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《車好きからは理解不能》多発する歩行者や自転車の首都高「誤進入」原因と対策
フードデリバリー自転車や原付バイクの”誤進入”も多い
近年はCOVID-19(新型コロナウイルス)が流行している影響で、自宅で食事を楽しむ”中食”がブームです。中食ブームと同時に、「Uber Eats」や「出前館」をはじめとした個人での「フードデリバリー」(食事配達)をする人が急増しています。
フードデリバリーで使われる車両で見かける機会が多いのが、50ccのエンジンを搭載した2輪や3輪の原付バイク、ロードバイクタイプの自転車です。
配達スタッフは、スマートフォンでダウンロードしたマップアプリを使っていることも多いようですが、こうしたアプリを使用していると、車両の種類を問わずに高速道路への進入を促すケースがあるとのこと。
「地図アプリの指示通りに自転車や原付バイクを走らせて、気が付いたら高速道路に進入にしていた」ということも珍しくないようです。
また、首都高が公表しているデータを見てみると、原付バイクに関してはCOVID-19の流行以前から誤進入は存在していました。
フードデリバリーを行う人々の増加だけが原因ではなく、アプリの案内に従ったまま運転していた、あるいはドライバーが「125cc以下のバイク、軽車両(自転車)は高速道路を利用できない」の交通ルールを認識していないことも要因と考えられるでしょう。
首都高では、「自動車専用道路」「車両進入禁止」をはじめとした通常の交通標識に加えて、独自の看板を設置したり、路面を色で区別して進行方向をわかりやすくしたりする対策を行っています。
加えて近年では、自動車や原付バイクのドライバー向けに誤進入の注意喚起を行うため、チラシやポスター、動画を作成し、配布や配信をおこなっているそうです。
歩行者ならお酒を飲みすぎない、自転車や原付バイクならマップアプリを使う際でも”高速道路・有料道路を利用しない”などの設定にするなど、高速道路へうっかり入ってしまわないように対策を行いましょう。
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- 執筆者プロフィール
- 長谷川 優人
- 1990年生まれ。30代突入と同時期にライター業を開始。日常系アニメと車好き。現在所有はワゴンR(MH95S)。アニメ作品の聖地巡礼などで、各地へドライブに出かける。