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緊急時でもトイレは我慢できない…! ドライバーが届ける「シェアする防災セット」がスゴい
屋外での“万が一”に役立つ防災グッズたち
車に防災セットを積んでおくと、災害時以外にも思わぬ機会で役立つことがあります。
道路の渋滞混雑、豪雪による立ち往生で最も困るのが「トイレ」。どんなに緊急であっても、高速道路で車を降りるわけにはいきませんし、安全な屋外であっても人目が気になります。
実際にTwitter上では「10kmの渋滞だって……絶望。トイレ行きたい……」「簡易トイレなんて持ってないから、車の中でトイレ2時間我慢した」などと投稿する人も。こういった非常事態に備えるためにも、車に簡易トイレは積んでおきたいものです。
「シェアする防災セット」ではこれらの不安を解消すべく、使い捨て携帯トイレはもちろん、身体を覆い隠せる“アルミポンチョ”もセットになっています。人目を気にしてつい我慢してしまう人にも優しい配慮ですね。
また、寒い季節に嬉しい“使い捨てカイロ”や、エネルギー源になる“氷砂糖”なども準備。他にも、災害時に発生しがちな埃や煙の吸入防止に推奨されている「N95マスク」が用意されています。さまざまな緊急事態を想定した防災セットと言えるでしょう。
物流業界を超えて広がる防災意識
社会貢献への意識から、物流業界だけでなくさまざまな業界からも注目を浴びている同商品。制作元のファシル株式会社に取材してみたところ、大手の日系自動車メーカーだけでなく、“運送会社”や“社用車が必須となる企業”からの反響も多いとのことでした。
「シェアする防災セット」の中には「防災用品搭載車マーク」のステッカー、またはマグネットが付属しています。このステッカーを車に貼ることで、社会貢献のための活動や、防災に関する話題のきっかけ作りに役立てて欲しいという想いがあるようです。
緊急時や“万が一”の事態に直面したときほど、周囲の人との助け合いが大きな力になるものです。優しさを載せている同マークを見かけたら、ぜひ声をかけてみてくださいね。
【みんなの意見】投票受付中!
Q. 車に防災セットや緊急時用のアイテムを積んでいますか?
地震や豪雪など、ドライブ中の自然災害に備えるための、車載防災セットやアイテムが、近年続々登場しています。もちろん、必...
- セットやパックになっている防災・緊急用グッズ
- 1に加えて女性用・乳児用など+αのアイテム
- 緊急用トイレや懐中電灯など一部のみ
- 防災・緊急用グッズは何も積んでいない
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- 執筆者プロフィール
- 小高皐月
- 1979年生まれ。会社員を経て、知人の縁で編集プロダクションに就職。子育ての経験を活かして様々な記事を担当していたが、取材をきっかけにドルオタ化。クルマを走らせながら一人でカラオケするのが大好きで、歴...