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緊急時でもトイレは我慢できない…! ドライバーが届ける「シェアする防災セット」がスゴい

日本は災害大国!?ドライバーに必要な備えとは

©︎One/stock.adobe.com

地震や豪雨、豪雪などさまざまな自然災害が多く発生する日本。中でも日本海側の地域は積雪量・降雪量ともに世界一の記録を持っており、2018年の豪雪被害では1,000台以上もの車が立ち往生するという事態も発生しました。

雪の中では視界が悪くなるため、やむなく車中での待機を余儀なくされるケースも珍しくありません。そのため、これからの季節は車にも防災グッズを準備しておく必要があると言えるでしょう。

コロナ禍の影響により、自宅待機への備えを意識する人は増えていても、屋外での備えを準備できている人は少ないのではないでしょうか?

株式会社JR東日本クロスステーション ウォータービジネスカンパニーが実施したアンケート調査によると、“防災について具体的な行動ができていない”と回答した人は全体の約7割。理由については「防災グッズを保管しておくスペースがない」「具体的になにをしたらいいかわからない」と挙げている人も見受けられました。

車の中に限らず、なかなか非常事態に対しての備えができている人は少ないようです。

自助+共助を目指す「シェアする防災セット」

ファシル公式サイトより

災害が起きたとき、まず自分の身を守るのはもちろんのことですが、家族や身近な人の安全も確保できればより安心ですよね。

そこで、大渋滞や豪雪・地震などの災害時にドライバーだけでなく、周囲の困っている人と「防災用品を分け合える」ことに着目した「シェアする防災セット」が注目を集めています。

ファシル株式会社から発売されている本商品。ドライバーに加え、居合わせた周囲の人30人とシェアできるグッズが備えられているのが特徴です。

同社はこれまでも大手自動車メーカー6社の純正車載用防災セットを手がけていましたが、今回新たに物流業界に着目し、その斬新な発想から「動く」防災セットとして高く評価されています。

30人分というボリュームから、巨大な防災キットを想像するかもしれませんが、実物は意外にもコンパクト。「ベーシックセット」と「ライトセット」の2種類があり、「ベーシックセット」の場合は約W390×D310×H220mmというサイズ感で7種類もの防災グッズが収納されています

荷台のスペースを取らないため、長距離移動をおこなうトラックにも積み込みやすいのが魅力です。

執筆者プロフィール
小高皐月
小高皐月
1979年生まれ。会社員を経て、知人の縁で編集プロダクションに就職。子育ての経験を活かして様々な記事を担当していたが、取材をきっかけにドルオタ化。クルマを走らせながら一人でカラオケするのが大好きで、歴...

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