳密にはさまざまな色合いがあるので同じ色というわけではありませんが、冠婚葬祭やフォーマルな場で無難な色が選択されがちなのは確かです。

しかし中にはイメージカラーとして鮮やかなボディカラーを選択し、しかもそれがよく似合い、販売台数も多いためよく見かけるケースもあります。

そんなわけで、今回は「黄色が似合う車」を、3台チョイスしてみました。

日産 Be-1(1987年)

鮮やかな4色の中で、パンプキンイエローのBe-1はとても印象的だった

日産 Be-1(パンプキンイエロー)

昔、筆者が勤めていた会社の上司が黄色いBe-1を愛車にしていて、「ちーろいびーわん(黄色いBe-1)、欲しかったんだ!」と、長いこと大事に乗っていたのを思い出します。

日産パイクカー軍団の第1号として1987年に発売されるや、中身はごく普通のマーチ(初代K10型)なのに、当時の日本車ではありえない可愛いデザインに業界がひっくり返るような大騒ぎとなり、限定10,000台が完売すると中古車がプレミア人気となる過熱ぶりでした。

ボディカラーは黄色(パンプキンイエロー)、青(ハイドレインジアブルー)、赤(トマトレッド)、白(オニオンホワイト)の4色が設定されたものの、イメージカラーとして多くの人々を魅了した「ちーろいびーわん」が、やはり一番ピッタリきます。

最新「Be-1」中古車情報
本日の在庫数 28台
平均価格 125万円
支払総額 63~221万円

スズキ スイフトスポーツ(歴代・初代2003年発売)

全日本時代の白や赤から、世界に打って出ると黄色いイメージへ

初代HT81S(左上)、2代目ZC31S(右上)、3代目ZC32S(右下)、4代目ZC33S(左下・現行)の歴代スイフトスポーツは、ブリリアントイエローの初代を除き、全てチャンピオンイエローがイメージカラー。

スズキスポーツ(現・モンスタースポーツ)が、ダートトライアルやラリーの全日本選手権でアルトワークスなどを走らせていた頃、ボディカラーは白かADVANカラー、イグニス(初代スイフト)の改造車は赤地に白文字でした。

しかし、イグニス スーパー1600でJWRCに、SX4 WRカーがWRCへ参戦し始めると黄色と白が半々に変わり、黄色一色になったイグニスや2代目以降のスイフトはJWRCで勝利を重ねるようになります。

それ以来、「チャンピオンイエロー4」と呼ばれる、鮮やかな黄色がスイフトスポーツのイメージカラーになって、歴代モデルに引き継がれました。

ただしチャンピオンイエロー4は厳密に言うと2代目からで、初代スイフトスポーツの黄色は「ブリリアントイエロー」であり、画像でも若干色合いが違うように見えます。

最新「スイフトスポーツ」中古車情報
本日の在庫数 1041台
平均価格 173万円
支払総額 43~393万円

ルノー カングー(初代・2002年/2代目・2007年)

限定車のボディカラー「ジョン・ラ・ポスト」は、フランスの郵便色そのもの

カングー2こと2代目カングーの特別仕様車「カングー ラ・ポスト」の元ネタ、フランス郵政公社の郵便車仕様カングー2は「ジョン ラ・ポスト」という郵便色。
©ERIC/stock.adobe.com

イメージカラーでもあるカングーの黄色は基本2種類で、カングー1(2002〜2010)がレモンイエロー、カングー2(2010〜2022)がジョン アグリュムで、他にもジョン カーキなど特別仕様車の黄色があります。

中でも特別なのが2015年8月発売、限定150台の特別仕様車ラ・ポストで、なんとフランス郵政公社(La Poste)の純正色「ジョン ラ・ポスト(jaune La Poste)」や、あえて商用チックな無塗装樹脂バンパーの、フランス郵便車仕様。

ヨーロッパでは郵便事業の名門貴族、タクシス家以来の伝統で昔から黄色い郵便ポストが多く、フランスも1962年に暗いと見にくい紺色からジョン ラ・ポストに切り替えましたが、フランス本国以外でカングーがこの色をまとうのは、史上初だったそうです。

最新「カングー」中古車情報
本日の在庫数 492台
平均価格 148万円
支払総額 25~517万円

※この記事内で使用している画像の著作者情報は、公開日時点のものです。

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執筆者プロフィール
兵藤 忠彦
兵藤 忠彦
1974年栃木県出身、走り屋上がりで全日本ジムカーナにもスポット参戦(5位入賞が最高)。自動車人では珍しいダイハツ派で、リーザTR-ZZやストーリアX4を経て現愛車は1989年式リーザ ケンドーンS。2015年よりライタ...

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