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タクシーで高速道路を使っても割安に?一般道との運賃比較から見えてくるお得な利用法
タクシー乗車時、高速道路を利用するか迷う…
タクシー乗車時は一般道だけではなく、高速道路の利用も可能です。急いでいるときや遠方の目的地まで利用したいときは、高速道路を使うか悩みどころ。
当然、高速料金が発生するため、『割高になりそうだし、何となく使わない』という選択をする方も多いのではないでしょうか。
しかし、高速道路の利用が必ずしも割高かといえば、そうではありません。場合によっては、別途料金を支払ってでも高速道路を利用したほうが、お得になるケースがあります。
ちょっと複雑?タクシーの料金体系
タクシーの運賃は、初乗り運賃と加算運賃の合計で算出されるのが基本です。
初乗り運賃は、タクシー利用時に必ず発生する料金で、『初乗り(1kmまで)500円』などと記載されます。
加算運賃は、走行距離や時間に応じて発生する料金です。距離による加算は『248mあたり90円』といったように決められており、一定の距離を走行した場合に加算されていきます。
また、一般道では加算運賃に”時間”も含む「時間距離併用制運賃」が適用されています。これは、タクシーが一定の速度以下になった場合の走行時間を距離に換算し、メーターに併算する仕組みです。
走行速度が10km/h以下の場合に発生するもので、『90秒ごとに100円』といったように決められています。これは、タクシーが乗客の都合で待機させられる、渋滞に巻き込まれるなど、運転手の拘束時間が長くなってしまう状況に対応するためです。
10km/h以下になった場合に併算されるため、信号待ちやコンビニなどへの立ち寄り時などに運賃が加算されることもあります。「10km/h以下」の部分は全国共通ですが、タクシー会社によって「●秒▲円」の部分は異なるようです。
- 執筆者プロフィール
- 成田 佑真
- 1993年生まれ。普段は医療機器販売を行っているが、暇があれば自動車関連記事を読み漁る。現在の愛車はA4。子どもの頃からマークⅡに憧れ、社会人になりマークXを購入。週末は必ず手洗い洗車を行い、ドライブに出...