2018年11月07日更新

全部言えたらイギリス車マスター！日本で買えるイギリス車メーカー一覧

その他のイギリス車メーカー一覧

ケータハム

ケータハムセブン160

ケータハムとは、60年代のテイストを色濃く残したライトウェイトスポーツ「セブン」シリーズの製造・販売を手掛ける、イギリスの小規模メーカーです。

「セブン」シリーズは、1973年、上記ランキングでも登場したロータス・カーズが自社の「ロータス・セブン」の生産中止を決定した際に、ロータス・セブンを非常に気に入っていたケータハムの創設者「グラハム・ニアーン」は、同車の製造権をロータス・カーズから取得したことに始まります。

日本でも購入可能な「セブン 160」は軽自動車規格のモデルであり、ロータス・セブンのDNAを受け継いだ、軽トップクラスのパフォーマンスと、レトロなデザインが魅力的です。

モーガン

モーガンプラス8

モーガン（正式名称：（モーガン・モーター・カンパニー）は、1913年に設立されたイギリスのスポーツカーメーカーです。

ランドローバー・ジャガーがインドのタタ・モーターズが所有するように、本記事で取り扱ったメーカーのほとんどは、他国の資本での経営ですが、モーガンは従業員約150人で、主に同族経営とする今では珍しいカーメーカーとなっています。

モーガンが唯一無二のメーカーたる所以は、創業以来ずっとシャシーに”木製”フレームを採用し、モデルチェンジの際も外観デザインに大きく手を加えないことで、常にクラシカルなフォルムを維持し続けているところにあります。

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番外編：「グリフィス」が復活でTVRに注目集まる

TVR グリフィス

イギリス車メーカーの紹介を締めくくる上で欠かせないのが、2006年、事実上の経営破綻によって一時は姿をくらませた伝説のメーカー「TVR」の話題です。

TVR創立70周年を記念する2017年に、同社の新型「グリフィス」が発表され、世界の注目を集めています。独特のデザインとコントロールに苦慮する獰猛な挙動など、スポーツカーの異端児として人々を魅了したTVRのモデルが復活するとなれば、発売予定とされる2019年には一大ニュースとなるでしょう。

資本関係が右往左往するイギリス車メーカーですが、TVRがそうであるように、「伝統と歴史を決して途絶えせない」という強いエネルギーが働くのかもしれません。