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ヒョンデがフラッグシップMPVの新型EV「スターリア エレクトリック」を世界初公開!

Hyundaiは、ブリュッセル・モーターショーで、フラッグシップMPV(多目的車)の完全電気自動車モデル「STARIA Electric(スターリア エレクトリック)」を世界初公開した。この新製品は、2026年上半期に韓国と欧州で発売が予定されており、その後グローバル市場へ展開される見込みである。STARIA Electricは、ゼロエミッション・モビリティと人間中心のデザインを融合させ、自動車愛好者やモータースポーツファンに向けて、これまでのEVやMPVの概念を刷新する新たな移動体験を提供する。家族での利用、ビジネス送迎、レジャー活動など、多様なニーズに応えることを目指している。

Hyundai STARIA Electricが提案する新時代のモビリティ

Hyundaiの新型EV MPV「STARIA Electric」は、モビリティの未来に大きな一歩を踏み出すモデルとして注目されている。同社は、単なる移動手段に留まらず、まるで動くラウンジのような空間を提供し、ユーザーの多様なライフスタイルに寄り添うことを目指している。この車両は、EV(電気自動車)としての高い環境性能と、MPVとしての実用性を高次元で両立させている点が特徴である。自動車市場において、EVモデルの選択肢が広がる中、STARIA Electricは特に多人数乗車や多目的利用を重視するユーザーにとって、魅力的な選択肢となるだろう。

「Inside-Out」デザイン哲学が創出する広大な室内空間

STARIA Electricの最大の特長の一つは、その解放感あふれる広大な室内空間である。Hyundai独自の「Inside-Out(インサイド・アウト)デザイン哲学」(まずキャビンでの体験を最優先に考え、そこから外観をデザインする哲学)が採用されている。これにより、フラットフロア、ゆとりのある室内高、そして広大なガラスエリアが実現され、まるで移動するラウンジのような空間が生まれるとメーカーは説明している。この設計思想は、乗員が心からリラックスできるよう計算され尽くしたものであり、日々の通勤から家族旅行、ビジネス送迎、さらにはレジャー活動まで、多様なニーズに柔軟に対応することを可能にしている。EV専用デザインとして、フロント部は空気取り入れ口を持たないクローズドデザインを採用し、未来的な印象とともに空力性能も向上させている。

多彩なシートアレンジと豊富なカラーオプション

STARIA Electricは、お客様のライフスタイルに合わせて2種類のシートバリエーションを展開する。7人乗りLUXURYモデルは、家族やレジャー用途に最適であり、ゆったりとしたレッグルームとヘッドクリアランス、そしてフレキシブルなシートレイアウトが特徴である。このモデルでは、最大435リットルのラゲッジ容量を確保している。一方、9人乗りWAGONモデルは、大家族やグループ、シャトルサービス向けに設計されており、3列目シート後方には最大1,303リットルという広大なラゲッジ容量を実現している。これにより、移動と貨物スペースのバランスを瞬時に調整できる。インテリアカラーは、アビスブラックパール、クリーミーホワイト、クラッシーブルーパールなど8色が用意されており、エクステリアカラーはモノトーン(ブラックモノトーン)と、ブラック/エクリュベージュ2トーンなど4種の2トーンカラーが選択可能である。

EVならではの高性能パワートレインと走行性能

STARIA Electricは、電気自動車ならではのパワフルかつ静かな走行性能を両立している。高性能パワートレインとして、84kWhのリチウムイオンバッテリーと160kW(218PS)のモーターを搭載し、最大トルクは350Nmを発揮する。駆動方式は前輪駆動(FWD)である。特筆すべきは、Hyundaiの高性能EVで実績のある先進の800Vシステム(高電圧システム)を搭載している点である。このシステムは、急速充電と安定した出力供給を可能にし、日常使いから長距離移動まで、信頼性の高いパフォーマンスを約束する。電動パワートレインは、キャビン内の騒音と振動レベルを大幅に低減し、さらにサスペンション構造の強化と吸音材の追加により、特に長距離移動や高速走行時において、移動時間が上質な時間へ昇華されるとメーカーは説明している。充電と航続距離については、WLTP推定で最大400kmの航続距離を実現し、これは同クラスの電動MPVの中でもトップレベルの性能である。急速充電では、最適な条件下でわずか約20分で10%から80%まで充電可能であり、長距離ドライブ中の休憩時間における利便性が高い。自宅や職場での日常的な充電には、11kW AC(交流)オンボードチャージャーが利用できる。また、寒冷地での使い勝手を考慮し、ヒーター付き充電ポートカバーも備わっている。

多彩な機能で広がるモビリティ体験

STARIA Electricは、単に人を運ぶだけでなく、多目的に活用できる機能が満載である。V2L(Vehicle-to-Load、車両から外部機器へ給電する機能)機能は、車内外で使用可能であり、キャンプでの家電製品の使用や野外での工具の充電、レジャー用品への給電など、外部インフラに頼らずに車両のバッテリーから直接電力を供給できる。この機能は、ユーザーのライフスタイルを豊かにするだろう。先進のコネクテッド機能として、Connected Car Navigation Cockpit (ccNC)(高速応答性のAVNTや車両設定など、主要機能が集約されたシステム)を搭載する。また、OTA(Over-the-Air、無線によるソフトウェア更新)アップデートにより、車両の主要な電子制御に関連する機能を常に最新の状態に保つことができ、ディーラーへの入庫の手間を減らす。ワイヤレスApple CarPlay / Android Autoにも対応しており、ケーブル不要でスマートフォンをシームレスに連携させ、ナビ、音楽、メッセージなどの情報をセンターディスプレイで直感的に操作できる。さらに、日常を便利にする機能として、スマートフォンが車の鍵となるデジタルキー、シフトレバーがステアリングコラムに配置されセンターコンソールのスペースが広がるコラムマウント式シフト・バイ・ワイヤ、ドライバーが振り返ることなく後席の乗員を見守り会話できる後席ビュー&トーク機能などが装備されている。

「Hyundai SmartSense」による全方位の安全性能

STARIA Electricは、大切な家族やゲストを乗せるMPVとして、安全性能にも妥協がない。Hyundaiが誇る先進運転支援システム(ADAS: Advanced Driver-Assistance Systems)である「Hyundai SmartSense(ヒョンデ スマートセンス)」を搭載し、あらゆる走行シーンでドライバーを強力にサポートする。ドライバーの負担を軽減する機能として、交差点での対向車や正面の対向車との衝突リスクを低減する前方衝突回避支援、高速道路での長距離移動時に車線の中央を保ちドライバーの疲労を軽減する車線維持支援(LKA)と車線逸脱防止支援(LFA)がある。また、アダプティブ・クルーズ・コントロールと車線ガイダンスを組み合わせ、高速走行時のドライバーの負担を大幅に軽減する高速道路走行支援(HDA)、前方の車両に合わせて速度を自動調整するスマートクルーズコントロール(SCC)、速度標識を読み取り制限速度内での走行をサポートするインテリジェント速度制限補助(ISLA)が備わる。駐車や車線変更の不安を解消する機能としては、死角にいる車両との衝突を回避するブラインドスポット衝突回避支援(BCA)、狭い駐車スペースでも360度カメラビューで安心を提供するサラウンドビューモニター(SVM)、後退時に横切る交通を警告し必要に応じてブレーキを作動させる後方交差衝突回避支援(RCCA)が搭載されている。

価格と発売情報

現時点では、STARIA Electricの具体的な価格は未発表である。しかし、革新的な技術、広大な室内空間、そして充実した先進機能を考慮すると、高い価値を持つ一台となることが予想される。発売は2026年上半期に韓国と欧州から開始され、その後グローバル市場へ展開される予定である。日本での販売時期や価格については、今後のHyundaiの公式発表に注目が必要である。

項目詳細
発売日2026年上半期(韓国、欧州)
価格未発表
対象市場韓国、欧州(その後グローバル展開)

Hyundai Motor Groupのブランドビジョン

この革新的なSTARIA Electricを生み出したHyundai Motor Groupは、1967年に韓国で設立されたHyundai Motor Companyを中核とする。同社は「Progress for Humanity(人類のための進歩)」というブランドビジョンを掲げ、単なる自動車メーカーからスマートモビリティ・ソリューション・プロバイダーへの転換を加速させている。ロボティクス、Advanced Air Mobility(AAM)、水素燃料電池や電気自動車技術を搭載したゼロエミッション車の開発といった先進技術への積極的な投資は、彼らが未来を見据え、持続可能な社会に貢献しようとする強い意志の表れである。今回のSTARIA Electricの発表も、そのミッションの一環として、世界中の顧客に持続可能で人間中心のモビリティソリューションを提供しようとする彼らの挑戦の証と言える。

STARIA Electricは2026年上半期に韓国と欧州で登場予定であり、広大な室内空間とEVならではの利便性、先進機能を求める多種多様なライフスタイルのユーザーに適している。最新情報はHyundaiの公式サイトで確認できるため、購入を検討する際には動向を注視することが推奨される。

リリース提供元:Hyundai Mobility Japan 株式会社

執筆者プロフィール
MOBY編集部
MOBY編集部
新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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