MOBY(モビー)自動車はおもしろい!

MOBY[モビー] > ニュース > 長野県松本市で次世代EV軽バン発売!1充電243kmのビジネス&レジャーで使える「ASF 2.0」登場
ニュース

更新

長野県松本市で次世代EV軽バン発売!1充電243kmのビジネス&レジャーで使える「ASF 2.0」登場

長野県松本市において、モビリティサービスを展開するロイヤルオートサービスが、2025年8月より次世代EV軽バン「ASF 2.0」の販売を開始すると発表した。

この新製品は、単なる商用車としての枠を超え、私たちの仕事や暮らし、さらには余暇の過ごし方にまで革新をもたらす可能性を秘めた自動車である。環境負荷低減と経済性を両立させながら、ビジネスシーンにおける効率化と、プライベートにおける自由なカーライフの実現を志向する自動車愛好者にとって、注目すべき一台となるだろう。

大手企業が認める実力派EV軽バン「ASF 2.0」の基本性能

「ASF 2.0」は、すでに都市部で佐川急便やマツキヨココカラといった大手企業が導入を進めている実績を持つ。これは、その性能と信頼性が厳格なビジネスユースにおいて高く評価されている証左と言える。国産設計でありながら生産を中国で行うことで、高い品質基準を保ちつつ、優れたコストパフォーマンスを実現している点が、このEV軽バンの大きな強みである。ゼロエミッションを実現し、環境への配慮と経済性を兼ね備えた、まさに現代社会が求める「働く自動車」の理想形がここに具現化されている。

「ASF 2.0」の主要な特徴は以下の通りである。
* 一充電走行距離:243km
国内の軽EVにおいてトップクラスの走行距離を誇り、長野県内での広域な移動や、時に遠方へのツーリングを兼ねた業務にも安心して対応できる。
* 積載量:約350kg
軽バンとして十分な積載量を確保しており、多様なビジネス用途から、週末のレジャー用品の積載まで幅広く対応する。
* 充電時間:普通充電5時間/急速充電60分(最大80%まで)
CHAdeMO規格に対応した急速充電により、多忙なビジネスシーンでも効率的な充電が可能である。夜間に普通充電を行えば、翌朝には満充電で出発できるため、日常使いにも支障はない。
* 標準安全装備:衝突軽減ブレーキ、障害物警報、車線逸脱警報など
最新の安全技術が標準搭載されており、ドライバーは安心して運転に集中できる。
* 選べるボディカラー:キャンディホワイト、スカイシルバー、スカイシルバー×ブルー
ビジネスユースに適した落ち着いた色合いから、個性を表現できるツートンカラーまで選択肢が用意されている。
* 標準コネクテッド機能搭載
車両の位置情報や走行履歴をリアルタイムで把握できるため、フリート管理における業務効率化に大きく貢献する。これは法人にとって極めて大きなメリットとなるだろう。

ASF 2.0
ASF 2.0の車両側面

地域社会の未来を支えるEV軽バンの可能性

日本全体が直面する「2025年問題」は、高齢化、ドライバー不足、そして地方の物流危機といった複合的な課題を提起している。特に中山間地域が多い長野県では、これらの課題がより深刻である。このような状況下で、「ASF 2.0」のような小型かつ静粛性に優れたEV車両は、まさに地域社会の救世主となり得る存在であると認識されている。

EVは単なる移動手段に留まらず、持続可能な地域社会を築くための重要なインフラとしてその役割を拡大している。「ASF 2.0」は、地域を「足元から」支えるモビリティとして、多大な期待が寄せられている。例えば、以下のようなシーンでの活躍が想定される。
* ラストワンマイル物流: 狭い路地が多い地域でも軽快な取り回しで荷物を効率的に配送できる。
* 訪問介護: 静かで排出ガスを出さないため、住宅街での利用や早朝・夜間の訪問時にも周囲に配慮した運用が可能である。
* 移動販売: 電源ユニットを活用することで、地域の特産品や新鮮な食材をその場で調理・販売するといった、新たなビジネスモデルの創出にも繋がる。
* 農産物輸送: 畑と直売所を頻繁に行き来する際も、燃費を気にすることなく利用でき、農業従事者の負担軽減に貢献する。

軽規格サイズであるため、狭い道での取り回しが容易であり、法人、自治体、個人事業主だけでなく、幅広いユーザーにとって最適な選択肢となり得るだろう。

荷室イメージ
ASF 2.0の広々とした荷室

ビジネスとレジャーを両立する「ASF 2.0」の新しいカーライフ提案

「ASF 2.0」の魅力は、ビジネスシーンに限定されるものではない。近年、「働く自動車」の枠を超え、「暮らしを楽しむ自動車」としてのEV軽バンへの注目が高まっている。このトレンドは、自動車愛好家にとっても新たなカスタムやツーリングの可能性を広げるものである。

例えば、ベッドキットや電源ユニットを装備すれば、週末には容易にキャンピング仕様へと変貌する。自然豊かな長野県だからこそ、EVバンで雄大な景色の中へ繰り出し、キャンプや車中泊を満喫するアウトドアライフが、より身近なものとなるだろう。さらに、移動オフィスとして活用すれば、お気に入りの場所で仕事をすることも可能となり、ワークスタイルの多様化にも貢献する。

環境に配慮しつつ、自由な発想でカーライフを満喫したいと考える移住者や若年層、そして副業を検討している方々にとって、「ASF 2.0」は理想的な相棒となり得る。この自動車が、新しいライフスタイルとトレンドを牽引していくことが期待される。

可動式テーブル完備
ASF 2.0の車内、可動式テーブルが完備されている

ロイヤルオートサービスによる充実のサポート体制と販売情報

EVの導入に興味はあっても、「何から始めればよいか分からない」といった不安を抱えるユーザーも少なくないだろう。しかし、今回の販売を開始するロイヤルオートサービスは、1987年の創業以来、松本市を拠点に18店舗を展開し、地域に根差したサービスを提供してきた企業である。自動車の販売から整備、保険に至るまで、モビリティに関するあらゆる相談に対応する「生涯のパートナー」として、その信頼性は高い。

「ASF 2.0」の正規代理店となったロイヤルオートサービスは、EV導入に関する手厚いサポートを提供すると発表している。
* コンサルティング: 個々のニーズに合わせた最適なEV導入プランを提案する。
* 補助金申請支援: 国や自治体の補助金制度を積極的に活用し、導入コストを抑えるための支援を行う。
* カスタマイズ: 用途に応じたカスタムに関する相談も可能であり、ユーザーの要望に応じた車両の実現をサポートする。
* メンテナンス: 導入後も安心の充実したメンテナンス体制を完備している。

このように、導入前から導入後まで一貫したサポートが受けられる点は、ユーザーにとって非常に心強い要素である。製品価格については現時点では言及されていないが、これらの手厚いサポートと補助金制度を組み合わせることで、経済的な導入ハードルは大幅に低減されると見込まれる。

長野県における持続可能な移動のモデルケースとして、松本市から始まるこの取り組みが、やがて全国へと広がる未来への挑戦となることだろう。

ロイヤルオートサービスに関する詳細情報は、公式ホームページにて確認できる。
株式会社ロイヤルオートサービス 公式HP
https://www.royal-auto.jp/ 

車体側面
ASF 2.0の車体側面

リリース提供元:ロイヤルオートサービス

執筆者プロフィール
MOBY編集チーム
MOBY編集チーム
新型車情報やカーライフを楽しむためのお役立ち記事、車選びのポイントや豆知識など、クルマに関する幅広い情報を発信しています。

\ この記事が役に立ったらシェアしよう /

MOBYをフォローして最新記事を受け取ろう

コメント

利用規約

関連する記事

関連キーワード