マキシマムザホルモン上ちゃん×トヨタマークII：Vol.5 「メンバーと車の想い出」MOBYクルマバナシ

【Profile】上ちゃん1980年4月15日生まれ。東京都出身。
ニックネーム：上ちゃん
バンド：マキシマムザホルモン 4弦担当
愛車：トヨタ JZX100 マークII、スバルインプレッサ WRX STI

前回までのインタビューはこちら：
Vol.1「心奪われた、愛車との出逢い」
Vol.2「ドリフトライフ」
Vol.3「傷付いたくらいがカッコいい」
Vol.4「クルマと家族」

Vol.5：マキシマムザホルモンと車の想い出

バンドのメンバーのみなさんで出かけた経験はありますか？

んー……、ツアーで47都道府県まわっちゃいましたからね（笑）。でもそれぞれの車で集まって、みんなの家族とバーベキューとかはしますね。

僕の車、車高低いせいでバーベキュー会場行くと大抵擦るんですよ、ガササササッ！って（笑）。

47都道府県を回った際はメンバーさんが運転されたんですか？

そうですね。交代で運転してたんですけど、車酔いしちゃうのもあって、僕が運転する割合が多かったですね。当時はライブの後に打ち上げやって、そのまま夜走りで次の会場に向かって……ってスケジュールだったんですけど、僕は打ち上げに参加せず、車で待ってたりしました。

大人数でワイワイするのが苦手なんです（笑）。

運転に疲れたらコンビニの駐車場で寝たり、スーパー銭湯に寄ったり。僕はタトゥーがあるので入れないんですけど（笑）。
なのでカラダを拭くシート買って、拭いて寝て、みたいな感じでしたね（笑）

メンバーでの車の移動中はどんな雰囲気なのですか？

昔はビデオ回して「◯◯県きたー！！！」みたいなのやってたんですけど、最近はもう……寝てますね（笑）

メンバーの運転で都道府県を周られていたのは何年前くらいですか？

あんまり覚えてないです（笑）。まあ10年とか前は自分たちで運転してたと思うんですけど。最近は身体的にもしんどいんで、単発で遠くに行くはもう飛行機で行きます（笑）。

また酔ってしまいますね（笑）。

そうですね。寝てれば大丈夫なんで、飛行機はだいぶ慣れてきたんですけど。

先ほど静かな空間が好きとおっしゃいましたが、マークIIに乗るときも無音で？

静かって言っても、まあうるさい車ですけどね（笑）。マークIIに乗るときは基本、音楽かけないんですよ。

ロックとか流しても騒音でかき消されて、「かっこいいのに勿体無いなー」って思っちゃうんです。サウンドシステムにはそんなにこだわってないんで、聞くとしてもポップスとか、EDM系とか。

EDMの流れる車内で疾走されているんですね。

なんか湾岸ミッドナイトみたいですね（笑）。

マークIIの内装。エンジンや排気系をチューンしていることもあり、さすがに車内で音楽を聴くには適さないようだ。

例えば、今から48時間自由が与えられてメンバーと車でどこでも行けるとしたら、どこに行きたいですか？

えー、メンバーと……なんだろ。僕タトゥー入ってるんで、海とかプールとかのレジャー施設がダメなんですよね（笑）。

なんだろう、今まで一緒にいすぎたんでね、恥ずかしいですね。

レッチリさんに会いに行くとか？

誰？って言われちゃいますよ！（笑）

レッチリのフリーさんにはアメリカでもお会いされてますよね？

プライベートでアメリカの楽器ショーに行ったときに会ったんですよね。

いやー行きたいところ……思い浮かばないな、難しいですね。僕メディア班じゃないんで、こういう質問が苦手なんですよ（笑）。

うーん……食べ歩き、ですかね。

いいですね。なにを食べたいですか？

最近はみんな脂っこいものがダメで（笑）。打ち上げで行くのも魚系なんですよ。

『マキシマムザホルモン』で、魚系（笑）。

ちょっともう、脂ものしんどいですね（笑）。ときどき二郎系なんかもいきますけど、胃がもたれるの覚悟で行ってます。だから、刺身食べ歩きですかね。

食べ歩きとは、少し意外ですね。

実際行くってなったら恥ずかしいですね（笑）。

昔はメンバーだけで、多摩テックっていう地元の遊園地とか行ってたんですけどね。今はもうないんですけど。

メンバー4人で行かれたんですか？

はい、4人で行ってたりしてました。それでまたジェットコースターで酔って……。

多摩テックって乗り物系が多いですよね？（笑）

そうですね、もう、全然ダメでしたね（笑）。

マキシマムザホルモンのメンバーで車を運転し、ツアーに回っていた駆け出し時代。ファンの皆様にとって、非常に感動的なお話だったのではないでしょうか。

次回“MOBYクルマバナシ”最終回では、上ちゃんの趣味、音楽、人生について語っていただきました。普段はあまり多くを語らないという上ちゃんへのロングインタビュー最終回は、貴重なお話が盛りだくさん。お楽しみに。

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Vol.6（最終回）「ベースもドリフトも一緒」

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取材：米永豪、田神洋子
撮影：市川晶
文：米永豪
編集：田神洋子