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《車好きのロマン》自分でガレージって作っても違法にならない?
ガレージで過ごす時間というのは、クルマやバイク好きにとって至福の時です。サンデーメカニックのピットとして活用しても良いですし、ディーラーのようにクルマをディスプレイしショーアップを行ったり、テーブルセットなどを用意してリビング的に楽しんでも良いでしょう。
私は長らく『GarageLife』という雑誌を作っています。創刊からかれこれ25周年を迎えた長寿媒体であり、年間50件からのガレージへ訪問していますが、どれ一つとして同じ物はありません。
しかし、戸建ての自宅の庭などにガレージを自分で建てることに、問題はないのでしょうか?
ガレージを自作すること自体は違法ではない
結論から言うと、『建築確認申請』を出し、建築確認を受け、確認済証の交付を得ることができれば問題はありません。また、10平方メートル以下の場合には確認申請は不必要なので、軽自動車1台分やバイクガレージであれば何とか作ることができるかもしれません。
そもそもガレージと言っても、住宅の中にガレージ部分を設ける「ビルトインガレージ」というガレージハウススタイル、別棟ガレージでは稲葉製作所やヨド物置などが販売するスチールガレージや、木造ならば2×4や在来工法のものなど、多岐にわたり存在します。
ハウスメーカーや工務店などに依頼し建ててもらうことがほとんどですが、なかにはDIYで自作ガレージを建てる人もいます。自作ガレージであれば、あらかじめカットされたスチールや木材で構成されるキットガレージにチャレンジするのもよいでしょう。
プロへ依頼するにしろ自作するにしろ、10平方メートル以下の建造物を作る際には、確認済証の交付を得られれば、違法にはあたりません。
- 執筆者プロフィール
- 小松 男
- 幼少時からクルマ、バイクをはじめ乗り物全般の運転を好み、社会人になり中古車業を営むも上手くいかず業界から離脱。その後は出版社に勤め、幅広く雑誌媒体を手掛ける。こだわりがないというこだわりを掲げる昭...