更新
千原ジュニア×日産セドリック330:Vol.4「タクシーのすべらない話」MOBYクルマバナシ
【Profile】千原ジュニア1974年03月30日生まれ。京都府福知山市出身。
愛車:日産セドリック330型
前回までのインタビューはこちら:
Vol.1「死んだら棺桶にして欲しい」
Vol.2「愛車と過ごした日々とこだわり」
Vol.3「未来をともにする車」
Vol.4:千原ジュニアさんといえば “タクシーのすべらない話”
ジュニアさんといえばタクシー話の宝庫といいますか、日頃から沢山利用されていますし、なにかお話を聞きたいのですが。
ちょうど今日、前の仕事が札幌だったんですけど、ホテルから新千歳空港までタクシーを使ったんですよ。
えらいもんで俺が今まで乗った札幌のタクシーって、100%ミッションなんですね。やっぱり雪が降るから、ミッションになるんでしょうけど。
そんなわけで相性が悪い人と乗ると、めちゃくちゃしんどいんですよ。酔いそうになんねん。
それで今日乗ったタクシーの運転手さんなんですけど、スタッフさんの手違いでタクシーが来るのが遅かったんで、飛行機の時間も差し迫ってますし、「ちょっと急いでもらっていいですか」って頼んだんです。
それで高速を走り出したはいいんですけど、5速あるギアを4速でめっちゃ引っ張りよるんですよ。もうずーっと「ン゛ーーーーーーーーーーー!!」いうて(笑)。
いやお前さぁ! そこケチったからって、なんにもポイントならへんで! 5速にあげろや!って(笑)。
たまにシフトノブに手をかけるんで、内心「手ぇかけたあ!手ぇかけたあ!」って期待するんですけど……、上げへんねん!
なんやねんその変なこだわり。今上げずにいつ上げんねん!って感じでしたね(笑)。しんどかったです……(笑)。
過去にも凄い方がいましたよね。自宅から羽田まで行った、若いドライバーさん(笑)。
あーあーそうそうそうそう。えげつないというか、とんでもないというか。
まず、タクシーに乗り込んで「羽田空港第一ターミナルまでお願いしますー」って言うたら………、無視。すごいよな〜と思うよなぁ。密室でさぁ、無視できるなんてね!
で、なぞの舌打ち(笑)。まあ別にええねんけど(笑)。
それで第一ターミナルに着いて、空港に用があるわけやから、大体搭乗口の前に止めてくれはるよなぁ、そら。なんですけど、俺が降りたい場所を通り過ぎたわけ。
「え? 次の入口に停めんのかな」って思ってたら、入口と入口のちょ〜〜どあいだで、運転手さんが「はい」って。
さすがに俺も、「え?なんなん?」って。うちの家から大体8,000円の距離を、なんでこんな気分悪い思いして行かなアカンのって、めちゃくちゃ腹立って。
そしたら運転手さんが「……1,800円」と。
「……は?1,800円?」って聞き返したら、怒った感じで「メーター倒すの忘れちゃって……」って。
運転手さん、八つ当たりで変な場所に停めてたんですわ(笑)。差額分、歩かせようとしたんですかね。ホンマすごいですよねぇ(笑)。
少し変わった運転手さんとの出逢いやエピソードなど、日頃からタクシーに乗られる千原ジュニアさんのユニークなお話が印象的でした。
次回“MOBYクルマバナシ”第5回(最終話)では、“千原ジュニアさんにとって、クルマとは何か?”を掘り下げていただきました!
続きを読む
Vol.5(最終回)「千原ジュニアさんにとって“クルマ”とは?」
取材:村橋ゴロー
撮影:渡部孝弘
文:MOBY編集部
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...