MOBY(モビー)自動車はおもしろい!

MOBY[モビー] > お役立ち情報 > 役立つ情報 > 高速道路の合流が怖い人へ。今日からできる“失敗しない合流”のコツを徹底解説
役立つ情報

更新

高速道路の合流が怖い人へ。今日からできる“失敗しない合流”のコツを徹底解説

高速自動車国道、いわゆる高速道路は走行する車の速度が速く、合流や走行そのものに怖さを感じるドライバーも少なくないかもしれません。

では、安全に高速道路へ合流して走行するためには、どのような点に注意すればよいのでしょうか。

安心して合流、走行するために必要なこと

車で移動する際、高速道路は遠方へ速く快適に移動できる便利なインフラのひとつです。

しかし、高速道路は速度域が高く、停車や休憩も決められた場所でしか行えないなど、一般道とは大きく環境が異なります。

そのため、一般道を走行するときとは異なる点に注意する必要があります。

とくに、合流や高速走行の場面では、わずかな迷いや操作の遅れが原因で、ヒヤリとする状況につながることも少なくありません。

では、高速道路でスムーズに合流・走行するためには、どのような点を意識すればよいのでしょうか。

高速道路へ合流するときは、加速車線をしっかり使って十分に速度を上げ、本線を走る車との速度差を小さくすることが重要です。

加速不足のまま合流しようとすると、速度差が大きくなり、かえって危険な状況を招きかねないため、加速しながらドアミラーで本線の流れを確認し、どの車の後ろに入るか目標を定めておくとスムーズに合流することができます。

そのうえで、ミラーでは見えない死角を目視で確認し、安全を確保したうえで本線へ合流しましょう。

そして、合流後は前方の車との車間距離を十分にとり、急な進路変更や無理な割り込みを避けることが大切です。

なお、高速道路では路面状態やタイヤの摩耗具合により、安全に必要な車間距離が大きく変わります。

一般的に、乾燥路面では100km/hで約100m、雨天やタイヤ摩耗時にはその約2倍が必要とされています。

そのため、追突を防ぐためにも、一般道より長めの車間距離を意識することが求められます。

また、高速道路の最右側の車線は追越車線のため、追い越しを終えたら速やかに走行車線へ戻る必要があります。

くわえて、路肩も故障車の停止場所や緊急車両の通行スペースとして確保された区画です。

故障車との接触や緊急車両の妨害を避けるためにも、路肩走行は絶対に避けなければなりません。

トラブルを避けるために、高速道路に乗る前に確認したいこと

高速道路では、合流や走行時の注意点に加えてトラブルを防ぐための事前準備も重要になります。

たとえば、一般道とは異なり、原則としてSAやPA以外での駐停車ができないため、高速道路へ入る前の点検整備は欠かせません。

燃料、冷却水、エンジンオイル、タイヤの空気圧といった基本項目の確認に加え、積み荷がある場合はしっかり固定し、走行中に落下物が出ないよう注意する必要があります。

また、高速道路では速度が高いため積載物が飛散しやすく、落下物は後続車が避けきれない大事故につながるおそれもあります。

さらに、燃料切れによる停止は高速道路では極めて危険なため、出発前の余裕を持った給油が必須です。

合わせて、万が一に備えて発炎筒や三角表示板といった停止表示機材が車内にあるか確認しておけば、故障で停車した際にも後続車へ確実に存在を知らせられ、二次事故防止に役立ちます。

まとめ

高速道路を安全に走るためには、運転時の基本動作を丁寧におこなうことが欠かせません。

加えて、追越車線の正しい使い方や渋滞時のハザード点灯、夜間のライト操作など、周囲の車への配慮を意識することで、トラブルを未然に防ぎやすくなります。

また、高速道路では自由に停車できないため、出発前の点検整備や積載物の固定、燃料確認など、事前準備も非常に重要です。

執筆者プロフィール
MOBY編集チーム
MOBY編集チーム
新型車情報やカーライフを楽しむためのお役立ち記事、車選びのポイントや豆知識など、クルマに関する幅広い情報を発信しています。

\ この記事が役に立ったらシェアしよう /

MOBYをフォローして最新記事を受け取ろう

すべての画像を見る

画像ギャラリー

コメント

利用規約

関連する記事

関連キーワード