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「ちゃんと交換してればあと10年は乗れたのに…」放置していると痛い目に!?エンジンオイルの重要性と交換時期
【体験談】エンジンオイルの交換を怠ると車はどうなる?
筆者の経験では、以前、「走行しているとエンジンルームから煙が出てきた」と慌てて電話をかけてきた女性がいました。車をチェックするとエンジンオイルが底をついている状態で、エンジンが焼きつく寸前だったのです。
女性は「オイル交換に行くのが面倒だった、オイル交換がそこまで重要とは思わなかった」と話し、一般ユーザーにとってオイル交換の認識はこの程度かと、驚いたことを覚えています。
修理後、その車は燃費が悪くなっただけでなく、エンジンオイルを大量に消費するようになりました。いわゆる「オイルを食う」状態です。
しばらくはこまめにエンジンオイルを補充し凌いでいましたが、本格的に車の調子が悪くなり乗り換えを決意。定期的にエンジンオイルを交換していれば、あと10年は乗ることができる新しい車でした。
エンジンオイルの交換を怠ると車の寿命は大きく縮まってしまう
上記の体験談は、エンジンオイルの交換を怠ったために、車の寿命を大きく縮めることになった例です。
オイル交換を適切な頻度で行っている車ほど、健康的に動く時間が長くなり、オイル交換を怠った車ほど、車の寿命は大幅に縮まっていきます。
1章でもお伝えした通り、エンジンオイルには「洗浄」の効果があり、使用する間に異物やカーボン粒子を吸収しながら徐々に劣化していきます。
エンジンオイルの交換せずに車を使用すると、劣化したオイルが異物を吸収しきれず、エンジン内に残るようになります。次第にエンジンの内部部品にダメージを与え、パフォーマンスの低下や故障の原因となるのです。
定期的なエンジンオイルの交換と適切な使用は、車の寿命を延ばし、エンジンのパフォーマンスを最適化してくれます。車のオーナーには、定期的なメンテナンスと交換時期を適切に管理する重要性を知ってもらいたいです。
エンジンオイルの適切な管理は、車の長期間の使用と安定したパフォーマンスを保つための重要であることを覚えておきましょう。
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- 執筆者プロフィール
- 河野みゆき
- 1975年生まれ。経理事務の仕事を経て、23歳で家業の自動車整備販売業を継ぐ。主な業務は自動車販売、車検業務、自動車保険の取り扱いなど。自動車に関する知識を女性目線で発信したいと思い、ライターとしても活...