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「松本市の夜散歩」編 – マツダCX-30 価値体験型取材会#3
マツダがメディア向けに開催した「マツダ CX-30 価値体験取材会」のレポート。CX-30価値体験プログラムにはない独自の「松本の夜」で筆者は何を感じたのか?
筆者的ドライブ旅行の醍醐味の一つは、宿泊先の地での散歩。そして鉄道駅の見学。あえてクルマを使わない観光。そして一眼レフも使わない撮影。スマートフォンだけを持って出かける手ぶらお散歩。
クルマが決して通ることができない路地を歩くと、どうでもいいような小さな発見があったりします。
夜の松本駅、入場券130円を払って構内を歩いて周りました。
松本駅には「0番線」が存在する珍しい駅。通常は駅長室から近い順に1番線、2番線となります。駅ホームが新たに追加されるとき、駅長室に近いところに新線が追加されると、すべての番線を付け替えなければいけません。松本駅のようにホームの数が多い駅の場合、その作業はとても大変になります。そこで付けられるのが「0番線」。1つ追加するだけで済み、駅構内の案内表示などを改修が最小限になります。今後、松本駅の駅長室側にさらに新線が追加されたら「−1番線」になるのでしょうかね。そんな訳ないですよね。
この車両は、松本駅から上高地へのアクセス路線となる、アルピコ交通(旧:松本電気鉄道)。終点は「新島々駅」。しんしましまと呼びます。山奥にありますが「島々」。車両の下側はシマシマ模様。
この路線の時刻表、1時間に1、2本しかありません。上高地への観光路線ではありますが、筆者が松本駅を歩いた時間は22時頃で、制服を着た高校生や地元住民らしき人が数十名ほど電車に乗り込んでいました。どこかで時間を潰して電車に乗るなどの時間調整をしている様子でした。
クルマには時刻表はありません。つくづくクルマは自由な乗り物なんだなと実感した瞬間。しかし、決まった時間にしか走らない鉄道にしか味わえない体験もあります。クルマと鉄道のそれぞれの価値。共存共栄を願います。
そんなこんなで松本の夜の街の散歩を終えて宿に戻った筆者でした。翌日の朝は「松本民芸家具」工場見学です。これも特別な許可での取材。次の記事でレポートします。
前回のレポート:「中山道木曽路 奈良井宿」編 – マツダCX-30 価値体験型取材会#2
マツダ CX-30 公式HP
- 執筆者プロフィール
- 宇野 智
- モーター・エヴァンジェリスト/ライター/フォトグラファー/ビデオグラファー/エディター エヴァンジェリストとは「伝道者」のこと。クルマ好きでない人にもクルマ楽しさを伝えたい、がコンセプト。元MOBY編...