2023年06月23日更新

北米トヨタが『GR86』に“トレノ”追加！GRスープラ、GRカローラにも特別仕様車を設定

“自家用”に使いたい？北米トヨタが特別仕様車『GR86 TRUENO Edition』を発表
“トレノ”の車名が現代に復活！しかし2ドアノッチバッククーペなら“レビン”では？

“自家用”に使いたい？北米トヨタが特別仕様車『GR86 TRUENO Edition』を発表

北米トヨタは現地時間2023年6月21日に、『GR86』の2024年モデルを発表するとともに、特別仕様車として『GR86 TRUENO Edition』を860台限定で2023年冬に販売開始すると発表しました。

『GR86 TRUENO Edition』のボディカラーはホワイトの「Halo」、またはレッドの「Track bRed」を用意し、ブラックのボンネットフードと、サイドパネルのグラフィックによってAE86型スプリンタートレノを彷彿とさせるツートンカラーを採用しています。

内外ともに「TRUENO」の文字が入ったエンブレムを装備し、特別感を演出するほか、足回りにはSACHSダンパーやBremboブレーキを標準装備しパフォーマンスを高めました。

このほか、専用デザインの10本スポーク18インチアルミホイール、ブラックのドアハンドルやミラーキャップを装備し、インテリアにはレッドのウルトラスエードシートや、ステッチカラーに赤を採用したシフトブーツとステアリングホイールが採用されています。

また、2024年モデルではSACHSダンパーやBremboブレーキをパフォーマンスパッケージとして用意し、このパフォーマンスパッケージは2022年製、2023年製の18インチホイールを装着した既存のGR86ユーザーもレトロフィットとして利用可能だとしています。

2023年夏後半に発表と予告！日本ではいつ発表に？

『Z NISMO』ついに登場！北米日産がティザー動画公開、2023年夏後半に発表と予告

“トレノ”の車名が現代に復活！しかし2ドアノッチバッククーペなら“レビン”では？

北米トヨタが発表した『GR86 TRUENO Edition』のルーツとなっている“ハチロク”ことAE86型『スプリンタートレノ』は、3ドアハッチバッククーペでリトラクタブルヘッドライトを採用した後輪駆動のスポーツカーです。

その兄弟モデルとして、同じく“ハチロク”と呼ばれていたAE86型『カローラレビン』がありますが、こちらは2ドアのノッチバッククーペで固定式ヘッドライトを採用しているため、GR86に近い“ハチロク”は『カローラレビン』と言えるかもしれません。

しかし、人気作品『頭文字D』の影響により、日本と同様にアメリカでも『スプリンタートレノ』はマニア垂涎のモデル。『カローラレビン』のほうが近いモデルではあるものの、『GR86 TRUENO Edition』はそうした『頭文字D』人気にあやかった特別仕様車として、『トレノ』の名前を復活させたモデルとなっています。

トヨタ『GR86 TRUENO Edition』の画像を見る